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「大阪府食育推進計画案」に対する御意見等の概要及び府の考え方(HTML版)
番号 | 該当項目 | 御意見の要旨 | 府の考え方 |
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1 | 2 大阪の食をめぐる現状と課題 | 食生活を支える口腔機能の育成は幼児期から不可欠なもので、アトピーなどに関しては、医療機関との連携をとることで、保護者の不安に対応できる。また、地域のネットワークの中でのイベントなどを開催する中で、食習慣、伝統的食事、地域の人との会食などに取り組めると思うので、専門職、市民グループの連携とともに他の分野の専門職、地域の人々のネットワークづくりを進めてほしい。 | 大阪府は食育を府民運動として取り組むために、教育、生産者、ボランティア、消費者関係、食品関連企業、および医療関係の団体から構成される「大阪府食育推進ネットワーク会議」を設立しています。今後は、同会議を通じて団体相互に連携・協働を進め、食育推進のためのネットワーク作りを進めてまいります。 |
2 | 学校における食育では、学校給食を生きた教材として活用する事が有効なので、学校給食が充実するようにハード面でも、予算などで重点的に力を入れてほしい。 | 学校給食の充実には、施設等の設備が重要だと認識しております。設備に必要な予算措置については、設置者である市町村において措置されるべきものであります。府教育委員会としては、これまでも、市町村に対し国庫補助制度を活用するように働きかけてきたところですが、引き続き、国に対して、国庫補助制度の充実を図るよう要望を続けてまいります。 | |
3 | 栄養教諭の人数が少ないので、全校配置を目指して、増員してほしい。 | 栄養教諭の活用を計画に記載することとし、現在実施しております「栄養教諭実践モデル校事業」における研究の成果を踏まえ、適切に取り組んでまいります。 | |
4 | 3 大阪府食育 推進計画の取組方針 | 大阪府食育推進計画案で、取組方針として『子どもに重点を置いた取り組み』『歯と口の健康づくりと連携した推進』をあげられていたことは、母親としても大変興味深く、食育という言葉がより身近に感じられた。『食育』と一言で言ってもいろいろな角度から取り組める分野なので、「食べること(食材やバランス)」と「食べる人(健康づくりや体の機能)」の両面から捉えることでより実践的な方法論が生まれると思う。保護者に対して、食育についての具体的な提案や自発的に取り組めるサポートが必要と考える。 | 今回頂いたご意見・ご提言を参考とさせていただきながら、食育の取組を進めてまいります。 |
5 | 子どもや主婦の声に耳を傾けてほしい | ||
6 | 保育所での食育を進めているが、財政的援助のない中では限界があるので、裏づけとなる予算を増やしてほしい。 | 保育所に関する事務は、予算の対応も含めて市町村の所管する事務となっております。大阪府では、児童福祉施設関係者研修会等を通じて、市町村や関係機関等と連携しながら保育所における食育に取り組んでまいります。 | |
7 | 5 計画の推進方法 | 計画を推進するにあたっては、府庁内に部局横断的な組織体制の確立が必要と考える。 | 大阪府では、関係部局が連携しながら食育に取り組んでおり、本計画も、関係部局の職員によるワーキンググループによる調整などを行い、協働で策定を進めてきました。今後も関係部局との連携・協力体制を緊密なものにして、食育の取組を進めてまいります。 |
8 | 単年度ごとの計画数値を設定しないのか。 | 計画期間の5年間を通して、計画的に取組を進めてまいりますので、単年度ごとの目標値は設定いたしませんが、本計画を効果的・効率的に推進するため、目標達成状況などの進捗状況を把握してまいります。 | |
9 | 必要が生じた場合は計画の変更や見直しを行うこととしていますが、その際、府民の意見はどのような形で反映させるのか。 | パブリックコメントの実施やアンケート等による意識調査などにより、府民の皆様の御意見を反映してまいります。 | |
10 | その他 | 家族がそろってゆとりを持って食事ができる社会環境づくりに着手してほしい。 | 今回頂いたご意見・ご提言を参考とさせていただきながら、食育の取組を進めてまいります。 |
11 | 食育と歯の健康づくりは、乳幼児の保護者の関心が高い。これらに取り組む団体の活動に対して、会場費や講師料等を助成する制度があれば、食育と歯の健康にふれる機会が増えると考える。 | ||
12 | やわらかいものを好んで食べて、硬い食べ物を食べたがらない。 | ||
13 | 嫌いな食べ物はのどを通らなかったりする。家では嫌いなものは食べたがらない。 | ||
14 | 給食のときに硬いものが良いと教えられたが、なぜ良いのか説明がなかったので詳しく説明をしてほしい。栄養士など専門知識のある方とのかかわりの場をつくってほしい。 | ||
15 | 硬い食べ物など工夫して食べやすくしてしまうので、硬いものを食べる機会がない。 |