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南河内の農空間保全活動
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農空間(農地、里山、集落、ため池などが一体となった地域)は、私たちの身近にあって、新鮮で安全安心な農産物を供給するだけでなく、洪水などの災害を抑制する機能やヒートアイランド現象など気候を緩和する機能、また、教育、福祉、健康づくり、景観形成など、幅広い分野において高い公益的機能を有しています。
しかし、近年、高齢化や後継者不足など農業を取り巻く環境は厳しく、遊休農地の発生や、農道や水路など農業用施設の管理が困難となるなど、農家だけでは農空間の維持が困難になってきています。
そこで、南河内農と緑の総合事務所では身近な農業、農空間の魅力をより多くの皆様に知っていただき、都市住民と農家が協力して農空間を守り、育てる活動を進めています。
美しい棚田をみんなで守る(棚田保全活動)
先人たちの知恵と苦労によって、中山間部に階段状に築かれ、長い年月守られてきた棚田は、四季折々に美しい姿を見せてくれます。大阪府では多くの府民の皆様にその魅力に触れていただきながら、保全していく取り組みを進めています。
次代を担う子供たちとともに(農空間ジュニアマイスター制度など)
次代を担う子供たちに農空間の大切さと魅力を添ってもらうための出張教室やイベントの開催、地域活動の一環としての農空間保全活動、学習農園などへの支援を行っています。
地域ぐるみで農空間を守る(農空間多面的機能支払事業)
土地改良区や水利組合など農業者の皆様と、自治会や学校などが連携し、水路や農道の草刈、清掃などの農空間の維持活動に加え、生態系保全、景観作物の栽培など農空間の資源向上活動に、地域ぐるみで取り組んでいます。
農空間のもつ防災機能の活用(防災協定など)
農家の営農活動を通じて保全されている農地や農業用水の防災機能の活用を進めることにより、地域の財産として守り、災害に強いまちづくりへ寄与することを目指しています。
教えて!農空間
農空間についてのいろいろな疑問にお答えします。ご質問お待ちしています!→ご質問はこちら(外部サイト)→これまでの質問と回答はこちらから