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急傾斜地対策事業
急傾斜地対策事業とは
急傾斜地とは、傾斜度が30度以上ある土地をいいます。急傾斜地の崩壊による災害は突然で、破壊力が強いので被害状況も大変悲惨です。また、土砂災害による犠牲者の約半数は、がけ崩れによるものです。なお、大阪府では法面工や擁壁工による対策工事を行っています。
総合的な防災体制の強化に資する事業
土砂災害に対して、避難路や避難場所を確保する等、総合的な防災体制の強化に資する急傾斜地崩壊対策事業を行います。また、病院・老人ホーム・幼稚園等、災害時要配慮者に関連した施設に対する対策を重点的に実施し、災害時要配慮者が安心して暮らせるまちづくりをします。
急傾斜地の集中地区における事業
同時に多発的に災害が発生すれば、壊滅的な被害を及ぼす恐れがある急傾斜地の集中地区において、情報基盤整備事業を含めた急傾斜地崩壊対策事業を行います。
豊かでうるおいのある緑の斜面空間を形成する急傾斜地対策事業
都市区域の急傾斜地は、崩壊の危険性がかくされた空間であると同時に、残された緑の貴重な空間であり、既存木の保存や緑化回復により、安全で緑豊かな斜面の整備を進めています。
既存木を残した対策工(法枠工)
中尾地区(千早赤阪村)
龍間(3)地区(大東市)
仏並(3)地区(和泉市)
急傾斜地対策事業の施工例
住友金属地区(阪南市)
畑(4)地区(柏原市)
小野田(北田中)地区(和泉市)