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更新日:2026年3月26日

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漂流・漂着ごみ等の組成調査について

府内における海域や河川の漂流・漂着ごみの実態把握を目的に、令和5・6年度は1箇所、令和7年度は8箇所においてごみの組成調査を実施しました。調査結果は大阪湾への流入ごみ等の発生抑制対策の検討や啓発に活用していきます。

令和7年度

府内における海域や河川の漂流・漂着ごみの実態把握を目的に、表1のとおり府内8箇所で組成調査を実施しました。

調査時期及び調査地点

表-1 ごみの組成調査概要

調査対象とするごみ

調査時期

インフラ管理者が回収するごみ

海域

港湾の清掃業務(清掃船で回収)

(1)大阪港

8月

10月

2月

(2)堺泉北港

8月

10月

2月

河川等

河川水面の清掃業務(清掃船で回収)

(3)大阪市内河川

8月

10月

2月

農業用水路の管理業務(スクリーンで回収)

(4)長瀬川(農業用水路)

10月

河川敷の散乱ごみ(本調査で回収、延長100m×幅20mの範囲)

(5)淀川

10月

(6)大和川

(7)西除川

海岸漂着ごみ(本調査で回収、汀線方向の幅50m)

(8)岬町淡輪付近の海岸

12月

組成調査の位置図
図-1 組成調査位置図

調査方法

  • 調査地点で回収されたごみの中で、長さ2.5センチメートル以上のごみを調査対象として回収しました。
  • 回収したごみを漂着ごみ組成調査ガイドライン(環境省)に基づいて分類し、個数、重量、容積を調査しました。

調査結果

  • ごみ全体に占める人工物の割合は各地点でばらつきがあり、容量ベースで約17%から100%の範囲にありました。
    また、人工物に占めるプラスチックごみの割合は、約24%から85%の範囲にありました。
  • プラスチックごみの中でも、飲料用ボトルや容器類(コンビニ弁当の容器、食品トレイ等)、食品包装等の袋(パンやお菓子等の袋)等の容器包装の容量が多く、合計すると最大で約96%を占めるところがありました。
  • 海域の調査結果をみると、容量別でプラスチック製品や飲料用ボトル、容器類、ポリ袋等のごみが多く見られました。
  • 河川等の調査結果をみると、海域と同様、プラスチック製品や容器包装等のプラスチックごみが多く見られ、飲料用ボトルは最大で約47%、容器類は最大で約25%、ポリ袋は最大で約42%を占めるところがありました。
  • 調査全体を通して、陸域での日常生活で発生するごみが多く見られたことから、街中でポイ捨てされたり、雨風で散乱したプラスチックごみが川に流入することで、大阪湾へ流出している可能性が考えられます。

詳細はこちらの資料をご確認ください。

令和5・6年度

府内における海岸漂着ごみの実態把握を目的に、府内1箇所で組成調査を実施しました。

調査日

令和5年12月20日(水曜日)、令和6年12月17日(火曜日)

調査地点

岬町淡輪付近の海岸1箇所

調査地点

図-2 調査地点

調査方法

漂着ごみ組成調査ガイドライン(環境省)に基づき、汀線(海水面と海浜との境界線)方向の幅50メートル、海岸汀線から堤防までの間を調査範囲とし、回収したごみを分類表に基づいて分類し、個数、重量を調査しました。

調査結果

令和6年度

(1)分類別の組成

  • 合計で327個、212.3リットル、16.3キログラムの海岸漂着ごみを回収しました。
  • 海岸漂着ごみの内訳は、人工物が容量別で15%、重量別で17%を占めていました。
  • 人工物の内訳は、「プラスチック、発泡スチロール類」が個数別で96%、容量別で87%、重量別で62%と最も高い結果でした。
    人工物の内訳(令和6年度)
    図-5 人工物の内訳(左:個数、中:容量、右:重量)

(2)プラスチック、発泡スチロール類の組成

  • プラスチック、発泡スチロール類の内訳を「容器包装」、「製品」、「海域由来」の3項目で分類すると、個数別では容器包装、海域由来、製品の順に多く、容器包装が68%を占めていました。容量、重量別では容器包装、製品、海域由来の順に多く、容器包装が容量で63%、重量で43%を占めていました。
  • 細分類別の個数を見ると、ポリ袋、ボトルキャップ、容器類などの陸域の日常生活で発生するものや、釣り具などの漁業活動に関係するものが多く見られました。
    プラスチック、発泡スチロール類の内訳(令和6年度)
    図-6 プラスチック、発泡スチロール類の内訳(左:個数、中:容量、右:重量)

詳細はこちらの資料をご確認ください。

令和5年度

(1)分類別の組成

  • 合計で444個、7.6キログラムの海岸漂着ごみを回収しました。
  • 海岸漂着ごみの内訳は、人工物が個数別で99%、重量別で52%を占めていました。
  • 人工物の内訳は、「プラスチック、発泡スチロール類」が個数別で82%、重量別で56%と最も高い結果でした。

 人工物の内訳(令和5年度)
 図-3 人工物の内訳(左:個数、右:重量)

(2)プラスチック、発泡スチロール類の組成

  • プラスチック、発泡スチロール類の内訳を「容器包装」、「製品」、「漁具」の3項目で分類すると、重量別で「製品」の割合が一番多く、個数別で「容器包装」の割合が一番多い結果でした。
  • 細分類別の個数を見ると、容器類(調味料容器等)や発泡スチロール片、ポリ袋、カトラリーなどの陸域の日常生活で発生するものや、釣り具などの漁業活動に関係するものが多く見られました。

 プラスチック、発泡スチロール類の内訳(令和5年度)

 図-4 プラスチック、発泡スチロール類の内訳(左:個数、右:重量)

詳細はこちらの資料をご確認ください。

【参考】令和2・3・4年度の組成調査結果

令和2・3・4年度の調査結果は、漂流・漂着ごみ等の組成調査(令和2・3・4年度)についてをご参照ください。

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