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「副首都・大阪」連携プロジェクト成果発表会(2021年2月7日開催)に参加いただいた学生の皆さんの感想等をご紹介します
2021(令和3)年2月7日に開催した「副首都・大阪」連携プロジェクト成果発表会に参加いただいた学生の皆さんの声をご紹介します。
成果発表会の様子については、大学との「副首都・大阪」連携プロジェクト成果発表会を開催しましたのページをご覧ください。
追手門学院大学
地域創造学部3回生 中田 真誠さん
このプロジェクトに参加し、大阪の未来を具体的に考えることができました。特に副首都としての立場を確立するために、他地域にはない大阪の強みを見つけることを第一としました。私たちのチームは、教育を通してグローバル都市を作ることを目指しました。大阪最大の強みは人情です。世界中の人とコミュニケーションをとれると大阪は世界の玄関になるでしょう。
苦労したことや努力したことは、実行性を担保することです。実際に効果があるのか先行研究を検証し、予算等を先行事例から計算して実行計画を立てました。より説得力を高めるために複数の論文を調べ、先行事例から問題点を洗いだし、大阪でも実現しやすいモデルに作り直し立案しました。
このプロジェクトで学んだことは、大阪のポテンシャルと未来がまだまだたくさんあることです。先の見えない時世になっていますが、大阪は世界に誇れる魅力があり、進化できる余地とそれを発揮できる未来が今後訪れると確信できました。
地域創造学部3回生 平川 咲弥さん
私は今回大学で初めてのプロジェクトに携わりました。「副首都・大阪」が誇れる強みとして、私たちのチームでは、「ICTと姉妹都市を活用したグローバル人財の育成」を提案しました。
最初、私は副首都の内容や、ICT教育について理解できておらず、仲間に迷惑をかけてしまったこともたくさんありました。そこでチームの仲間と同じレベルにまで持っていけるように情報収集し、ICT教育について勉強しました。
また、副首都推進局の方や、ゼミの先生にアドバイスをいただきながら進めることで、その政策について深掘りすることができ、知識をより広げることができました。
地域創造学部2回生 加島 朱音さん
私は「副首都・大阪」連携プロジェクトに参加し自身の成長を感じました。それは意見を柔軟に取り入れる姿勢です。プロジェクト参加前は、出身地である大阪について大まかにしか把握しておらず、副首都の取り組みについても知りませんでした。本プロジェクトを通じて大阪についてより知識を深め、大阪に必要なものは何か考え、提案することがとても楽しく感じました。現状を把握し、発展につなげる提案を示すことはとても難しいことであり、一人で達成できるものではありません。チームで協力し、意見交換や情報共有することで自分にはない発想を得られ、より良い提案ができたと思います。
今後も多くの刺激を受けて、更なる飛躍を目指したいと思います。
地域創造学部3回生 東 琴美さん
私の班では、AIの活用で命を守ろうというテーマのもと政策提案をさせていただきました。日常生活で地震はいつ起きてもおかしくありません。そこで命を守るためにはAIの活用がポイントになってくるのではないかと考えます。さらに補完的に防災スピーカーや大型ビジョンを取り入れ、人々がそれらから緊急放送を聞くことで「早く逃げよう!」という意識を高めることになります。
感想として、発表する際は緊張しましたが同じチームの仲間からエールや助言をもらい楽しい機会となりました。今回、この副首都プロジェクトに参加させていただき、誠にありがとうございました。
地域創造学部3回生 内藤 未紗さん
大阪が日本の副首都として確立していくための理想像を語るのではなく、現実味を帯びた政策(取り組み)を考えるということは、常に私の中に根付いていたものでした。実際に研究を進める上で、自身の知識不足により、上手く研究が進まないこともありました。新型コロナウイルスの影響により、外出も制限され、研究を共に進める同じチームのメンバーとも顔を合わせる機会がなかったという現状です。
しかし、会えない分、オンラインでの会議やSNSを使った情報交換などは欠かさず行い、メンバーの誰一人として欠けることなく、一つの研究を成し遂げることができました。考えた案の有効性を高くするために、使用しようと考えている機材の値段や設置費用を細かく調べました。プロジェクトという形では、最終報告会で一区切りとなりますが、私たちの試行錯誤を重ねた案により、大阪が副首都として、国内だけでなく世界に羽ばたいていってほしいと願っています。
地域創造学部2回生 辻 賢人さん
