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さあ、本を読もう!(バックナンバー第1回から第50回)
毎週金曜日に大阪府広報担当副知事もずやん公式ツイッター(外部サイトへリンク)で、主に中高生を対象とした本の紹介をしています。
本ページでは、ツイッターで紹介した本をまとめて掲載しています。
ツイッターで紹介した本(バックナンバー第1回から第50回)
第1回(平成30年9月21日)に紹介した本
『大阪府謎解き散歩 大阪城・通天閣・八百八橋から、食いだおれ・だんじり祭まで』
橋爪紳也:編著
KADOKAWA
ジャンル:歴史・世界史・文化史(地理・地誌・紀行)
みなさん、大阪について、どんなこと知ってますか?読めば、歴史や文化など、色々なテーマに関する大阪の謎について知ることができるかも。数ページずつ、まとめられてるから、目次を見て気になる謎から読んでみるのも楽しそう。
第2回(平成30年9月28日)に紹介した本
『ドロップアウトのえらいひと』
森永博志:著
東京書籍
ジャンル:歴史・世界史・文化史(伝記)
ドロップアウトの衝動に身をまかせて、それぞれの生き方を見つけた49人の男たちの話です。自分たちにも、そんな衝動がおとずれるときがくる・・・かもしれない。
第3回(平成30年10月5日)に紹介した本
『かがみの孤城』
辻村深月:著
ポプラ社
ジャンル:文学(小説・物語)
☆第3回大阪府中高生ビブリオバトル大会高校生チャンプ本☆
不登校の子ら7人が集められた鏡の中にある、お城。そのお城では何でも願い事が叶う鍵が隠されており、2つのルールを守って、見つけた子の願いを1つだけ叶えてくれる。最後は張り巡らされた謎をすっきりと解決し、最後には感動してしまうミステリー。
第4回(平成30年10月12日)に紹介した本
『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』
ドリヤス工場:著
リイド社
ジャンル:芸術・美術(絵画・書・書道)
文学作品って、なんか聞いただけで難しそうですよね。でも、この本は文豪が書いた名作を水木しげる先生風タッチの漫画10ページ程で読むことができるんです。この本で気になった文学作品があれば、原作も読んでみてはいかが。
第5回(平成30年10月19日)に紹介した本
『マスカレード・ホテル』
東野圭吾:著
集英社文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
連続殺人事件を捜査している刑事さんが、ホテルに潜入し、事件を阻止するミステリー。「マスカレード」=「仮面舞踏会」。ホテルマンに化けるから仮面、と思わせといて、実はそれだけではない!?
「マスカレード」に隠された意味とは。
第6回(平成30年10月26日)に紹介した本
『最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵』
椹野道流:著
角川文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
☆『第11回あなたのおすすめ本のPOP広場』(高校生の部)最優秀賞受賞作品の紹介本☆阪神芦屋駅周辺で平日の夜、始発の時間まで開店している「ばんめし屋」。来店する客は人間だけではない!?あたたかいごはんと、ちょっと切ない物語。
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第7回(平成30年11月2日)に紹介した本
『ディック・ブルーナのデザイン』
芸術新潮編集部:編
新潮社
ジャンル:芸術・美術(絵画・書・書道)
☆『第11回あなたのおすすめ本のPOP広場』(中学生の部)最優秀賞受賞作品の紹介本☆
日本ではうさこちゃんとして絵本が出ているミッフィー。ミッフィーを生み出した作者のデザインについての本。なぜ、ミッフィーはいつも前に向いているのか、その理由がわかるかも・・・
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第8回(平成30年11月9日)に紹介した本
『BUTTER』
柚木麻子:著
新潮社
ジャンル:文学(小説・物語)
☆第3回大阪府中高生ビブリオバトル大会中学生チャンプ本☆
3人の男性を殺害した罪で逮捕された、食べることが大好きで何よりバターを愛する女、梶井真菜子と、その事件を追う食にこだわりがない女性記者、町田理佳、二人の女性の話。町田理佳は、はじめ梶井のことが理解できませんが、独占インタビューを取るため、梶井の言葉通りに行動していきます。そしてだんだんとのめり込んでいき…。読み終わるとこの題名「BUTTER」がぴったりだと思うはず。深くねっとりとしたこの感じを味わってみてください。
