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さあ、本を読もう!
毎週金曜日に大阪府広報担当副知事もずやん公式X(旧ツイッター)(外部サイトへリンク)で、主に中高生を対象とした本の紹介をしています。
本ページでは、X(旧ツイッター)で紹介した本をまとめて掲載しています。
「さあ、本を読もう!」(府公式X(旧ツイッター))で紹介した本
第151回(令和4年7月29日)に紹介した本
『あん』
ドリアン助川:著
ポプラ社
ジャンル:文学(小説・物語)
千太郎が店長を務めるどら焼き店の求人を見てやってきたのは、徳江という高齢の女性だった。
「あん」作りの名人である彼女を雇うことで、店は繁盛し始めるのだが…。
壮絶な人生を送ってきた徳江が、千太郎に伝えようとした、「生きる意味」とはなにか?
第152回(令和4年8月5日)に紹介した本
『世界とキレル』
佐藤まどか:著
あすなろ書房
ジャンル:文学(小説・物語)
母の策略により、サマースクールに送りこまれた中学2年生の舞。
デジタル・デトックスのためスマホが取り上げられ、スマホを世界とつながる窓だと思っている舞は、耐え切れず脱走を試みるが…。
仲間との交流や奥深い山中での生活で成長する主人公に注目!
第153回(令和4年8月12日)に紹介した本
『ホワット・イフ? Q1 野球のボールを光速で投げたらどうなるか』
ランドール・マンロー:著、吉田三知世:訳
ハヤカワ文庫NF
ジャンル:自然科学(自然科学)
副題にあるような、突拍子もない質問に、元NASAの異色の経歴を持つコミック作家が、物理と数学、そして、たっぷりのユーモアとイラストで答える!
現実には決してマネできない、壮大な思考実験が面白く、気軽に科学を楽しめる一冊です。
第154回(令和4年8月19日)に紹介した本
『俳句部、はじめました』
神野紗希:著
岩波書店
ジャンル:文学(詩歌)
8月19日は、語呂合わせから、「俳句の日」や「俳句記念日」とされています。
…ということで、今回の本は、俳句の入門書!
高校生の時に俳句と出会った、という著者が、その魅力や作り方を教えてくれます。
この機会に、作句にチャレンジしてみてください♪
第155回(令和4年8月26日)に紹介した本
『世界でいちばん長い写真』
誉田哲也:著
光文社文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
親友が転校してしまい、元気がない宏伸。学校でもうまくいかないし、特にやりたい事もない。
そんなある日、不思議なカメラと出合う。それは、長~い写真が撮れるカメラだった…。
あなたには、残しておきたい風景や忘れたくない思い出はありますか?
第156回(令和4年9月2日)に紹介した本
『教室に並んだ背表紙』
相沢沙呼:著
集英社
ジャンル:文学(小説・物語)
クラスへの違和感や未来への不安、同級生への劣等感など…悩みを抱える中学生6人の連作短編集。
学校の図書室を舞台に、読書が好きな少女も嫌いな少女も、読書との出会いで変わっていく心模様が描かれています。
ぜひお気に入りの1人を見つけてください!
第157回(令和4年9月9日)に紹介した本
『あずかりやさん』
大山淳子:著
ポプラ社
ジャンル:文学(小説・物語)
「一日百円で、どんなものでも預かります」。心やさしい店主が営む不思議なお店「あずかりやさん」。
お客さんが持ち込む「あずけもの」に隠された、さまざまな事情とは?
登場人物(人間以外も!?)それぞれの思いと秘密が交差する心温まる物語です。
第158回(令和4年9月16日)に紹介した本
『増補新版 生き抜くための数学入門』
新井紀子:著
新曜社
ジャンル:自然科学(数学)
現代社会で必要な、「なぜ?」と問う力と、物事を「…とは」と定義し、論理的に考える力を身につけるための数学入門書。
学生の頃から数学が苦手だという数学者が、数学とうまくつき合う方法を教えてくれます。
数学嫌いの人も、ぜひ、読んでみてください!
