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更新日:2020年12月4日

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さあ、本を読もう!(バックナンバー第51回から第100回)

毎週金曜日に大阪府広報担当副知事もずやん公式ツイッター(外部サイトへリンク)、主に中高生を対象とした本の紹介をしています。

本ページでは、ツイッターで紹介した本をまとめて掲載しています。

さあ。本を読もう(外部サイトへリンク)

ツイッターで紹介した本(バックナンバー第51回から第100回)

第51回(令和元年9月27日)に紹介した本

『ラグビー語辞典』表紙『ラグビー語辞典 ラグビーにまつわる言葉をイラストと豆知識を使いノーサイドの精神で読み解く』

斉藤健仁:著、フルカワマモる:絵

誠文堂新光社

ジャンル:芸術・美術(スポーツ・体育)

今回は、初心者にもやさしくコアなファンも楽しめる、ラグビーにまつわる用語を集めた辞典です。
ラグビーの基礎からマニアックなネタまで解説されているほか、有名な「ハカ」の歌詞や踊り方も紹介されています。

第52回(令和元年10月4日)に紹介した本

『図解 身近にあふれる「気象・天気」が3時間でわかる本』表紙『図解 身近にあふれる「気象・天気」が3時間でわかる本』

金子大輔:著

明日香出版社

ジャンル:自然科学(地球科学・地学)

雷はなぜジグザグに落ちてくるのか?雪の結晶はなぜ六角形なのか?
この本では、そんな身近なことをはじめとする気象・天気のことがたくさん載っています。
近年はゲリラ豪雨などの気象災害が起こることも多く、天気のことがいろいろ気になる人は多いのではないでしょうか。
ぜひこの本を読んで、気象・天気の原理・仕組みを知ってみてくださいね。

第53回(令和元年10月11日)に紹介した本

『おにぎりの文化史 おにぎりはじめて物語』表紙『おにぎりの文化史 おにぎりはじめて物語』

横浜市歴史博物館:監修

河出書房新社

ジャンル:社会科学(風俗習慣・民俗学・民族学)

食欲の秋に、日本の代表的な食「おにぎり」の歴史に関する本を紹介です。
この本では、古今の文献や最新技術を駆使して、考古学の面からおにぎりの歴史を紐解いています。
表紙にはなんと、古墳時代のおにぎりなどが掲載されていますよ!
他には一体どんなことがわかるのか。ぜひ日本人とコメの密接な歴史に迫ってみてくださいね。

第54回(令和元年10月18日)に紹介した本

『ときめくヤマノボリ図鑑』表紙『ときめくヤマノボリ図鑑』

池田菜津美:文、西田省三:写真

山と溪谷社

ジャンル:芸術・美術(スポーツ・体育)

ブロッケン現象?太陽柱?圏谷?山で出会えるたくさんの魅力を知っていますか?
この本は、山にどんな魅力があるのかもっと知りたい人におすすめ!山の素敵な現象、風景、生き物などがたくさん紹介されています。
また、登山のための道具や、山に関するおもしろ用語も載っていますよ。
行楽の秋に、山の魅力に出会いに行ってみませんか。

第55回(令和元年10月25日)に紹介した本

『司書のお仕事』表紙『司書のお仕事 お探しの本は何ですか?』

大橋崇行:著、小曽川真貴:監修

勉誠出版

ジャンル:総記(図書館・図書館情報学)

図書館で働いている「司書」という専門職の人はどんな仕事をしているのでしょうか。
本の貸出や返却はもちろんですが、実は他にもいろいろな仕事をしているのです。
この本では、新人司書が、目録の作成やイベントの企画など、次々押し寄せてくる仕事に奮闘する様子を通じて、
司書の仕事が分かるようになっています。図書館へ行ったら、司書の仕事にぜひ注目してみてくださいね。

第56回(令和元年11月1日)に紹介した本

『小さい魔女』表紙『小さい魔女』

オトフリート・プロイスラー:作、大塚勇三:訳、ウィニー・ガイラー絵

学研

ジャンル:文学(小説・物語)

今回の本は、今年実写映画化もされる、ドイツの児童文学作品です。
主人公は、無邪気でそそっかしい、127歳の新米魔女。彼女の夢は、魔女の祭り「ワルプルギスの夜」に参加して踊ること。
そのために、「よい魔女」になるための修行に励むことになりますが、まだまだ失敗ばかり……。

