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大阪府環境審議会温泉部会協議事項
大阪府の平野部における温泉掘削許可申請及び動力装置許可申請の審議について、当分の間、次のようにする。
- 温泉井掘削制限距離を800m程度とする。
- ストレーナー部の内径は、200mm以下とする。
- ストレーナー部の総延長は150m以内とし、その上限と下限の幅は概ね300m以内とする。
- 動力装置については、次のとおりとする。
- (1)段階揚水試験、連続揚水試験等の結果より揚水量を決め、動水位から求められている全揚程を考慮し、揚水ポンプの性能に見合った出力とする。
- (2)また、揚水試験の結果を非平衡式で解析し、(1)の計画揚水量における800m影響圏での影響水位の算出結果及び、大阪層群下部及び最下部で取水する場合は、漏水係数等漏水量の試算結果に基づき(1)の動力装置の出力の確認を行う。
- (3)なお、揚水量の上限を500L/分とする。
- 動力装置の選定に係る試験方法は原則として次のとおりとする。
- (1)段階揚水試験は、1段階あたり2時間以上とし、5段階以上行ったものとする。
- (2)連続揚水試験は、計画揚水量またはそれ以上で48時間以上行ったものとする。
- (3)回復試験については、水位が安定するまで行ったものとする。
- (4)水位の測定方法は触針式とする。
- 上記の制限をした考えの基準に合わないものについては、個々に審議し、理由の明白なものについては、考慮する。
なお、ポンプの更新にあたっては、その都度、更新するポンプの機種等を届け出させることが望ましい。- [第57回(平成3年度第1回)大阪府温泉審議会にて協議]
- [平成4年度第1回大阪府自然環境保全審議会温泉部会にて再協議]
- [平成8年度第3回大阪府自然環境保全審議会温泉部会にて再協議]
- [平成19年度第2回大阪府環境審議会温泉部会にて再協議]
- [平成28年度第2回大阪府環境審議会温泉部会にて再協議]