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更新日:2024年10月24日

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特定外来生物「ヒアリ」及び「アカカミアリ」に関するお知らせ

「ヒアリ」・「アカカミアリ」について

ヒアリは、毒針を持ち刺されるとやけどのような激しい痛みを生じることから「火蟻」と呼ばれています。
アカカミアリは、ヒアリと比べると毒性は低いものの同じ種類の毒をもっています。
ヒアリ・アカカミアリは、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)で特定外来生物のうち、要緊急対処特定外来生物に指定されています。

疑わしいアリを見つけた場合は、環境省ヒアリ相談ダイヤル(電話番号:0570-046-110(IP電話:06-7634-7300))まで連絡してください。

全国各地域の港湾部を中心に、ヒアリ・アカカミアリが確認されており、大阪府内においても、下記のとおり確認されています。

大阪府での確認事例

大阪府内では、過去に下記の通りヒアリ・アカカミアリが確認されました。

令和6年8月20日 ヒアリが確認されました。(環境省ホームページ)(外部サイトへリンク)

令和6年6月25日 ヒアリが確認されました。(環境省ホームページ)(外部サイトへリンク)

令和5年7月14日 ヒアリが確認されました。(環境省ホームページ)(外部サイトへリンク)

令和3年9月22日 ヒアリが確認されました。※令和3年8月23日における確認事例の続報

令和3年8月23日 ヒアリが確認されました。(環境省報道発表資料)(外部サイトへリンク)

令和3年7月11日 ヒアリが確認されました。(環境省報道発表資料)(外部サイトへリンク)

令和3年6月24日 ヒアリが確認されました。(環境省ホームページ)(外部サイトへリンク)

令和3年6月14日 ヒアリが確認されました。(環境省ホームページ)(外部サイトへリンク)

令和2年7月30日 ヒアリが確認されました。(環境省報道発表資料)(外部サイトへリンク)

令和元年7月5日 ヒアリが確認されました。

平成30年8月29日 ヒアリが確認されました。

平成30年6月16日 ヒアリが確認されました。

平成30年6月15日 ヒアリが確認されました。

平成30年5月10日 ヒアリが確認されました。

平成29年7月4日 ヒアリが確認されました。

平成29年6月30日 アカカミアリが確認されました。

平成29年6月26日 アカカミアリが確認されました。

もし、ヒアリ・アカカミアリと思われるアリを見つけた場合は、下記の通りご注意ください。

  • 攻撃性が強いため、素手で触らないでください。
  • 刺された場合、強い痛みと水疱ができて赤く腫れますが、命の危険はほとんどありません。
    体質によってはアナフィラキシーショックを起こす可能性がありますが、ハチに刺されたときと同様の処置になります。
    病院で適切な処置を受ければ、重大な事態は避けることができるとされています。

ヒアリ・アカカミアリの特徴

ヒアリ

  • 特徴:体長 2.5から6.0ミリメートル程度
    体色 赤っぽくツヤツヤしている
  • 巣:草地など比較的開けた環境を好み、土で直径25から60cm、高さ15から50cmのドーム状のアリ塚を作る。

アカカミアリ

  • 特徴:体長 3.0から5.0ミリメートル程度
    体色 ヒアリと同じような体色。ヒアリと見分けるのは難しい。
  • 巣:むきだしの地面や草地などの開けた環境に生息し、土中に営巣する。
    ヒアリのアリ塚
    ヒアリのアリ塚【写真提供:環境省】

ヒアリ写真
ヒアリ【写真提供:上田昇平(大阪府立大学)】

アカカミアリ写真
アカカミアリ【写真提供:上田昇平(大阪府立大学)】

ヒアリ・アカカミアリではないかと思われたら、触らず落ち着いて下記項目に該当するかご確認ください。

下記項目に該当する場合、ヒアリ・アカカミアリではありません。

  • 黒いアリ(ヒアリ・アカカミアリは赤茶色)
  • 足の本数が8本であればクモ(アリは6本)
  • 2.5mm以下の小さいアリ
  • 集団でいた場合、赤っぽいアリでも大きさが均一なもの

さらに詳細については、ヒアリの簡易的な見分け方(環境省作成)(PDF:201KB)をご覧ください。
疑わしいものについては、下記問合せ先へご連絡ください。

「ヒアリ」・「アカカミアリ」を見つけたら

「ヒアリ」または「アカカミアリ」を見つけた場合は、下記問合せ先まで連絡してください。

問合せ先

「ヒアリ」・「アカカミアリ」に刺されたら

ヒアリやアカカミアリの毒への反応は人によって大きく異なります。もし刺された場合は、まず20分から30分程度は刺された部位を冷たいタオルや保冷剤などで冷やしながら安静にし、体調の変化がないか注意してください。
体質によっては、刺されて30分以内に強いアレルギー反応(アナフィラキシー症状)が起こる場合があります。容体が急変したときは救急車を要請するなど、すぐに医療機関を受診してください。その際、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらってください。また、刺されたアリの死骸を持参すると、診断に役立ちます。

ヒアリ等に刺された場合の症状としては、下記のようなものがあります。

  • (1)すべての人に現れる症状
    刺された瞬間に、熱いと感じるような、激しい痛みを感じます。そして刺された部位に小さな赤みが出てきて、翌日には赤みの中央に膿がたまったようになります。その後は皮膚症状が徐々に改善していきます。
  • (2)ヒアリ類の毒にアレルギー体質を持っている人に起こる症状
    • じんましん
      刺された直後から刺された部分を中心に赤みや腫れが起こり、かゆくなります。時には全身にかゆみをともなう赤みやミミズ腫れ(じんましん)が現れることがあります。
    • 呼吸困難・血圧低下・意識障害など
      刺されて20分から30分以内に、息苦しさ、声がれ、激しい動悸やめまい、腹痛などを起こすことがあり、進行すると血圧が急に低下して意識を失うこともあります。このような症状が現れた場合には、強いアレルギー反応による重い症状である「アナフィラキシーショック」の可能性が高く、迅速な救命処置が必要になります。処置が遅れると生命の危険性を伴いますので、救急車を呼ぶ必要があります。

※ヒアリ類の毒には、ハチ毒と共通の成分などが含まれており、過去にヒアリ類に刺された経験がなくても、ハチ毒アレルギー体質を持っている方は特に注意が必要です。

ヒアリ等について解説したリーフレットを作成しました(平成30年12月)

毒針を持ち人体に被害を及ぼす特定外来生物「ヒアリ」及び「アカカミアリ」についての生態や特徴、ヒアリ等と疑わしいアリを見つけたときの対応などに関する情報を記載したリーフレットを作成しました。
ヒアリリーフレット

ヒアリ等にご注意ください!(PDF:1,465KB)

ヒアリ等に関する調査結果

全国の港湾調査の結果

国において、中国、台湾等からの定期コンテナ航路を有する全国の港湾における調査を平成29年8月より実施しています。
令和4年度の調査において、府内の該当する大阪港及び堺泉北港では、ヒアリ・アカカミアリは確認されていません。

参考資料

外部関連サイト

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