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OSAKAごみゼロプロジェクト
大阪府では、大阪・関西万博(2025年)や全国豊かな海づくり大会(2026年)の開催に向け、街・川・海にごみのないきれいな大阪の実現をめざす、「OSAKAごみゼロプロジェクト」を実施中です。
現状・課題
大阪湾の浮遊ごみの約9割がペットボトルや容器類等の生活系のプラスチックごみであり、ポイ捨てやごみ箱からの飛散等により街中に散乱したごみが、川を通じて海に流入し、海洋汚染を引き起こすとともに、景観を損ねています。
大阪湾における浮遊ごみ調査結果(ごみの内訳割合・個数ベース)
※令和4年度大阪府調査(大阪湾・堺泉北港で8・10・2月に回収した浮遊ごみの平均値)より
目的
「大阪・関西万博」(2025年)や「全国豊かな海づくり大会」(2026年)の開催に向け、街・川・海にごみのないきれいな大阪の実現をめざし、府内全域で地域、企業、団体、市町村等と連携して取組内容の発信も行い、オール大阪でのごみ削減や機運醸成を図ります。
取組み・方向性
- 実施期間:2024年度から2026年度まで
- 取組方針:
- 既存取組(企業、団体、行政等)を強化・拡大(関係者への働きかけを強化し参加者増)
- 相乗効果の発揮につなげるため、諸取組みを連携・連動、パッケージ化・見える化
- 取組みを通じて、「海ごみゼロ」の機運醸成を図り、今後につなげる
取組項目
(1)使い捨てプラスチックなどの使用を抑制
おおさか3Rキャンペーンによる3Rの取組みの促進や、「Osakaほかさんマップ」によるマイボトル等の利用促進により、使い捨てプラスチック製品の使用を減らしていきます。
(2)ごみの街・川・海への流出・飛散を防止
企業、団体と連携し、ごみの適切な処分方法等を周知啓発し、ごみの街・川・海への流出・飛散を防止します。
(3)街・川・海でのごみ拾いの連携・促進
府民や事業者等の清掃活動を促進し、ごみのないきれいな大阪を目指します。
(4)川・海でのごみ回収事業の推進
港湾や大阪市内河川における船舶の安全航行を目的とする清掃や、漁業者による海ごみ回収の支援を通じ、川や海に流出したごみの回収を推進します。
(5)ごみゼロに向けた啓発・教育を推進
環境イベント等における啓発活動を実施するとともに、企業と連携した環境教育冊子の配布や、プログラムの活用などにより、府民啓発を推進します。
- プラスチックごみ問題に関するイベントでの普及啓発活動
- 河川流域(寝屋川流域・大和川流域)におけるごみ対策にかかる取組状況
- 環境教育冊子「考えよう!わたしたちのくらしと環境・エネルギー」
- 大阪湾の環境保全に関する子ども向け啓発シリーズ動画「ハッピー・オオサカ・ベイベース」