第159回(令和4年9月30日)に紹介した本
『ピンポンさん』
城島充:著
KADOKAWA/角川文庫
ジャンル:芸術・美術(スポーツ・体育)
世界卓球で通算12個の金メダルを獲得した、「ミスター卓球」こと荻村伊智朗さんって知っていますか?
目標に向かって果敢にチャレンジし続ける荻村さんの波瀾万丈な人生が描かれています。
その決断力と行動力に勇気をもらえるかも!
第160回(令和4年10月7日)に紹介した本
『蒼林堂古書店へようこそ』
乾くるみ:著
徳間書店
ジャンル:文学(小説・物語)
10月7日はミステリー記念日で、10月は古書月間とされています。
ということで、今回は、ミステリ専門の古書店が舞台の小説です。
日常のささやかな謎を解き明かしていく連作短編集で、ミステリー小説のガイドにもなっています。
最後はほっこり♪
第161回(令和4年10月14日)に紹介した本
『シャーロック・ホームズの冒険』
コナン・ドイル:著、延原謙:訳
新潮文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
1892年10月14日に、ホームズシリーズ第一短編集が刊行。
新潮文庫版には原著にある12編のうち10編を訳して収録。
全訳は全集やその他の出版社等から出ています。
ホームズの観察力と推理がすごくて、なんでそんなことが分かるの?と思ってしまう♪
第162回(令和4年10月21日)に紹介した本
『お菓子の箱だけで作るすごい空箱工作』
はるきる:著
ワニブックス
ジャンル:芸術・美術(工芸)
ココアシガレットの紳士など、お菓子の箱で作った工作が色々載っています。
ココアシガレットと言ったら、今、ココアシガレットドリンクのパッケージについてるQRコードから、絵本が読めますよ♪
第163回(令和4年10月28日)に紹介した本
『本を守ろうとする猫の話』
夏川草介:著
小学館文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
祖父が遺した古書店で本の整理をしていた林太郎は、人間の言葉を話す猫と出会う。
力を借りたいという猫とともに、4つの迷宮の主たちと、本についての議論をしていくが…。
読書週間(10月27日から11月9日)に、本が持つ力について、考えてみませんか?
第164回(令和4年11月4日)に紹介した本
『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』
福井県立図書館:編著
講談社
ジャンル:総記(図書館・図書館情報学)
「お尋ね本」は図書館まで!図書館利用者が覚え違えたタイトルから、司書が導き出した正しい書名を集めたら、シュールで面白い「覚え違い」がいっぱい!
正確にタイトルを覚えていない本でも、図書館では探し出してくれるかも☆
こんな風に図書館を気軽に利用してください♪
第165回(令和4年11月11日)に紹介した本
『キーパー』
マル・ピート:著、池央耿:訳
評論社
ジャンル:文学(小説・物語)
11月11日はサッカーの日!来週からW杯が開幕‼今回は、サッカーを題材とした本を紹介します♪
貧しい少年が、世界最高といわれるキーパーになった。
W杯を勝ち取ったばかりのキーパーが、対談したスポーツ記者に語った信じがたい秘密とは…。
第166回(令和4年11月18日)に紹介した本
『サッカーの神様をさがして』
はらだみずき:著
KADOKAWA/角川文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
現地時間で11月20日(日曜日)からFIFAワールドカップが開幕‼
今週もサッカーが出てくる本を紹介します!
入学した新設校にはサッカー部が存在しなかった。主人公は部の創設に奔走し、個性的な仲間達と出会うが…。サッカーの神様とは?