第9回(平成30年11月16日)に紹介した本
『Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲』
戸谷洋志:著
講談社文庫
ジャンル:哲学(哲学)
乃木坂46やMr.Children等が歌う曲の歌詞から哲学について考える、哲学入門書。哲学って難しそうだけど、これなら誰にでもわかりやすそう。
第10回(平成30年11月30日)に紹介した本
『あるかしら書店』
ヨシタケシンスケ:著
ポプラ社
ジャンル:芸術・美術(絵画・書・書道)
「こんな本あるかしら」とたずねると、本にまつわる本ならたいてい出してくれる本屋さんのおはなし。かわいい絵がいっぱいで、おもしろくて、とっても読みやすい本。読んだら、街の本屋に行きたくなるかも。
第11回(平成30年12月7日)に紹介した本
『もし世界が100人の村だったら』
池田香代子:再話、C.ダグラス・ラミス:対訳
マガジンハウス
ジャンル:社会科学(社会科学)
世界の人口は70億人以上あるけれど、それを100人の村にあてはめたらどんな村になるでしょうか。自分がこの村にいたらどう生きるか。世界と自分について、ちょっと考えるきっかけに。
第12回(平成30年12月14日)に紹介した本
『三匹のおっさん』
有川浩:著
文春文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
還暦を迎えた「おっさん」3人が、私設自警団を結成して、町内の悪を懲らしめる。主人公の孫の高校生たちも出てきて、大活躍!!
第13回(平成30年12月21日)に紹介した本
『普及版 数の悪魔 算数・数学が楽しくなる12夜』
エンツェンスベルガー:著、ベルナー:絵、丘沢静也:訳
晶文社
ジャンル:自然科学(数学)
数学は好きですか?残念にも数学に興味を失った人にも是非読んでもらいたい一冊。数学嫌いの少年に悪魔が毎晩夢の中で数学の魅力を教えるストーリー。読み進めるうちに数の不思議や面白さに引き込まれて、数に興味を持てるかも♪
第14回(平成30年12月28日)に紹介した本
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
七月隆文:著
宝島社
ジャンル:文学(小説・物語)
ある秘密を抱える女の子と美術大学に通う男の子のおはなし。秘密とは?明日なのに、昨日のきみとデートするってどういう意味なのか?映画化もされたこの本。気になる方はぜひ読んでみてください。
第15回(平成31年1月11日)に紹介した本
『二銭銅貨(江戸川乱歩短篇集)』
江戸川乱歩:著、千葉俊二:編
岩波文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
日本の推理小説の基礎を作った江戸川乱歩のデビュー作『二銭銅貨』が収録された短篇集。二銭銅貨の中から出てきた暗号が書かれた紙。暗号が示すのは、泥棒が盗んだお金の隠し場所か!?最後はちょっと予想外の結末に。
第16回(平成31年1月18日)に紹介した本
『小説 言の葉の庭』
新海誠:著
KADOKAWA
ジャンル:文学(小説・物語)
☆『第11回あなたのおすすめ本のPOP広場』(中学生の部)優良賞受賞作品の紹介本☆
「君の名は」で有名な新海誠監督が自身の映画「言の葉の庭」を監督自ら小説化。雨の朝の庭で出会った靴職人を目指す高校生の孝雄と謎めいた年上女性・雪野の、雨に打たれて落ちたまだ青い果実のような不完全で儚い世界の物語。
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第17回(平成31年1月25日)に紹介した本
『博士の愛した数式』
小川洋子:著
新潮社
ジャンル:文学(小説・物語)
芥川賞や、本屋大賞等の受賞歴がある作家小川洋子さんの映画にもなった1冊。事故で80分しか記憶がもたなくなった元数学者の「博士」と家政婦親子の交流のお話。
第18回(平成31年2月1日)に紹介した本
『探偵が早すぎる(上)』
井上真偽:著
講談社
ジャンル:文学(小説・物語)
☆第4回大阪府中高生ビブリオバトル大会高校生大会チャンプ本☆
父から莫大な遺産を相続したことで、遺産目当てで親戚から次々と命を狙われる女子高生の主人公を探偵が守る。タイトルとおり探偵が早すぎて、事件を未然に防いで事件が何も起こらない新感覚ミステリー小説!!
