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数字でみる大阪府の国際化
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1 在留外国人数
大阪府の主な国籍・地域(出身地)別 在留外国人数の推移
令和4年12月31日現在の大阪府内の在留外国人数は272,449人であり、府の人口の3.1%にあたる。(大阪府人口:8,785,211人「大阪府毎月推計人口」(令和4年12月1日現在)による)
在留外国人数を国籍・地域別にみると、韓国・朝鮮籍が全体の34.3%を占めるが、数および全体に占める割合は年々減少している。中国・台湾籍の全体に占める割合は、令和3年より5,470人増の27.6%、ベトナム籍は令和3年より7,741人増の17.5%を占める。また、令和3年から急激に増加しているネパール籍は、前年比217.8%増、ミャンマー籍は前年比194.3%増となった。
各年12月31日現在(出典:法務省「在留外国人統計」「登録外国人統計」)
※1 法務省の分類に基づき、平成27年12月末在留外国人統計から、「韓国・朝鮮」に係る表記を、「韓国」、「朝鮮」と区別し表記することとした。なお、在留外国人統計における「朝鮮」は国籍を示すものとして用いているものではない(注)。
(注)在留外国人統計における「国籍・地域」は、在留カード等の「国籍・地域」欄の表記を基に作成しており、朝鮮半島出身者及びその子孫等で、韓国籍を始めいずれかの国籍があることが確認されていない者は、在留カード等の「国籍・地域」欄に「朝鮮」の表記がなされている。※2法務省の分類に基づき、平成23年末までの外国人登録者数に係る統計では、台湾を中国に含めていたが、新しい在留管理制度で交付される在留カード及び特別永住者証明書では、国籍・地域欄に「台湾」と表示することとなったため、平成24年末から中国とは別に集計することとした。
2 在留資格別外国人数
大阪府の在留資格別外国人数
3 外国人留学生数
(1)外国人留学生数の推移
令和4年5月1日現在の府内の留学生数は21,190人(対前年比 593人(2.7%)減)で、東京に次ぐ全国2位である。また、出身地域では、特に中国からの留学生が多く、全体の約38%を占める。2位ベトナム(27%)、3位ネパール(9%)、4位に韓国(5%)と続き、4地域で全体の79%を占める。
(2)大阪府の外国人留学生の就職状況
大阪府に所在する企業等に、令和4年に就職した留学生は3,129人(対前年比117.1%)であり、東京についで全国2位であった。
※「留学」の在留資格を有する外国人が我が国の企業等への就職を目的として行った在留資格変更許可申請に対して許可された数。
平成24年までは、在留資格「留学」から就労資格への変更申請に係る処分数を対象にしていたが,平成25年以降は「留学」に加えて「特定活動(継続就職活動中の者、就職内定者等)」の在留資格から就労資格への変更申請に係る処分数も対象としている。
4 外国人児童・生徒数
大阪府内 外国人児童・生徒数の推移
令和4年5月1日現在、府内の小学校・中学校・高校に在籍する外国人生徒は8,807人で、全体の約1.0% であった。
5 観光・国際会議
(1)来阪外国人旅行者数の推移
令和4年に日本を訪れた外国人旅行者数は3,832,110人(前年比1,559%)で、回復基調にあるが新型コロナウイルス感染症拡大以前との比較では発展途上にある。
(2)大阪府の国際会議開催件数の推移
令和2年以降、大阪府内における国際会議※の開催件数は、新型コロナウイルス感染症の影響により減少しており、令和4年は21件となっている。
6 産業
(1)関西空港の航空機発着回数、航空旅客数及び貨物取扱量
令和4年度の国際線発着回数は56,448回(対前年比157%)で、令和元年度の約38%まで回復した。うち貨物便は25,667回(同91%)、旅客便は29,730回(同485%)で、旅客便は大幅に増加した。国内線発着回数は51,463回(対前年比145%)で、前年に比べ増加した。
令和4年度の国際線旅客数は5,138,142人(対前年比27倍)で、前年に比べに大幅に増加した。うち日本人は1,142,461人(同9倍)、外国人は3,981,507人(同28倍)であった。国内線旅客数は6,357,351人(対前年比3倍)で、前年に比べ増加した。
令和4年度の国際貨物取扱量は、753,697t(対前年比121%)、国内貨物取扱量は8,536t(同203%)で、ともに前年に比べ増加した。
(関西エアポート株式会社 参考資料「数字で見る関空」を基に作成)
(2)府内貿易港の輸出入額の推移
令和4年における大阪府内の貿易港※の輸出額は12兆8,805億円、輸入額は13兆7,264億円で、ともに前年に比べ増加した。全国シェアの輸出、輸入ともに減少した。