第167回(令和4年11月25日)に紹介した本
『夜のピクニック』
恩田陸:著
新潮文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
夜を徹して80キロを歩き通すという、高校最後の一大イベント、歩行祭。
親しい仲間と語らいながら歩き続けることで、主人公達の誰にも言えなかった想いが明かされていき、奇跡のような出来事が…。
しんどそうだけど、忘れられない思い出になりそう♪
第168回(令和4年12月2日)に紹介した本
『有頂天家族』
森見登美彦:著
幻冬舎文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
タヌキの名門・下鴨家の三男、矢三郎は、一族の誇りをかけて京都中を駆け回る。
しかし、今日もまたタヌキと天狗と人間が入り乱れての化かし合いが始まって…。
矢三郎の口ぐせは「面白きことは良きことなり!」。にぎやかでキュートなファンタジー小説です♪
第169回(令和4年12月9日)に紹介した本
『ショートショート美術館 名作絵画の光と闇』
太田忠司・田丸雅智:著
文藝春秋
ジャンル:文学(小説・物語)
1つの絵画から生まれる2つの物語。ゴッホ、モネなど古今東西の10の名画をテーマに、作家2人がショートショートを競作。
同じ絵を題材にしていても、書き手が違えば全く違うお話になります。
「風神雷神図屛風」など、日本の絵も出てきます♪
第170回(令和4年12月16日)に紹介した本
『家守綺譚』
梨木香歩:著
新潮文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
それは、ほんの百年すこし前の物語…。早世した友人の実家の「家守」を任された駆け出し作家は、四季おりおりの自然の中で暮らし、その周りで出没する不思議な者達と交流を重ねる。物事に対する主人公のやわらかな視線に、心温まるような優しい物語です♪
第171回(令和4年12月23日)に紹介した本
『ステップファザー・ステップ』
宮部みゆき:著
講談社
ジャンル:文学(小説・物語)
12月23日はミステリ作家、宮部みゆきさんの誕生日♪
哲と直は中学生の双子の兄弟。2人きりで暮らす家に、ある日、屋根から泥棒が落ちてきた!
疑似親子になった3人を巻き込む不思議な事件や出来事。
ハートウォーミングな連作ミステリーです‼
第172回(令和5年1月6日)に紹介した本
『タスキメシ』
額賀澪:著
小学館文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
長距離選手だった早馬は、大けがのリハビリ中に、料理研究部の都と出会い、料理に没頭。
同じ陸上部の弟等が復帰を望むも、引退を宣言する。そんな中、駅伝大会がスタートし…。
登場人物それぞれの熱い想いが交錯する、新年の始まりにぴったりの物語です。
第173回(令和5年1月13日)に紹介した本
『翼を持つ少女 BISビブリオバトル部』
山本弘:著
東京創元社
ジャンル:文学(小説・物語)
SF小説が大好きな空は、同級生に誘われ、ビブリオバトル部に入部。
張り切ってデビュー戦に臨むが…。ビブリオバトルは、本を紹介しあう知的ゲーム。
それぞれ得意分野を持つ部員の発表はリアルで、読めば、自分も観戦している気持ちになれるかも!?
第174回(令和5年1月20日)に紹介した本
『氷菓』
米澤穂信:著
KADOKAWA/角川文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
『氷菓』という題名の文集に秘められた真実とは-。省エネがモットーの奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に巻き込まれながら、日常に潜む謎を次々と推理していく…。
映像化もされた直木賞作家のデビュー作。日常の謎系ミステリの入門にぜひ!
