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高槻市 市民共創の森で植樹祭が開催されました!
高槻市の森林は、平成30年9月に近畿地方を縦断した台風により甚大な風倒木被害を受けました。被災直後から大阪府・高槻市・大阪府森林組合等が協力しながら森林再生に向けた復旧の取組みを進めていますが、植栽にまで至っていない被害森林が各所に残されている状況です。
市民参加型の取組みも行われており、今回、高槻市北部にある高槻森林観光センター周辺の「高槻市 市民共創の森」で令和6年4月6日に行われた森づくり活動を紹介します。
ここ「高槻市 市民共創の森」では、市民共創の森協議会が市民参加型の森林再生を目指し、毎年、植樹祭を実施しており、大阪府は同協議会の企画運営のオブザーバーとして植樹祭に参加しました。
地元樫田小学校の児童さんや市民の方々など約100名の参加者が、多様で彩りのある森林を目指し、ヤマザクラ、ヤマモモ、シバグリ、ウツギ、ガマズミ、アカマツの苗木200本のほか、どんぐりから育てたコナラ等の苗を植栽しました。天候もよく、和気あいあいとした雰囲気の中、さわやかな汗を流しました。
大阪府では被害を受けた森林ができるだけ早く再生できるよう復旧の取組みを進めるとともに、このような市民参加型の森づくり活動が継続して行われ、また各地へ広がっていくよう、これからも協力していきます。
<受付>参加者の皆さん、朝早くから準備をして集まってくださいました。植樹に向けての「わくわく感」が伝わってきました。
<開会式>市民共創の森の説明や、なぜ植樹をするのか等を森林組合の
方から説明。植樹の方法もバッチリ教えていただきました。
<市長挨拶>来賓代表で濱田市長がご挨拶。「市民の皆さんと一緒に森
林再生に取り組みたい!」
<移動>開会式が終わり、いよいよ植樹会場へ。急な斜面ですが健脚な
方はどんどん上へ。
<来賓植樹>濱田市長
<来賓植樹>当事務所の村山所長
<植樹風景>市民の方々も植樹を開始。まずは苗木を植える穴掘りから。小さな手でスコップを握り、頑張ってくれました。
<植樹風景>掘った穴に苗木の根本を入れて、周辺の土をかぶせます。府の職員も丁寧にアドバイス。
<植樹風景>土をかぶせたら、苗木をつかんで周りの土をぎゅっと踏み固めます。根付くまでに倒れず、ちゃんと育つように願いを込めます。
<植樹風景>高槻市は野生のシカが生息しているので、食害対策が必要です。植えた苗には食害防止ネットをかぶせました。