第57回(令和元年11月8日)に紹介した本

『山夜景をはじめて楽しむ人のための関西ナイトハイキング』表紙『山夜景をはじめて楽しむ人のための関西ナイトハイキング』

堀寿伸・松原了太:著

創元社

ジャンル:歴史・世界史・文化史(地理・地誌・紀行)

11月第2土曜日は、おおさか「山の日」となっていることに合わせて、この本をご紹介します。
金剛山、生駒山、岩湧山など、関西の山から望むことができる山夜景スポットがたくさん紹介されています。
昼間とは一味違う夜のハイキング。綺麗な夜景をめざし、家族でお出かけしてみませんか?
(事故のないよう、しっかり準備と注意をして楽しんでくださいね。)

第58回(令和元年11月15日)に紹介した本

『僕は上手にしゃべれない』表紙『僕は上手にしゃべれない』『僕は上手にしゃべれない』POP作品

椎野直弥:著

ポプラ社

ジャンル:文学(小説・物語)

大阪府立中央図書館主催☆第12回あなたのおすすめ本のPOP広場高校生部門最優秀賞☆の本を紹介します。
主人公は、吃音に悩む中学生。入学式では、自己紹介がうまくできず、教室からも逃げ出してしまいます。
でも、なんとかしたいという思いがあり、放送部に入部したことを機に、周囲の人にも支えられながら変わっていきます。
主人公の葛藤や成長が感じられる作品です。

第12回あなたのおすすめ本のPOP広場ホームページ(外部サイトへリンク)

第59回(令和元年11月22日)に紹介した本

『アルケミスト 錬金術師ニコラ・フラメル』表紙『アルケミスト 錬金術師ニコラ・フラメル』『アルケミスト 錬金術師ニコラ・フラメル』POP作品

マイケル・スコット:著、橋本恵:訳

理論社

ジャンル:文学(小説・物語)

大阪府立中央図書館主催☆第12回 あなたのおすすめ「本のPOP広場」中学生部門 最優秀賞☆の本を紹介します。
古の秘儀書「アブラハムの書」を巡る人類の存亡を賭けた戦いを描いたお話で、賢者の石を手にしたという伝説の錬金術師、金銀のオーラを放つ双子など、個性的なキャラクターがたくさん登場!
史実や神話にもとづいた壮大なファンタジー小説です。ぜひ読んでみてくださいね。

第12回あなたのおすすめ本のPOP広場ホームページ(外部サイトへリンク)

第60回(令和元年11月29日)に紹介した本

『陸王』表紙『陸王』

池井戸潤:著

集英社

ジャンル:文学(小説・物語)

今回の小説はドラマ化もされており、知っている人も多いかもしれませんね。
ストーリーは、老舗の足袋業者がランニングシューズ開発に挑戦するというものです。
大手企業からの妨害、資金難、素材探しなど、様々な壁にチームワークや情熱で立ち向かっていきます。
一世一代の大勝負!足袋作りで培った技術を生かしたシューズは無事に開発できたのでしょうか――。

第61回(令和元年12月6日)に紹介した本

『夜の山道で』表紙『夜の山道で』
星新一:著
理論社
ジャンル:文学(小説・物語)

第5回大阪府中高生ビブリオバトル大会中学生大会準チャンプ本
青年が夜の山道で宇宙人に出会う話、罪を犯したことで監視されてしまうちょっと不思議な話など、「ショートショート」と呼ばれる短編小説が17話も載っています。

第5回大阪府中高生ビブリオバトル大会ホームページ

第62回(令和元年12月13日)に紹介した本

『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』表紙『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』

トーベン・クールマン:著、金原瑞人:訳

ブロンズ新社

ジャンル:絵本

主人公は人間の本が大好きな小ネズミ。
ハンブルグからニューヨークへ旅立った仲間を追うため、本から学んだ知識を頼りに試行錯誤して飛行機を作り、大西洋横断をめざします。
絵がとても美しく魅力的で、中高生にもおすすめの絵本です。