第175回(令和5年1月27日)に紹介した本
『龍のすむ家』
クリス・ダレーシー:著、三辺律子:訳
竹書房文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
デービットが見つけた下宿は、静かな一軒家。家中に女主人リズが作った陶器の龍が置かれていた。
デービットは、龍たちが生きているような錯覚を覚えながら、リズの娘ルーシーの、灰色りす救出作戦
を手伝うことに…。ミステリアスな英国ファンタジーです。
第176回(令和5年2月3日)に紹介した本
『一鬼夜行』
小松エメル:著
ポプラ社
ジャンル:文学(小説・物語)
節分に「鬼」が出てくる小説を紹介♪明治の初め、鬼の如くいかつい顔をした商人・喜蔵の家の庭に、不思議な力を持つ少年が落ちてきた!自らを「百鬼夜行からはぐれた鬼だ」と言う小春と同居を始めた喜蔵だが、次々と起こる妖怪沙汰に悩まされることに…。
第177回(令和5年2月10日)に紹介した本
『チョコレート語辞典 チョコレートにまつわることばをイラストと豆知識で甘~く読み解く』
Dolcerica 香川理馨子:著、千住麻里子:監修
誠文堂新光社
ジャンル:技術・工学・工業(製造工業)
バレンタインデー直前!今回の本は、チョコレートがテーマです☆
チョコレートの歴史や作り方、映画や文学との関係など、チョコレートに関するあれこれを、チョコレート大好きな著者がイラストとともに解説。見ているだけで食べたくなってしまうかも♪
第178回(令和5年2月17日)に紹介した本
『君を一人にしないための歌』
佐藤青南:著
大和書房
ジャンル:文学(小説・物語)
過去の大失敗をきっかけにドラムをやめた僕は、ボーカル志望の七海に強引に誘われ、ベーシストの凛とともにバンドを組むことになった。
ギタリストの募集をかけるも、候補者それぞれが何らかの問題を抱えていて…。
いつになったら演奏できるの!?
第179回(令和5年2月24日)に紹介した本
『甘栗と金貨とエルム』
太田忠司:著
KADOKAWA/角川文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
2月24日は作家の太田忠司さんの誕生日!高校生の甘栗晃は、探偵だった父親の案件を引き継ぐことに。依頼は小学生の母親探し。
父の残した手帳を手がかりに調査していくのですが…。
悩みながらも真相に迫っていく、甘栗君を応援したくなります♪
第180回(令和5年3月3日)に紹介した本
『空より高く』
重松清:著
中央公論新社
ジャンル:文学(小説・物語)
廃校が決まった高校で卒業を控えた最後の生徒たちの「終わり」に満ちた平凡な毎日が、熱血教師・ジン先生の「レッツ・ビギン!」のかけ声に乗せられて、少しずつ変わっていく…。
新しい一歩を踏み出す時に勇気をくれる、おすすめの一冊です!
第181回(令和5年3月10日)に紹介した本
『虎と月』
柳広司:著
文春文庫 文藝春秋
ジャンル:文学(小説・物語)
父は虎になった。いつかは、ぼくも…?真相を探るため、少年は旅に出た。
中国の古典を題材とした中島敦の名作『山月記』。
何度も読み返してきた、という著者が新たに描く、「その後」の物語。
こんな形でまた新しいお話が生まれるって、面白いですね♪
第182回(令和5年3月17日)に紹介した本
『アーモンド』
ソン・ウォンピョン:著、矢島暁子:訳
祥伝社
ジャンル:文学(小説・物語)
アーモンド(扁桃体)が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができないユンジェ。
彼の前にもうひとりの“怪物”が現れて…。
他人の感情がわからない少年と、激しい感情を持つ不良少年、2人の成長物語です。
2人がどう変わったかは、読んで確かめてください!
第183回(令和5年3月24日)に紹介した本
『with you』
濱野京子:著
講談社
ジャンル:文学(小説・物語)
受験を控え、家族との関係に悩む日々を送る悠人が、夜の公園で出会った少女・朱音。
彼女は、母親の介護や家事を担う「ヤングケアラー」だった。
悠人は彼女の力になりたいと思うようになって…。
お互いを気にかけ、大切に想う気持ちって大事ですよね♪
第184回(令和5年3月31日)に紹介した本
『アレグロ・ラガッツァ』
あさのあつこ:著
朝日新聞出版
ジャンル:文学(小説・物語)
中学でフルートに挫折した美由が高校で出会った、大人びた久樹(くき)さんと人懐っこい菰池(こいけ)くん。
吹奏楽はもうやらないと決めてたのに、2人に巻き込まれ、その気持ちも揺れ動き…。
始まりの予感にわくわくする、元気の出る物語です♪
第185回(令和5年4月7日)に紹介した本
『春期限定いちごタルト事件』
米澤穂信:著
東京創元社
ジャンル:文学(小説・物語)
小鳩君と小佐内さんは、慎ましい小市民になるべく互いに協力しあう関係。
だけど、2人の前にはいつも奇妙な謎が…。小鳩君は、その度に、目立ちたくないのに謎を解くことになってしまう。
2人は理想の自分になれるのでしょうか?シリーズ1作目です!