第19回(平成31年2月8日)に紹介した本
『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』
大野正人:著
文響社
ジャンル:歴史・世界史・文化史(伝記)
失敗してしまったら落ちこむけれど、みんなが知っている有名人も実はいろんな失敗をしていたらしい。大事なのは、失敗してから自分で考えて何をするか。失敗してからが勝負だと勇気がもらえる一冊です。
第20回(平成31年2月15日)に紹介した本
『プリンセス・トヨトミ』
万城目学:著
文春文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
☆第4回大阪府中高生ビブリオバトル大会高校生大会準チャンプ本☆
大阪は日本から独立した国家だった!?400年引き継がれてきた秘密が明らかになったとき、大阪が全停止する…大阪出身の作者ならではの、ノリのいい大阪弁の会話が、私たちをどんどん物語の世界に引き込んでいく。壮大でありながら、細かい設定など論理的に繊細に組み立てられた、映画にもなった歴史小説。
第21回(平成31年2月22日)に紹介した本
『強く生きる言葉』
岡本太郎:著、岡本敏子:構成・監修
イースト・プレス
ジャンル:芸術・美術(絵画・書・書道)
1970大阪万博のシンボル「太陽の塔」の制作で有名な著者が、普段の生活の中で動き回りながらふっともらす言葉をまとめた本です。人生には何かに行き詰まり、悩み、自分に自信を失うときが、必ず訪れますよね。この本のページに記された言葉から勇気をもらえます。
第22回(平成31年3月1日)に紹介した本
『そして誰もいなくなった』
アガサ・クリスティー:著、青木久恵:訳
早川書房
ジャンル:文学(小説・物語)
ミステリーの女王と呼ばれるアガサ・クリスティーの小説。無人島に招かれた10人が1人ずつ殺されていき、最後には誰もいなくなる・・・なら、犯人はどうなったのか。
第23回(平成31年3月8日)に紹介した本
『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』
神田桂一・菊池良:著
宝島社
ジャンル:文学(小説・物語)
芥川龍之介や太宰治のような文豪や、詩人、芸能人たちがカップ焼きそばの作り方を書いたらどうなるか。作者の特徴をとらえた文体模写がくすっと笑える1冊。たまたま開いたページが気に入れば、次はその作者の著作を読んでみてもいいかも。
第24回(平成31年3月15日)に紹介した本
『モモ』
ミヒャエル・エンデ:作、大島かおり:訳
出版社:岩波書店
ジャンル:文学(小説・物語)
塾や習い事なんかで忙しくなっている君に読んでほしい、時間について考えさせられる本。主人公モモの街に、みんなをだまして時間を節約させ、節約した時間を奪う時間泥棒がやってくる。みんな時間に追われてせかせか過ごすように…。モモは盗まれた時間を取り戻せるのか?