私は「副首都・大阪」連携プロジェクトを通じて政策立案の難しさを学びました。というのも、大阪は副首都になるだけのポテンシャルはあっても、実際に副首都になるためには様々なものを準備していく必要があるため、有効な政策案であっても資金面などを照らし合わせた時に現実的ではないこともあるからです。実際に政策を行うためには有効性・現実性両方を兼ね揃えていなければいけないため、そのバランスの取り方や、聞く人に納得していただける情報・データで示すことが重要だと感じました。
今後は今回得たことを活かしてさらなる政策案を考えていきたいと思います。また、これまで以上に「副首都・大阪」を全国の人に認知してもらえるようになっていただきたいと願っています。
地域創造学部2回生 仲 和己さん
私は今回の「副首都・大阪」連携プロジェクトに取り組み、防災のテーマから研究を進めていく中で、常にどの情報を集めて今後研究を進めていけば内容をより効果的に伝えられるかを考えました。11月の中間発表会でのご質問やご指摘からは、何を調べるかが明確化され、最終発表へと繋げる事が出来ました。
今回、他大学の先生・職員の方々からいただいたご指摘・アドバイス等をこれからのプレゼンテーションにおいても意識して、今後の政策提案や資料作りで活かしていきたいと思います。
「副首都・大阪」連携プロジェクトを通して大阪が副首都を目指していることを初めて知りましたが、万博で注目を集めている大阪が副首都となり、東京一極集中などの問題解決とともに、大阪がより活力のある都市として発展してほしいと思います。
大阪経済大学
人間科学部3回生 木村 承太郎さん
私たちは大阪が副首都として確立するためには、今後の大阪を担っていく子供達を育成することが必要不可欠だと考え、「教育」をテーマに取り組んできました。その中でも苦労したのは「費用面」でした。どれだけ費用を抑えながら子供達に学ぶ場を提供できるかを考えた際、重要なのは他企業や地域との連携だと思いました。このように人と人が協力し合うことで少しずつ大阪が副首都として確立できるようになっていくと思います。
今回の「副首都・大阪」連携プロジェクトで他大学の学生の発表や、先生方からのご意見などからさらに学ばせていただくことができました。今回得た知識や経験を活かし、今後の自分の成長につなげていこうと思います。
人間科学部3回生 竹中 大貴さん
今回、「副首都・大阪」連携プロジェクトの成果発表会に参加させていただきました。成果発表会に向けて試行錯誤しながら自分たちの考えを皆さんに発表しました。大勢の参加者の前で発表するのは非常に緊張しましたが、素晴らしい経験になったと感じています。一つのゴールに向かっていきながら、班のメンバーと協力しながら作り上げたアイデアはかけがえのないものです。他大学の学生さんや教授の方々に頂いた意見はアイデアのブラッシュアップにつながりました。これは自分たちだけではなく、成果発表会の参加者全員で作り上げたモノだと思っています。
この、「副首都・大阪」連携プロジェクトを通して、起こった感情や感性をこれからの人生にも生かしていきたいと思います。
人間科学部3回生 鈴木 玲弥さん
「副首都・大阪」連携プロジェクトを通じて、副首都という大きなビジョンから大阪のこと・地域のことを深く知り、自分事として考える貴重な経験をさせていただきました。
また、参加学生、先生方、副首都推進局の方からご意見・ご指摘を頂いたことで、政策提言の内容についてより深く考察することが出来ました。コロナ禍の状況にも関わらず「副首都・大阪」連携プロジェクトを開催していただきありがとうございました。
今後の大阪として、中之島未来医療拠点や、うめきた2期プロジェクト、万博、IRといった大阪のポテンシャルを活かし、様々なエリアと領域が拡大し、経済成長のチャンスがある都市になって欲しいと考えています。
人間科学部3回生 古賀 大成さん
今回、「副首都・大阪」連携プロジェクトに参加させていただきました。このような貴重な機会に参加できて大変嬉しく思います。
このプロジェクトで最も苦労した点は、私たちの提言をどのようにして大阪の更なる発展に繋げるかという点です。この課題を解決する為に「副首都・大阪」には何が必要なのかということをチームで徹底的に調べました。チーム内で何度も議論を重ね、大阪の更なる発展のために精一杯の企画提案を行うことができたと感じています。
また、他大学の皆さんの発表は全てにオリジナリティがあったため、様々な視点から副首都の可能性を感じられとても学びになりました。
今回の二度にわたる発表会を通して個人としての成長だけではなく、チームとして一つのものを創り上げることの難しさや楽しさを実感することができました。
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