第63回(令和元年12月20日)に紹介した本

『クリスマス・キャロル』表紙『クリスマス・キャロル』

チャールズ・ディケンズ:著、村岡花子:訳

新潮文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

ケチで人間嫌いなスクルージ老人は元相棒らの霊と出会い、過去・現在・未来のクリスマスを旅することに。
そこで、貧しいけれど心暖かい人々や、自分の将来の姿を見ることになり、心を入れかえます。
クリスマスの時期にぴったりの小説です。

第64回(令和元年12月27日)に紹介した本

『中高生のための「かたづけ」の本』表紙『中高生のための「かたづけ」の本』

杉田明子・佐藤剛史:著

岩波書店

ジャンル:技術・工学・工業(家政学・生活科学)

「あれはどこにあったっけ……。」って思うことありませんか?
この本は、いつも物を探すことから始まる毎日を解決したいと思う人へ向けた、かたづける力をアップさせるための本です。
まず始めるのは、すべて出す→分ける→選ぶ→収めるの4ステップだそうですよ。
普段の整理整頓や年末の大掃除などにぜひお役立てください♪

第65回(令和2年1月10日)に紹介した本

『天衣無縫』表紙『天衣無縫』

織田作之助:著

KADOKAWA/角川文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

この本の著者は、オダサクの愛称で親しまれた織田作之助。『夫婦善哉』を執筆したことでも知られる、大阪で活躍した無頼派の文豪です。
さて、この本は短篇集となっており、オダサクのたくさんの作品を読むことができます。
表題作の『天衣無縫』とは、無邪気で飾り気のない人柄を意味する言葉で、そんな性格の夫のことを妻の視点で描いたお話です。
昔の大阪を舞台にした夫婦の生活をちょっと覗いてみませんか?

第66回(令和2年1月17日)に紹介した本

『地震イツモノート キモチの防災マニュアル』表紙『地震イツモノート キモチの防災マニュアル』

地震イツモプロジェクト:編・著、渥美公秀:監修、寄藤文平:絵

ポプラ社

ジャンル:社会科学(社会)

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から、ちょうど四半世紀が経ちました。
この本は、その震災を体験した人たちの経験・知恵・工夫などを集めた防災のための本です。
「モシモ」の特別な事として震災に備えるのではなく、ご近所の人との毎日の挨拶など、防災を「イツモ」の生活の一部として備えていくことが大事とされています。地震はいつ発生するのかわかりません。過去を生かしてしっかり備えをしておいてくださいね。

第67回(令和2年1月24日)に紹介した本

『新装版 大大阪モダン建築』表紙『新装版 大大阪モダン建築』

橋爪紳也:監修、高岡伸一・三木学:編著

青幻舎

ジャンル:技術・工学・工業(建築学)

この本は、大阪の建築に関するガイド本です。
大阪市が「大大阪」とも呼ばれていた大正時代頃、今でも名建築として息づく魅力的な建物がたくさん作られました。
掲載されているのはどれも格好いい建物ばかりですよ。ぜひ、当時のモダン文化を感じてみてくださいね!

第68回(令和2年1月31日)に紹介した本

『「今、ここ」から考える社会学』表紙『「今、ここ」から考える社会学』

好井裕明:著

ちくまプリマー新書

ジャンル:社会科学(社会)

大阪府立中央図書館発行の「ヤングアダルトYA!YA!YA!」から本をご紹介。
「らしさ」や「ちがい」などをテーマに、普段当たり前と思っていた日常の身近なことをあらためて見つめ直す社会学の本です。
導入には代表的な学者の紹介もあり、社会学の基本書として読むことができます。読めば新しいことがたくさん見えてきそう!

『YA!YA!YA!べんりやん図書館』Web版ヤングアダルトYA!YA!YA!ホームページ(外部サイトへリンク)

第69回(令和2年2月7日)に紹介した本

『ひらいて』表紙『ひらいて』

綿矢りさ:著

新潮文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

第5回大阪府中高生ビブリオバトル大会高校生大会チャンプ本
主人公の女子高生が、哀しい眼をした地味男子に恋をするストーリーの小説です。
でも、その男子の魅力に気づいていたのは自分だけではなく……。そして、熱い思いは勢いあまって……。
予想外の行動に走る主人公にはビックリするかもしれません。

第5回大阪府中高生ビブリオバトル大会ホームページ

第70回(令和2年2月14日)に紹介した本

『文豪たちのラブレター』表紙『文豪たちのラブレター』

別冊宝島編集部:編

宝島社

ジャンル:文学(日本文学)