第25回(平成31年3月22日)に紹介した本
『友情だねって感動してよ』
小嶋陽太郎:著
新潮社
ジャンル:文学(小説・物語)
願い事のかなう神社と、変わった象の滑り台の公園がある街で繰り広げられる、友情と恋の短編集。同じ人を好きになって消えてほしいと願ったり、仲良くなりかけた相手の性的指向に戸惑ったり。少年漫画みたいに真っすぐにはいかないけど、最後にはちょっとだけ、そんな「友情」も良いんじゃない?と、思えます。
第26回(平成31年3月29日)に紹介した本
『つむじ風食堂と僕』
吉田篤弘:著
ちくまプリマ―新書
ジャンル:文学(小説・物語)
主人公はちょっと大人びている少年リツ君。自分の将来について頭を悩ませるリツ君は隣町にある食堂で大人たちに「仕事とは?」と問いかけます。大人たちからは、仕事に向き合う姿勢や動機もそれぞれ違っているのが伺えて面白いです。将来や仕事に不安がある人に読んでもらいたい1冊です。
第27回(平成31年4月5日)に紹介した本
『カラフル』
森絵都:著
文春文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
生前の罪により輪廻(りんね)のサイクルから外された「ぼく」の魂。人生再挑戦のチャンスを得た「ぼく」が、生前の罪を思い出すために中学3年生の少年の体にホームステイする。同世代のみんなに読んでほしい1冊。
第28回(平成31年4月12日)に紹介した本
書名:汚れつちまつた悲しみに……中原中也詩集
中原中也:著、佐々木幹郎:編
出版社:角川文庫
ジャンル:文学(詩歌)
中原中也の詩を新しい視点で編んだ1冊。
「汚れつちまつた悲しみに……」のタイトルは有名ですが、どんな詩か知っていますか?「生きる」、「恋する」、「悲しむ」の3つのテーマで中也の詩に触れて、好きな詩を見つけてくださいね。
第29回(平成31年4月19日)に紹介した本
『外国人だけが知っている美しい日本 スイス人の私が愛する人と街と自然』
ステファン・シャウエッカー:著
大和書房
ジャンル:歴史・世界史・文化史(地理・地誌・紀行)
著者は学生時代に日本に惹かれて、インターネットの日本観光サイト「ジャパンガイド」を開設。今では国土交通省のVISIT JAPAN大使に任命されています。外国の人の視点で日本の魅力を再認識できる1冊です。
第30回(平成31年4月26日)に紹介した本
『応天の門』
灰原薬:著
新潮社
ジャンル:芸術・美術(絵画・書・書道)
平安時代が舞台のコミックです。
口の悪い引きこもり学生の菅原道真と、京随一の歌人で色男の権少将である在原業平が怪奇事件を解決していきます。身分も年齢も違う2人の活躍を楽しみながら平安時代に詳しくなれますよ。
第31回(令和元年5月10日)に紹介した本
『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』
原田まりる:著
ダイヤモンド社
ジャンル:文学(小説・物語)
過去の有名な哲学者たちが現代的な風貌で現れて、主人公の女の子に哲学を教えるという本です。「哲学する」ということや「生きる」ということの意味を知って、主人公は少しずつ成長していきます。
第32回(令和元年5月17日)に紹介した本
『新装版 巨大古墳 前方後円墳の謎を解く』
森浩一:著、穂積和夫:イラストレーション
草思社
ジャンル:歴史・世界史・文化史(日本史)
日本最大の古墳として有名な大山古墳もある百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録が勧告されました。この本では、古墳の築造に用いられた知識や技術、その工程など、古代の人が一体どのようにして古墳を作ったのかが、豊富なイラスト付きで詳しく書かれています。この機会に、築造の謎に迫ってみては!?
第33回(令和元年5月24日)に紹介した本
『あたらしいともだち』
トミー・ウンゲラー:作、若松宣子:訳
あすなろ書房
ジャンル:絵本
新しい町に引っ越してきて寂しかった男の子が、得意の大工仕事をきっかけに、お隣の女の子やその家族とも仲良くなっていきます。ものづくりの素晴らしさや少年の世界が広がっていく可能性が感じられる、中高生にもおすすめの絵本です。
第34回(5月31日)に紹介した本
『少年少女のためのミステリー超入門』
芦辺拓:著
岩崎書店
ジャンル:文学(文学)
「ミステリー」というジャンルのエッセンスや流れをコンパクトにまとめて解説しているガイド本です。シャーロック・ホームズが登場する『緋色の研究』や近年の人気作『ビブリア古書堂の事件手帖』など、8作品が時代順に紹介されています。みんなはどんなミステリー作品や探偵が好きですか?
