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更新日:2025年3月10日

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大阪畜産レポート(耕畜連携の取組)

耕畜連携の取組

(大阪畜産レポートでは、府内の畜産振興に資する取組を皆様にお伝えします。)


昨今、社会情勢の変化により輸入飼料や化学肥料が高騰しており、耕畜連携による地域での循環型農業の重要性が高まっています。
大阪府豊能郡能勢町天王地区において、WCS用稲(家畜用の稲発酵粗飼料のもととなる稲)の作付の取組をご紹介します。

この取組は、高騰する化学肥料の使用量を減らし、地域で作成された堆肥を有効活用してWCS用稲を生産する稲作農家と、輸入飼料に依存せざるを得ない我が国の酪農の現況からの脱却を目指す畜産農家とのマッチングにより成り立っています。

下記の写真は、WCS用稲の収穫作業風景になります。
刈り取り、細断、混合、梱包と収穫機による効率的な作業に加え、同時にラッピングもなされます。
WCS用稲は収穫後、発酵過程を経て、府内の酪農家が飼養する牛に与えられています。


収穫作業


刈り取りされ、成形されたWCS用稲


ラッピング作業


ラッピングされたWCS用稲

 大阪の畜産は、都市部ということもあり畜産農家自らが家畜用飼料を自給することが難しいため、このような耕種農家と畜産農家とのコラボレーションにより両者の課題を解決しようとする取組が評価されています。

 今後、耕畜連携の取組が府内地域で波及していくことが期待されます。内容については、近畿農政局ホームページでも確認いただけますので以下のリンク先も併せてご参考ください。

詳細はこちら(外部サイトへリンク)

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