この本は、愛する人へ宛てたラブレターを紹介している本です。
手紙の主は、芥川龍之介、太宰治など、誰もが聞いたことがあるであろう文豪たち。
どの文豪も、その人らしさが甘く切なく愛おしいラブレターに色濃く反映されていて、読むと思わず赤面してしまうかも。
文豪たちの、小説とは違う面白さをぜひ感じてみてくださいね。

第71回(令和2年2月21日)に紹介した本

『まなの本棚』表紙『まなの本棚』

芦田愛菜:著

小学館

ジャンル:総記(図書館・図書館情報学)

皆さんは、他の人がどんな本を読んでいるのか、気になりませんか?
この本は、年間100冊以上も本を読み、本の魅力にとりつかれた有名女優の著者が、これまでに読んできた本の紹介をしています。
本の魅力を知った初めての1冊や、いつ本を読んでいるのかなどのお話も載っているので、皆さんが読書をする際のヒントがたくさん見つかるかもしれません。

第72回(令和2年2月28日)に紹介した本

『図書館ねこデューイ 町を幸せにしたトラねこの物語』表紙『図書館ねこデューイ 町を幸せにしたトラねこの物語』

ヴィッキー・マイロン:著、羽田詩津子:訳

ハヤカワ文庫NF

ジャンル:産業(ペット)

凍えるような冬の朝。アメリカ中西部にある図書館の返却ポストに捨てられていたのは、子ねこでした。
図書館長に拾ってもらったその子ねこは、人懐こさと可愛い仕草で、「図書館ねこ」として町の人々の心の拠り所になっていきます。
世界中から愛された図書館ねこデューイの一生を綴った実話のエッセイ、ぜひ読んでみてくださいね。

第73回(令和2年3月6日)に紹介した本

『心に風が吹いてくる 青春文学アンソロジー』表紙『心に風が吹いてくる 青春文学アンソロジー』

高山実佐・東直子・千葉聡:編

三省堂

ジャンル:文学(文学)

この本は、現代の青春文学の傑作の中から、いろいろな作家の作品を集めたアンソロジーです。
作品への親しみが増すように、各作品の印象的な部分の抜粋が紹介されており、小説・エッセイ・詩・短歌・俳句といった様々なジャンルの文学作品を、この1冊で少しずつ楽しむことができます。
どんな本を読もうか悩んでいる人にオススメです♪

第74回(令和2年3月13日)に紹介した本

『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』表紙『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』

三上延:著

KADOKAWA/メディアワークス文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

漫画・アニメ・ドラマ・映画にもなった、人気ライトミステリー小説シリーズの第1巻目です。
人見知りだけど古書の知識は並大抵ではない古本屋の店主が、まるで見てきたかのように、古書にまつわる謎や秘密を解き明かしていきます。
お話の中では、実在する古書が多数登場します。どのような古書が題材になるのか注目です!

第75回(令和2年3月27日)に紹介した本

『春の数えかた』表紙『春の数えかた』

日高敏隆:著

新潮文庫

ジャンル:自然科学(生物科学・一般生物学)

少しずつ花が咲き、虫も活発に行動する季節になってきました。でも、花も虫も一体どのようにして春がやってきたことを知るのでしょうか。
この本は、それぞれの方法で季節を計り、春がやってきたことを知る生き物たちをテーマにした生物学のエッセイです。
自然界の不思議には驚きや発見がいっぱいですよ♪
ところで、皆さんはどんな時に春がきたと感じますか?

第76回(令和2年4月3日)に紹介した本

『夜は短し歩けよ乙女』表紙『夜は短し歩けよ乙女』

森見登美彦:著

KADOKAWA/角川文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

キュートでポップな恋愛ファンタジー小説!
先斗町や下鴨神社など、京都の街を舞台に、「黒髪の乙女」に密かに想いを寄せる先輩が彼女の姿を追い求めます。
2人を待ち受ける個性的な人物や珍事件にも注目♪

第77回(令和2年6月5日)に紹介した本

『仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう』表紙『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』

仲野徹:著

ちいさいミシマ社

ジャンル:歴史・世界史・文化史(地理・地誌・紀行)

大阪の千林育ちの著者が、大阪を深く知る12人と、知られざる大阪について語り合った1冊。
テーマは、大阪弁、私鉄、落語、ソースなど、様々なものが取り挙げられています。
この本を読んで、皆さんもディープな大阪に触れてみませんか?

