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更新日:2024年10月29日

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大阪府におけるスマート農業の推進

 近年、農業分野では、ロボット技術やICTを活用して、超省力化、精密化や高品質生産の実現を推進する「スマート農業」が全国的に注目されており、全国平均に比して一戸当たりの経営規模が小さい大阪農業でも、その実情に応じたスマート農業の推進が重要となっています。
 また、新型コロナウイルス感染症により社会情勢が変革する中、スマートロッカーマルシェやオンライン型オーナー農園等、農のある豊かな府民生活の提供につながる非接触型の革新的なスマート技術にも期待が寄せられています。
こうした状況を踏まえ、大阪府では、「大阪府スマート農業推進指針」を策定し、大阪らしいスマート農業を推進しています。

大阪府スマート農業交流会への参加者募集について(NEW)

 府内でのスマート農業技術の導入促進を図るため「大阪府スマート農業交流会」を以下のとおり開催します。
 当日は、出展企業からのスマート農業機器やサービスの紹介、最新技術・機器の展示会を実施します。
 スマート農業技術に関心のある農業者の皆様はぜひ、ご参加ください。
 

 1 日時 令和6年11月26日(火曜日)13時30分から16時30分まで

 2 場所 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 
    南館3階 大会議室、会議室3、4(羽曳野市尺度442)

 3 内容 スマート農業技術展示会、出展企業からのスマート農業機器・サービス紹介
 ・環境モニタリング機器(温湿度・日射計等)
 ・環境制御機器(自動開閉装置、自動かん水等)
 ・省力化機器(アシストスーツ、自走式草刈機、ドローン、運搬ロボット等)
 ・その他(LED照明、自動抑草ロボット、クラウドシステム等)

 4 定員  80名(先着順)

 5 参加料 無料

 6 主催 大阪府、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所

 7 参加申込方法
   参加申込フォーム:こちら(外部サイトへリンク)
   参加申込用紙(メール用):参加申込用紙 (PPT:291KB)
   チラシ:大阪府スマート農業交流会チラシ(PDF:306KB)

 8 申込期限  令和6年11月25日(月曜日)

 9 注意事項
 ・障がいがある方等で、参加にあたり配慮を希望する方は、事前にご相談ください。
 ・会場及び敷地内は禁煙で、飲み物の自動販売機が1か所あります。
 ・気象警報発表時等は開催を中止することがあります。その場合はホームページにてお知らせします

大阪府スマート農業交流会への参加企業募集について(募集は終了しました) 

府内生産者へのスマート農業導入促進を図るため、企業からスマート農業機器およびサービスについて紹介してもらう場を設け、スマート農業についての理解を深める機会として、以下のとおり交流会を開催します。
つきましては、スマート農業機器やサービスをご紹介いただく企業を募集しますので、以下の案内をご覧いただき、ぜひお申込みください。

  1. 日時 令和6年11月26日(火曜日) 13時30分から16時30分まで
  2. 場所 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 (羽曳野市尺度442)
  3. 内容 スマート農業機器等の展示、スマート農業機器についての紹介発表
    出展企業募集案内(ワード:74KB)
    出展申込フォーム:こちら(外部サイトへリンク)
    申込用紙(メール用):申込用紙(ワード:18KB)
     

「大阪府スマート農業推進指針」について

本府におけるスマート農業の対象範囲や将来像を明確にし、関係者が一体となってスマート農業に取り組むための指針として令和2年12月に策定しました。

「大阪府スマート農業推進指針(案)」に対する府民意見等の募集について 募集は終了しました。

指針策定にあたり、府民の皆様のご意見を募集した結果を公表しています。

スマート農業に関する総合相談窓口を設置しました

スマート農業技術の導入に関心がある農業者や、スマート農業に役立つ機器等を開発・販売している民間企業からの様々な相談に対応します。
相談を希望される方は、以下の窓口まで電話又は大阪府インターネット申請・申込みシステムにて御連絡ください。

大阪府スマート農業総合相談窓口

大阪府環境農林水産部農政室推進課地産地消推進グループ(さきしまコスモタワー22階)
電話:06-6210-9595

相談内容の例

  • の作業を自動化したいが、そのような機器はないか?
  • 農薬散布用ドローンを使いたいが、どのような規制があるのか?
  • スマート農業機器を購入したいが高すぎる。低コストで導入する方法はないか?
  • スマート農業機器を開発中だが、大阪の農業者に試作品を使ってもらいたい

(地独)環境農林水産総合研究所が開発した技術の現地導入について

(地独)府立環境農林水産総合研究所が施設園芸作物の高品質化・高収量化に向けた技術開発に取り組んでおり、府では、これら開発された技術の「実証」「導入」「普及」に段階的に取り組んでいます。

ぶどう:(柏原市、羽曳野市、太子町)
ハウス内の気温に連動して天窓・側窓を自動開閉する装置の導入が進んでいます。
これにより着色の向上と糖度の上昇が図れます。現在12戸・2haに普及しています。

【成果】

  • 収益性約15%向上
  • 全作業時間の5%削減

ぶどうハウス

大阪なす:(富田林市)
品質を下げる傷害果を減らすため、ハウス側窓の自動開閉装置を活用した被害軽減技術を実証・確立しました。
太陽光発電による自動開閉装置も開発し、普及を進めています。
マニュアルはこちら→なすの焼け果軽減対策(PDF:1,711KB)

【成果】

  • 傷害果の発生15ポイント低下
大阪なす

水なす:(岸和田市、泉佐野市)
冬期の収量増大・品質向上のため、ハウス内の環境をコントロールする技術の実証を行っています。

【成果】

  • 可販果収量約25%向上(環境水研内ハウスでの実績)
水なす1水なす2

スマート農業実証プロジェクト(国直接採択事業)について

国では、スマート農業の社会実装を加速するため、先端技術を実際の生産現場に導入して技術実証を行うとともに、技術の導入による経営への効果を明らかにするため、標記事業を実施しています。
大阪府においても、令和2年度本事業を積極的に活用し、3地区での実証を展開しました。

農のある豊かな府民生活の提供に向けて

府では、農業生産技術や土地改良施設に関する分野にとどまらず、農業・農空間と府民生活の質の向上につながる最先端の
民間技術なども積極的に府民生活に導入していくこととし、マッチングやPRに努めます。
<事例紹介>

大阪府スマート農業試験導入プロジェクトについて

「スマート農業」に資する先端技術を有する民間企業の協賛のもと、府内農業経営者で希望する者に最先端技術を試験的に導入し、大阪農業における「スマート農業」の展開の可能性を検証するとともに、経営強化の手法として「スマート農業」への関心を高めることを目的として実施しています。詳しくは大阪府スマート農業試験導入プロジェクトのページを御覧ください。

参考(スマート農業関係)

経営強化チャレンジプロジェクト事業(スマート農業DIY事業)について

大阪府では、JAグループ大阪と連携し、DIYによる低コストでスマート農業機器の導入を支援する大阪府スマート農業機器自作支援事業を実施しています。
詳細は経営強化チャレンジプロジェクト事業(スマート農業DIY事業)

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