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更新日:2021年1月20日

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令和4年度職員採用試験〔行政(社会人等:26-34)〕の問題 論文

我が国では、従来、ひきこもり(※)は若年層の問題として捉えられていたが、平成31年3月に内閣府が発表した調査によると、ひきこもり状態にある満40歳から満64歳の推計数は、全国で約61万3千人にのぼり、ひきこもりの期間が7年以上の者がその半数近くに及ぶことが明らかとなった。
これにより、ひきこもり状態にある中高年の子どもとその生活を支える高齢の親の世帯が、経済的な困窮や社会的孤立に至る、いわゆる「8050問題」がクローズアップされるようになった。

※「ひきこもり」とは、様々な要因の結果として社会的参加を回避し、原則的には6か月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す。

そこで、次の(1)、(2)の問いに答えなさい。

  • (1)「8050問題」が生じている社会的背景について、具体的に述べなさい。
  • (2)「8050問題」を解決するために必要な取組みについて、具体的に述べなさい。

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