第78回(令和2年6月12日)に紹介した本

『ツバキ文具店』表紙『ツバキ文具店』

小川糸:著

幻冬舎

ジャンル:文学(小説・物語)

文具店を営むかたわらで、様々な手紙の代書を請け負う「代書屋」のお話。
ラブレターや絶縁状、天国からの手紙など、主人公のもとには風変わりな依頼がたくさん舞い込みます。
そして、依頼者の心に寄り添ってその想いを代わりに届けるうちに、主人公はある想いに気づいていきます。

第79回(令和2年6月19日)に紹介した本

『思考の整理学』表紙『思考の整理学』

外山滋比古:著

ちくま文庫

ジャンル:哲学(心理学)

自分の力で考え、アイデアを出すヒントがたくさん詰まった本です。
考えをとにかく書き出してみたり、一晩寝かせてみたり、著者独自の考え方を自身の体験に即して明快に述べています。
この本を参考にすれば、答えが見つからない物事でも何か発見できるようになるかも。考えることが楽しくなりそうですね。

第80回(令和2年6月26日)に紹介した本

『か「」く「」し「」ご「」と「』表紙『か「」く「」し「」ご「」と「』

住野よる:著

新潮社

ジャンル:文学(小説・物語)

高校生のクラスメイト5人には、みんなに隠している、ちょっとだけ特別なちからがある。
そのせいで最近、君のことが気になって仕方ない・・・・・・。
お互いへのもどかしい想いが綴られた、眩しくて時に切ない青春小説を読んでみませんか。

第81回(令和2年7月3日)に紹介した本

『そして生活はつづく』表紙『そして生活はつづく』

星野源:著

文春文庫

ジャンル:文学(評論・エッセイ・随筆)

携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいてく。
ならば、そんな日常を、つまらない生活をおもしろがろう!
俳優で音楽家である、あの有名人の初のエッセイをどうぞ。

第82回(令和2年7月10日)に紹介した本

『納豆の快楽』表紙『納豆の快楽』

小泉武夫:著

講談社文庫

ジャンル:産業(農業)

納豆をこよなく愛する「発酵仮面」である著者が、日本が誇るスーパー食品の秘密を徹底解明!
「納豆はなぜうまい?」「糸の正体」「食中毒防止に携帯納豆」など、内容が盛りだくさんです。
正しい練り方から納豆デザートまで、著者の怪食レシピも紹介しています。
納豆が苦手な方も、ぜひ読んでみませんか?

第83回(令和2年7月17日)に紹介した本

『4コマですぐわかる 新みんなの防災ハンドブック』表紙『4コマですぐわかる 新みんなの防災ハンドブック』

草野かおる:著

ディスカヴァー・トゥエンティワン

ジャンル:社会科学(社会)

2011年に発生した東日本大震災後に話題になった4コママンガ防災ブログを書籍化したものです。
災害が起きたその時に取るべき行動や、いますぐできる備え、避難生活などの非常時を乗り切るアイディアを、子どもからお年寄りまで、ラクラク理解することができる1冊です。
災害は、「他人ごと」ではなく「自分ごと」です。今こそ、「防災リテラシー」を身につけましょう!

第84回(令和2年7月31日)に紹介した本

『さがしもの』表紙『さがしもの』

角田光代:著

新潮文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

病床のおばあちゃんに頼まれた本を求めて奔走する少女。初めて売った古本との思わぬ再会。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉。
無限に広がる書物の宇宙で偶然出会った言葉の魔法は、人生も動かし始める――。
この短編集では、そんな本にまつわる様々なお話が書かれています。人生を動かすような素敵な一冊にぜひ出会いたいですね。

第85回(令和2年8月7日)に紹介した本

『イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡 2000―2019』表紙『イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡 2000-2019』

石田雄太:著

文藝春秋

ジャンル:芸術・美術(スポーツ・体育)

日米のプロ野球界で活躍したあの有名選手へのインタビューをまとめた本です。
「僕の言葉にウソはない」――。
そう話すインタビューへの真摯な言葉からは、偉大な足跡や知られざる苦悩、困難を乗り越えてきた強い心が見えてきます。
偉業を成し遂げてきたスーパースターが語る言葉からは、たくさんのことを学ぶことができます。

