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更新日:2024年11月19日

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HIV/エイズについて

12月1日世界エイズデーについて

 毎年12月1日は世界エイズデーです。世界エイズデーとは、エイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、世界保健機関(WHO)が1988(昭和63)年に提唱した記念日です。

【2024(令和6)年度のキャンペーンテーマ】

U=U

 キャンペーンテーマである「U=U」とは、Undetectable(検出限界値未満)=Untransmittable(HIV感染しない)の略称です。HIV治療を受け、血液中のウイルス量が検査で検出できない程度に最低6ヶ月以上継続的に抑えられているHIV陽性者からは、性行為によってHIVが感染することがないことも確認されています。

<公益財団法人 エイズ予防財団 キャンペーンテーマフライヤー(2024)>

U=U1 U=U2 U=U3

大阪府のHIV/エイズの動向

 2022(令和4)年度のHIV感染者は632名、AIDS患者は252名でした。

 2023(令和5)年度のHIV感染者は669名、AIDS患者は291名であり、増加しています。

 詳しくはこちら▶エイズ予防情報ネットAPI-Net(外部サイトへリンク)

 

この機会にHIV/エイズを身近なものとして考え、正しい知識に触れて、検査を受けてみませんか。

あいやん

HIV/エイズについて

HIV/エイズとは

HIV感染とエイズの発症は同じ意味ではありません。

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルスというウイルスの名称です。

エイズ(AIDS)とは、後天性免疫不全症候群と言われ、HIVの感染による免疫力の低下によって他の疾患を発症する病気のことをいいます。

つまり、HIV感染→治療をしない→エイズ発症となります。ただし、HIVに感染してもすぐにエイズを発症するわけではありません。

【HIV感染後の経過・症状】

 HIV1

治療の進歩によるHIV/エイズの新常識

  • HIV/エイズは、慢性的な病気のひとつです
  • 早期に治療することで、感染していない人と同じくらいの寿命を全うできます
  • HIVに感染していても、毎日薬を飲み続けることで普段通りの生活ができます

感染経路・予防

感染経路

主な感染経路は性行為(セックス)です。他に血液感染、母子感染の感染経路もあります。

HIVの感染源となるのは1.血液2.精液3.膣分泌液4.母乳です。

これらの体液が粘膜(尿道の先、膣や肛門の中、口の中など)に直接触れると感染する可能性があります。つまり、性行為をしていれば誰にでも感染する可能性があります。

 

感染予防のために、Steady SexとSafer Sexを心がけましょう。

Steady Sex(ステディ セックス)

▶パートナーを定める

感染の可能性がない者同士のセックスで、お互いに他の人とセックスしないこと。

Safer Sex(セーファー セックス)

▶より安全なセックスをする

性感染症の病原体(細菌やウイルスなど)は、主に感染した人の精液(先走り液も含む)・膣分泌液・母乳・血液などに存在するので、直接触れないようにすること。

感染予防1

 

HIVはこんなことでは感染しません。

感染予防2

 

検査を受けよう。

富田林保健所ではHIV・梅毒・クラミジアの検査を無料・匿名・予約不要で実施しています。

また、富田林保健所ではHIVは感染機会から2か月で検査可能です。

不安があれば早めに検査をして、検査の適正時期に再度検査を受けることもできますので、お気軽にご相談ください。

なお、すでに症状がある方は早めに病院を受診するようにしてください。

 

▶▶富田林保健所の検査日程と検査の流れはこちらから

 

【検査を受ける適切な時期・検査内容】

 HIV2 

富田林保健所

 毎年6月と12月に富田林保健所の1階ロビーでHIV/エイズや梅毒等性感染症に関するポスターやリーフレットの配布や展示をしています。 

 毎年、管内の学校・大学や商業施設等に性感染症の啓発物品を配架しています。

 HIV・梅毒・クラミジアの無料・匿名での検査や性感染症の相談を受け付けています。

 電話でも相談できます。(富田林保健所 地域保健課 感染症チーム:0721-23-2683)

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梅毒が急増中

男女ともに、梅毒患者が急増中です。

2022(令和4)年の報告数は2021(令和3)年に比べ、1.7倍と急増しています。

特に、男性は20代~50代、女性は20代が突出して多いです。

治療をしなくても症状は自然に消える事もありますが、治ってはいないため気づかぬうちにどんどんと進行していきます。

治療すれば治りますが、治療後も免疫ができないため治っても何度でも感染する(再感染)ことがあります。

自分が治療してもパートナーが治療しなければ、再感染してしまいます。

あなた自身と大切なパートナーを守るためにも正しい知識を持ち、予防(コンドーム使用)や早期発見(検査)のための行動が必要です。

梅毒グラフ

関連サイト

大阪府リンク 富田林保健所リンク 検査相談マップリンク

 

API-Netリンク エイズ予防財団リンク り

 

 

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