第35回(令和元年6月7日)に紹介した本
『青空のむこう』
アレックス・シアラー:著、金原瑞人:訳
求龍堂
ジャンル:文学(小説・物語)
突然の事故で死んでしまったハリー少年の物語。やり残したことのために地上に降りてきたけれど、友達や家族には姿が見えなくて……。ハリーは生きている時に伝えられなかった自分の思いを伝えることはできたのでしょうか。物語を通して、「生きている今が大切」ということを教えてくれる爽やかな作品です。
第36回(令和元年6月14日)に紹介した本
『そして、バトンは渡された』
瀬尾まいこ:著
文藝春秋
ジャンル:文学(小説・物語)
17歳の女の子が血の繋がらない親の間をリレーのバトンみたいに渡り歩いていくという小説です。苗字は4回、家族の形は7回も変わってしまいますが、いつも、どの家族も女の子は愛し、愛されていました。身近な人の愛おしさが感じられます。
第37回(令和元年6月21日)に紹介した本
『レインツリーの国』
有川浩:著
新潮文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
大阪府立中央図書館発行の「ヤングアダルトYA!YA!YA!」から本をご紹介。1冊の本をきっかけに男女がメール交換を始めて親しくなっていきます。でも、女の子にはどうしても会うことができない理由が……。その理由は一体何なんでしょう。そして、2人は今後どうなっていくのでしょうか。
第38回(令和元年6月28日)に紹介した本
『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』
川上和人:著
新潮社
ジャンル:自然科学(動物学)
鳥類学者の著者が研究調査のために向かったのは、火山!?ジャングル!?無人島!?ちゃんと鳥のこともわかる本ですが、行く先々で著者が悪戦苦闘している様子がとても笑えます。
第39回(令和元年7月5日)に紹介した本
『こゝろ』
夏目漱石:著
角川文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
☆『第11回あなたのおすすめ本のPOP広場』(高校の部)優秀賞受賞作品の紹介本☆
'私'に届いた'先生'の遺書の中で明かされる先生の過去。先生が親友を裏切って恋人を得た罪悪感とエゴイズムの狭間での苦しみが描かれた、明治時代の文豪 夏目漱石の作品です。学校の教科書で知った人も多いかも?ぜひ一度、全編通して読んでみてくださいね。
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第40回(令和元年7月12日)に紹介した本
『夏目漱石解体全書』
香日ゆら:著
河出書房新社
ジャンル:文学(日本文学)
前回紹介した『こゝろ』のほか、『吾輩は猫である』、『坊ちゃん』、『草枕』など、たくさんの有名作品を執筆した夏目漱石とは一体どのような人だったのでしょうか。執筆作品解説はもちろん、漱石の生涯や日常生活、人物関係やゆかりの地まで、漱石大好きな著者がいろいろな角度からガイドしています!この本を読んだらあなたも漱石通?
第41回(令和元年7月19日)に紹介した本
『古墳の歩き方』
まりこふん:著
扶桑社
ジャンル:歴史・世界史・文化史(日本史)
☆百舌鳥・古市古墳群、世界遺産登録☆で古墳が大注目されているので、今回の本は著者おすすめの古墳の巡り方をたくさん掲載したガイドブックです。著者自身が歩いて集めた観光に役立つ情報や、おもしろ古墳グッズ、周辺スポットやグルメ情報も掲載!歴史に詳しくなくても、気軽に古墳巡りが楽しめる本ですよ。
第42回(令和元年7月26日)に紹介した本
『くちびるに歌を』
中田永一:著
小学館文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
美人顧問に魅かれて男子の入部者が殺到。そして夏のコンクールに向けて取り組む部内で起こる男子VS女子の対立。やがて部員は、課題曲にちなんで15年後の自分あての手紙に書いた、誰にも言えない等身大の秘密や悩みに向き合っていきます。そんな中学合唱部が舞台の青春小説です。みなさんには思い出の合唱曲はありますか?