第86回(令和2年8月14日)に紹介した本

『幻坂』表紙『幻坂』

有栖川有栖:著

KADOKAWA/角川文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

坂の側に咲く山茶花に友達を偲ぶ「清水坂」や、坂に棲みつく猫の写真を撮りに訪れた夜から金縛りや悪夢に悩まされる「口縄坂」。
この本は、大阪の天王寺七坂それぞれを舞台とした怪談の短編小説です。
その地の歴史や様々な人間模様が艶のある筆致で描かれています。

第87回(令和2年8月21日)に紹介した本

『東大教授がおしえる やばい日本史』表紙『東大教授がおしえる やばい日本史』

本郷和人:著、滝乃みわこ:執筆、和田ラヂヲ:イラスト、横山良一:マンガ

ダイヤモンド社

ジャンル:歴史・世界史・文化史(伝記)

日本の歴史を作った「すごい」人は、実は同じくらい「やばい」人だった!?
聖徳太子、織田信長、坂本龍馬たち偉人の「すごい」と「やばい」の両面を知ることで、歴史の裏表や流れがざっくりわかります。
「すごい」ばかりの人なんていない。だからこそ人はおもしろい!

第88回(令和2年8月28日)に紹介した本

『ペンギン鉄道 なくしもの係』表紙『ペンギン鉄道 なくしもの係』

名取佐和子:著

幻冬舎文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

電車での忘れ物を保管する、通称「なくしもの係」に関するお話で、その係にいるのは、イケメン駅員となぜかペンギン!?
その鉄道のなくしもの係を訪れた人は、不思議なコンビに驚きつつも、なくしものと共に、自分の中に眠る忘れかけていた大事な気持ちも見つけていきます。
前向きに生きる後押しをしてくれる、心温まる小説です。

第89回(令和2年9月4日)に紹介した本

『ゼロからトースターを作ってみた結果』表紙『ゼロからトースターを作ってみた結果』

トーマス・トウェイツ:著、村井理子:訳

新潮文庫

ジャンル:技術・工学・工業(電気工学)

トースターをゼロ、つまり原材料から作ることはできるのか!?
ふと思い立った著者は、鉄鉱石と銅から鉄と銅線、でんぷんからプラスチックを作るべく奮闘します!
七転八倒の果て、トースターを組み立ててみて、著者が実感したこととは一体なんでしょうか。
抱腹絶倒のドキュメンタリーをぜひ読んでみてくださいね。

第90回(令和2年9月11日)に紹介した本

『旅猫リポート』表紙『旅猫リポート』

有川浩:著

講談社文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

青年サトルは、一緒に5年間過ごした元野良猫のナナをある事情で手放すことになります。
引き取り手を探してナナと最後の旅をし、懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされるサトルの秘密とは。
人と猫の絆を描いた、猫好き必読!?の小説です。

第91回(令和2年9月18日)に紹介した本

『和菓子のアン』表紙『和菓子のアン』

坂木司:著

光文社文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

とてもおいしそうなタイトルのお仕事ミステリーです。
舞台はデパ地下にある和菓子店。
18歳の主人公、通称アンちゃんが、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていきます。
一体どんなお話になるのか。読めば、思わず和菓子を買いに行きたくなるかもしれませんよ。

第92回(令和2年9月25日)に紹介した本

『スヌーピー こんな生き方探してみよう』表紙『スヌーピー こんな生き方探してみよう』

チャールズ・M・シュルツ:コミック、谷川俊太郎:訳、ほしのゆうこ:著

朝日文庫

ジャンル:哲学(倫理学・道徳)

世界中の人々から長年愛されているコミック『ピーナッツ』に関する本です。
毎日がつまらなかったり、気分が滅入ってしまったりする時、この本を読めば、元気を貰えるかもしれません。
スヌーピーやチャーリー・ブラウンなど、お馴染みのキャラクターたちと一緒に、毎日がちょっと素敵になる方法を探してみよう!