人間科学部3回生 佐々木 強さん
今回、「副首都・大阪」について取り組み、大阪を副首都として確立することの必要性や、今後そうなっていく上で、どのようなことが必要か考えることができました。
また、「副首都・大阪」という私たち学生からすると大きく感じることでしたが、セレッソ大阪の施策について取り組むことや、他大学の発表にも含まれていた農業や伝統工芸品など大阪の文化まで幅広い方法でアプローチすることで副首都の実現がより現実的なものだと感じました。
大阪が副首都となり、大阪だけでなく、日本がより良い国になることを望んでいます。
人間科学部3回生 杉原 拓実さん
私は今回の研究を通じて、「副首都・大阪」というテーマで学習を進めてきました。その中で、大阪が副首都として果たすべき役割やアジア圏や日本の中での立ち位置のようなものも見ることができました。
また大阪を色々な視点から見る事で、その土地の特徴などにも触れられる事ができ、とても良い経験になりました。今回の研究を今後にも活かし、日本に留まらず世界の街づくりにも目を向けて学習を進めていきたいと思いました。
参加することができてとても良かったです。
大阪市立大学
商学部3回生 荒井 友希さん
「副首都・大阪」連携プロジェクトでは、「副首都・大阪」という視点で大阪について新たな角度から捉え直すことができました。ヒアリング調査や発表会において様々な方のご意見を伺うことで、普段の生活では気づかないような大阪の潜在的な魅力について再認識し、大阪の魅力を幅広く発信していくことの重要性を感じました。
発表会では、副首都推進局の皆様のご意見を直接伺うことができ、また、他大学の発表から「副首都・大阪」についての様々な考え方を学ぶことができて、とても勉強になりました。
このような貴重な経験させていただきありがとうございました。
商学部3回生 安田 歩加さん
今回の「副首都・大阪」連携プロジェクトを通して、アイデアは浮かんだとしてもそのアイデアの実現可能性を高めることの難しさを実感しました。また、コロナ禍においてヒアリング調査に思うように行けない中、数値やデータを用いることで提案に具体性を持たせられるように工夫しました。関東地方の大学を含めた他大学の方と交流する機会はあまり無かったので、意見交換をすることができてとても良い経験になりました。今後、「副首都・大阪」を多くの人に知ってもらうことで、より大阪も進化していくことができると思います。
学生の方、先生方、副首都推進局の方などたくさんの方からご意見やアドバイスを頂いたことで、無事成果発表会を終えることができました。貴重な機会をありがとうございました。
商学部3回生 青木 智哉さん
「副首都・大阪」連携プロジェクトへの参加は私にとって大阪の持つ課題と大阪のこれからについて深く考える機会になりました。発表の方向性がなかなか決まらず、アイデアをまとめることに苦労しましたが、最終的に自分たちの納得がいく発表ができ、大変良い経験ができました。また他大学の多様な課題へのアプローチからも学ぶことがたくさんありました。これからの大阪の副首都化の動きが大阪ひいては日本の発展に繋がっていくことを期待しています。
コロナ禍という特殊な状況でありましたが、このような発表の機会をつくっていただいた副首都推進局の方とヒアリングにご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。
商学部3回生 阪口 将士さん
今回のプロジェクトを通じて大阪、関西、日本の社会問題について深く考えることができました。また他大学の発表や関係者の方々へのヒアリングは新たな知見を獲得する良い機会になりました。新型コロナウイルスでゼミがオンライン形式だったので苦戦しましたがアフターコロナに必要な能力を培えたと思います。
また「副首都・大阪」の確立と発展においては、今回のような普段大阪府・市の職員の方が持っていない若者の考え・価値観など多様な視点を用いて達成して頂きたいです。また何か関わる機会があればよろしくお願いします。
ありがとうございました。
商学部3回生 島本 真優さん
このプロジェクトでは「どのような提案が大阪の副首都の確立に向けての大きな要素になるのか」という点をチームでしっかり話し合うことに力を入れました。その中で特に苦労した点は、人によって副首都確立の定義が異なることや、「学生目線」とはどのようなことなのかを考えることです。中間発表まではこれらの話し合いにかなり時間を割き、あまり具体的な提案をすることができませんでした。しかしその後ヒアリングを行えたことで現状分析や課題発見ができ、メンバーの意見が一致し、本発表では学生目線の良い提案ができたのではないかと考えています。