第186回(令和5年4月14日)に紹介した本
『水を縫う』
寺地はるな:著
集英社
ジャンル:文学(小説・物語)
学校で手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている男子高校生・清澄は、かわいいものが苦手な姉のためにウェディングドレスを手作りしようとするのだが…。世の中の普通や当たり前を問い直す、6人の家族の物語。
寝屋川市を舞台にした小説です♪
第187回(令和5年4月21日)に紹介した本
『万葉と沙羅』
中江有里:著
文藝春秋
ジャンル:文学(小説・物語)
単位制の通信制高校に入学した沙羅は幼馴染の万葉に再会。本好きの彼に刺激され、新しい本に出会っていくが…。
実際の本もたくさん出てくる、連作短編集です♪
4月23日は子ども読書の日。この機会に、図書館や本屋さんに出かけてみませんか?
第188回(令和5年4月28日)に紹介した本
『銀河鉄道の父』
門井慶喜:著
講談社
ジャンル:文学(小説・物語)
宮沢賢治の生涯を父・政次郎の視点で描いた小説。
賢治は家業を継がず、親に甘えながら夢を追うのですが…。
そんな息子に、政次郎は厳格であろうと努めるも、賢治のためと、つい甘やかしてしまうんですよね。
第158回直木賞の受賞作です。
第189回(令和5年5月12日)に紹介した本
『ハトはなぜ首を振って歩くのか』
藤田祐樹:著
岩波書店
ジャンル:自然科学(自然科学)
5月10日から16日は愛鳥週間!
ハトは首を振って歩きますが、あの動きは何でしょうか?
首振りは1歩に1回決まったタイミングで行われるらしいですよ!
この本では、首振りの謎に徹底的に迫っていて、複雑な理由があることが分かります。
愛鳥週間に鳥についての本を読んでみてはいかがでしょうか?
第190回(令和5年5月19日)に紹介した本
『ボクサー』
ハサン・ムーサヴィー:作
トップスタジオHR
ジャンル:絵本
5月19日はボクシングの日!
父の形見のグローブをはめ、昼も夜もなんでも打ったボクサー。
何年も過ぎ、打つものが何もなくなったある日、彼は「父のこぶしを動かしていたのは何だったのか」と考えた。
色鮮やかでパワフルな絵が目に飛び込んでくる、イランの絵本です!
第191回(令和5年5月26日)に紹介した本
『小説ちはやふる 中学生編1』
時海結以:著、末次由紀:原作・イラスト
講談社
ジャンル:文学(小説・物語)
「かるたを続けてたら、また絶対会える」新(あらた)と交わした約束を胸に、中学に入学した千早と太一。
千早はかるた仲間を探そうとするが、空回りばかり。太一は秀才ばかり集まる中学校で自分の限界を知る…。
原作になかった中学時代を描いた小説です!
第192回(令和5年6月2日)に紹介した本
『バラの物語 いにしえから続く花の女王の運命』
ピーター・E.クキエルスキー:著
グラフィック社
ジャンル:自然科学(自然科学)
「ロ(6)ーズ(2)」の語呂合わせで、6月2日は「ローズの日」。
この本ではバラの起源を3500万年前までさかのぼって、バラの魅力と謎を解明しています。
アート、医学、香水、料理などいろいろな分野で使われているバラの奥深さに触れられる一冊です。
第193回(令和5年6月9日)に紹介した本
『夏への扉』
ロバート・A.ハインライン:著
早川書房
ジャンル:文学(小説・物語)
親友と恋人に裏切られ、発明までだましとられた主人公は冷凍睡眠で30年後の未来へ送りこまれてしまう…。
目覚めた未来で、失ったものを取り戻すことができるのでしょうか?