第93回(令和2年10月2日)に紹介した本

『54字の物語』表紙『54字の物語』

氏田雄介:著、佐藤おどり:絵

PHP研究所

ジャンル:文学(小説・物語)

世界一短い(かもしれない)たった54字の新感覚小説を収録した本です。
9マス×6行の原稿用紙に一体どんな話が詰め込まれているのか。
綴られた話の意味がわかると、ゾクゾクが止まらないかもしれませんよ。
サクっと読めるので、ちょっとのスキマ時間にでもぜひ楽しんでみてください。

第94回(令和2年10月9日)に紹介した本

『大人も知らない!?スポーツの実は…』表紙『大人も知らない!?スポーツの実は…』

白旗和也:監修

文響社

ジャンル:芸術・美術(スポーツ・体育)

卓球はどんな大きさのラケットを使ってもいい!?サッカーのユニフォーム交換は予約制!?
大人も知らない!?スポーツの実は…な話が、ルールや歴史などをテーマにしてたくさん紹介されています。
いろいろなスポーツのびっくりするような話を読みながら、スポーツの多様な魅力を楽しく知っていきましょう。

第95回(令和2年10月16日)に紹介した本

『チョコレートコスモス』表紙『チョコレートコスモス』

恩田陸:著

KADOKAWA/角川文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

一人は、天性の勘による演技で次第に周囲を圧倒していく、無名劇団に現れた少女。
もう一人は、幼い頃から舞台に立つ若き人気女優。
2つの才能が、伝説の映画プロデューサーが手がける異色のオーディションでぶつかりあう!
演劇への情熱が伝わってくる小説です。

第96回(令和2年10月23日)に紹介した本

『くらべる日本 東西南北』表紙『くらべる日本 東西南北』

おかべたかし:文、山出高士:写真

東京書籍

ジャンル:社会科学(社会)

日本全国のいろいろな文化について、地方による違いが書かれている本です。
写真で比較することができるので、その違いが一目でわかり、日本の文化の多様性が感じられ、ご当地あるあるも楽しめそうです。
どこからでも読めるので、気になったページから気軽に読んでみてくださいね。

第97回(令和2年10月30日)に紹介した本

『犬と私の10の約束』表紙『犬と私の10の約束』

川口晴:著

文春文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

少女あかりが12歳の時に、子犬のソックスがやってきた。
あかりの母は「犬を飼う時には、犬と10の約束をして」と言い、あかりはソックスと約束を交わします。
でも、大人になるにつれてあかりとソックスの関係には微妙な変化が……。
犬と人の触れ合いを描いた、動物への愛情が深まる物語です。

第98回(令和2年11月6日)に紹介した本

『ドラえもんを本気でつくる』表紙『ドラえもんを本気でつくる』

大澤正彦:著

PHP新書

ジャンル:技術・工学・工業(電気工学)

この本の著者が本気でつくろうとしているのは、あのドラえもん!
著者は、単なるロボットとしてではなく、人とのかかわりや、人の感情や心に注目しています。
そして、最新AIなどをもとに、本気でミニドラづくりに取組み、子どもの頃からの夢を少しずつ現実に近づけていっています。
完成を考えると、未来が楽しみになりますね。

第99回(令和2年11月13日)に紹介した本

『リトルターン』表紙『リトル ターン』『リトルターン』POP作品

ブルック・ニューマン:作、五木寛之:訳、リサ・ダークス:絵

集英社文庫

ジャンル:文学(小説・物語)

大阪府立中央図書館主催「第13回あなたのおすすめ本のPOP広場」中学校の部最優秀賞の本を紹介します。
ある日、突然空を飛ぶことができなくなった、一羽の鳥、リトルターン(コアジサシ)。一体なぜ?再び空を飛ぶことはできるのか?
この本は、そんな挫折をした鳥の様々な経験や出会いと再生への旅を描いた外国の物語です。

第13回あなたのおすすめ本のPOP広場ホームページ(外部サイトへリンク)

第100回(令和2年11月20日)に紹介した本

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』表紙『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

ブレイディみかこ:著

新潮社

ジャンル:社会科学(教育)

著者の息子が通い始めたのは、世界の縮図のような学校。
そこには、人種の違いも、貧富の差もごちゃまぜの日常がありました。
この本は、思春期真っ只中の息子とその母(著者)が、そんな日常を共に考え、悩み、乗り越えていくノンフィクションです。
この本を読めば、生きていくうえで本当に大切なことは何かがわかるかもしれません。

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