このプロジェクトは大変やりがいがあり、行政の考え方や働きを学び、そして他大学の学生の提案も興味深く、参加してよかったと感じています。私たちの提案が今後採用され、大阪が日本の頼もしい副首都となる一因となれば幸いです。
慶應義塾大学
経済学部3回生 菊池 優太郎さん
今回の研究を通じて、大阪という都市について初めて深く知ることができたと感じております。私たちが関東の学生であるということもあり、大阪の学生なら当然知っているであろうこともゼロから調べなければならずとても苦労しました。
しかし、関東の学生であるという点を逆にストロングポイントとして捉え、私たちならではの視点で副首都について考察していこうと班一丸となって取り組みました。事実、副首都プロジェクトの関東における認知度はかなり低く、課題が山積みであると発信することができたと思っております。
今後とも機会があれば「副首都・大阪」の発展に貢献していきたいと考えています。最後にはなりましたが、各所関係者の皆さま、今回は取材などにご協力いただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
経済学部3回生 岩元 彩夏さん
橋口ゼミを通じて「副首都・大阪」という大きなプロジェクトに携われるという貴重な経験ができました。特に関東圏からの参加でしたので、最初は大阪の情報収集や現状分析に非常に苦労しましたが、取材やディスカッションを重ね、自分たちなりの報告発表に辿り着く事ができました。成果発表会では、オンラインではありましたが他大学の発表も聞くことができ、大きな刺激をもらいました。一年間、ありがとうございました。
経済学部3回生 北山 裕人さん
私は今回の「副首都・大阪」連携プロジェクトに参加するまで「副首都」という言葉を聞いたことがありませんでした。もちろん、大阪が副首都化に向けて構想を練り、様々な取り組みをしていることも知りませんでした。東京の学生を中心にとったアンケートでも、これらについて知らない人が大半を占める結果が出ました。
私たちはこの認知度を課題として、認知度を上げるにはどうすれば良いのかを考えました。その過程で大阪府・市の職員の方々に取材をしたり、最終的に学外の場で発表したりするというのは、普段の大学の講義では決してできないような貴重な経験であったと思います。本プロジェクトに参加させていただき、ありがとうございました。
これから万博の開催やIR誘致など、大阪が注目される機会が増えてくると思います。それに伴い、「副首都・大阪」の認知度も上がり、副首都化を達成できると信じています。
経済学部3回生 磯田 珠輝さん
私は元々「副首都・大阪」プロジェクトの存在すら知らない関東人でしたが、橋口ゼミを通して、関東の大学目線で関西を考えていくことは私にとって非常に良い経験になったと思います。
関東の大学生として特に問題視していたのは、「副首都・大阪」の認知度の低さでした。実際、私の周りではこの件に関して知っている方は少ないというのが現状です。この問題を解決に導くため、そして日本全体でこのプロジェクトに関わっていくために今後も更なる研究を深めていきたいと感じております。
今年はコロナの関係で研究の殆どがリモートワークとなり、情報量が少ない中での研究でしたが、副首都推進局の方をはじめ多くの関係者の方に講演やサポートをしていただき、非常に感謝しております。
誠にありがとうございました。
経済学部3回生 山本 悠揮さん
1年前は「副首都・大阪」と聞いてもピンと来ず、何一つ知らない状態でした。東京で暮らす学生にとって大阪という土地に目を向ける機会がほとんどなかったからです。
1年間「副首都・大阪」に接してきてこの関東の学生という点が私たちにとって足かせであると同時に強みとして活かせたと感じています。
大阪に拠点を置いているわけではなく加えて昨今の状況で情報集めという点で非常に苦労した事が印象深いです。他大学の素晴らしい提案とそれを裏付けるデータや根拠を見て今後の改善点を痛感しました。
今後の日本を私たちがどうやって作るかという事に関して「副首都・大阪」は重要であることが1年間を通して理解できました。このような貴重な機会を与えてくださった関係者の皆様には深く感謝申し上げます。
大阪府チャンネルへの出演
2021(令和3)年3月4日にオンラインで生放送された大阪府チャンネルでは、各大学の学生(代表者)にご出演いただき、成果発表会での発表内容や感想等についてご報告をしていただきました。
当日の様子については、こちらをご覧ください。
大阪府チャンネル#36(3月号)2021年3月4日-YouTube(外部サイトへリンク)
(成果発表会のコーナーは38分32秒から57分11秒までとなっています)