主人公の愛猫、ピートも活躍するSF小説。猫好きの方にもおすすめです。
明日6月10日は時の記念日。タイム・トラベルを扱ったSF小説を読んでみませんか?
第194回(令和5年6月16日)に紹介した本
『まるまるの毬』
西條奈加:著
講談社
ジャンル:文学(小説・物語)
6月16日は和菓子の日。
親子三代で菓子を商う「南星屋」が舞台の小説です。
主人の治兵衛は武士の身分を捨て、職人となり、全国各地で修行をした過去を持ちます。
菓子作りを通してお互いを思いやり、家族の絆を感じる物語。
読むと、思わず和菓子が食べたくなる一冊です!
第195回(令和5年6月23日)に紹介した本
『春琴抄』
谷崎潤一郎:著
KADOKAWA
ジャンル:文学(小説・物語)
春琴、ほんとうの名は鵙屋(もずや)琴、道修町の薬種商の娘 琴は失明するが琴三絃の稽古を励み、名手となります。
奉公人の佐助はひたすら春琴に献身します。
90年前、1933年6月に発表された、大阪が舞台の小説です。
少彦名神社(大阪市中央区)には、文学碑が建っていますよ♪
第196回(令和5年6月30日)に紹介した本
『サクリファイス』
近藤史恵:著
新潮社
ジャンル:文学(小説・物語)
ツール・ド・フランス2023が明日(2023年7月1日)から開幕!
これに合わせ、ロードレースの世界が舞台の青春ミステリーをご紹介します。
白石誓はプロの自転車ロードレースチームに所属し、各地を転戦していました。
エースの勝利のために走るアシストとして尽力しますが、ヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇しています。
レース中の駆け引きなど、ロードレースの魅力あふれた一冊です。
第197回(令和5年7月7日)に紹介した本
『ねがいごと』
田丸雅智:著、廣嶋玲子:著、吉野万理子:著、楠木誠一郎:著、河合二湖:著、恒川光太郎:著、戸森しるこ:著
静山社
ジャンル:文学(小説・物語)
7月7日は七夕。みんなの願いごとが叶うといいですね♪
この本は7名の作家が書き下ろした、7つの「願い」の物語を集めたアンソロジーです。
境遇の違う少年と少女の出会いを描いた「夏と百花とカルピスと」(戸森しるこ)など様々な物語を楽しめます☆
第198回(令和5年7月14日)に紹介した本
『恐竜まみれ』
小林快次:著
新潮社
ジャンル:自然科学(自然科学)
著者は「ダイナソー小林」の異名を持ち、テレビ・ラジオでも活躍する恐竜学者です。
アラスカ、ゴビ砂漠、日本などでの発掘の体験を語っています。
グリズリーと遭遇したり、発掘は命がけになることも・・・。
読むと、恐竜の化石を見る目が変わる一冊です。
第199回(令和5年7月21日)に紹介した本
『なんででんねん天満はん』
今江祥智:ぶん、長新太:え
童心社
ジャンル:絵本
もうすぐ、天神祭!
2023年は「コロナ禍以前の完全な形」での開催らしいですよ!楽しみですね♪
今回紹介するのは、天神祭の由来や祭りの様子を物語仕立てで紹介した絵本です。
花火やお囃子のにぎやかさが伝わってきます!
絵本でも、天神祭を楽しんでみませんか?
第200回(令和5年7月28日)に紹介した本
『浪花少年探偵団』
東野圭吾:著
講談社
ジャンル:文学(小説・物語)
7月28日は「な(7)に(2)わ(8)」の語呂合わせで、「なにわの日」!
今回は記念すべき、200回目の紹介です!
主人公は小学校の教師、竹内しのぶ。
しのぶセンセは大阪の下町育ちで、口も早いし手も早い。
事件を解決するため、センセと教え子探偵団が大活躍します!
ちょっと昔(単行本は1988年出版)の大阪が舞台の明るく、少し切ない短編集です。
大阪弁の会話も魅力的ですよ♪
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