第43回(令和元年8月2日)に紹介した本
『ハッブル 宇宙を広げた男』
家正則:著
岩波書店
ジャンル:歴史・世界史・文化史(伝記)
宇宙膨張の証明や銀河の距離計測など、宇宙の謎をどんどん解いていった天文学者ハッブルの伝記です。20世紀最高の天文学者がその人生で経験した栄光と挫折にぜひ迫ってみてくださいね。ちなみに2019年は、人類初の月面着陸から50周年。夏休みには天体観測をして宇宙を楽しんでみてはいかがでしょうか。
第44回(令和元年8月9日)に紹介した本
『クラインの壺』
岡嶋二人:著
新潮文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
☆第4回大阪府中高生ビブリオバトル大会中学生大会準チャンプ本☆
謎に包まれた研究所で、主人公はヴァーチャル・リアリティシステムの制作に関わることになります。ゲームと思って入り込んだ仮想現実の世界。一見とても楽しそうですが、少しずつ現実とヴァーチャルの世界が交錯していって……。
第45回(令和元年8月16日)に紹介した本
『高校野球を100倍楽しむ ブラバン甲子園大研究』
梅津有希子:著
出版社:文春文庫
ジャンル:芸術・美術(音楽・舞踊・バレエ)
今回は、高校野球で選手たちを応援するブラスバンドに関する本です。応援マニアの著者が取材を重ねて集めた、試合でよく流れる定番曲の秘話や謎、歴史、顧問対談などがたくさん掲載されていますよ。この夏聞いたあの曲の話もあるかも!?選手のプレーも、ブラバンも、これからはいろいろな角度から甲子園大会を楽しんでみよう♪
第46回(令和元年8月23日)に紹介した本
『基礎から始めるスポーツクライミング ボルダリング・リード・スピードを競技別に徹底解説!』
東京都山岳連盟:監修
日本文芸社
ジャンル:芸術・美術(スポーツ・体育)
今回は、1年後に迫った東京オリンピックの正式種目「スポーツクライミング」に関する入門書です。必要な道具や基本的な動き・ルールが、3つの競技別(ボルダリング、スピード、リード)に解説されていますよ。施設紹介も掲載されていて、これから始めてみたいなと考えている人はもちろん、経験者にも役立つおすすめの1冊です♪この本でスポーツクライミングのことをたくさん知って、来年のオリンピックは盛り上がろう!
第47回(令和元年8月30日)に紹介した本
『夏の庭-The Friends-』
湯本香樹実:著
新潮文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
今回は、映画や舞台にもなった名作小説。一人暮らしの老人と小学6年生たちの奇妙な交流が描かれています。ある好奇心から老人の観察を始めた少年たちが、ぎこちなく老人と触れ合う中で次第に解け合って、忘れられないひと夏の友情が生まれます。みなさんはこの夏、どんな出会いや出来事がありましたか?
第48回(令和元年9月6日)に紹介した本
『西の魔女が死んだ』
梨木香歩:著
新潮文庫
ジャンル:文学(小説・物語)
主人公まいのおばあちゃんは「西の魔女」。学校へ行けなくなったまいは、大好きなおばあちゃんのもとで過ごし、魔女修行の手ほどきを受けることに。「何でも自分で決める」ことがかなめな修行の中で、まいは成長していきます。
第49回(令和元年9月13日)に紹介した本
『愛×数学×短歌』
横山明日希:編著
河出書房新社
ジャンル:文学(詩歌)
今回は、「愛」をテーマに、「数学」を「短歌」にした短歌集。数学同好会の男子と文芸部の女子のちょっと甘酸っぱいストーリーも添えられています。心にキュンとくるお気に入りの歌、探してみてくださいね(自分で作ってみるのも楽しいかも!)
第50回(令和元年9月20日)に紹介した本
『車いす犬ラッキー 捨てられた命と生きる』
小林照幸:著
毎日新聞出版
ジャンル:産業(ペット)
今回の本は、元捨て犬のラッキーと、飼い主の男性との交流を描いたノンフィクションです。男性はラッキーを引き取り、ラッキーが不慮の事故による下肢不随になってからも献身的に介護して飼い続けます。この本を通して、動物の命や飼育することへの理解・関心を深めてみてくださいね。