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更新日:2011年8月18日

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平成24年度 「第1回コーディネーター研修」

平成24年度「第1回コーディネーター研修」を実施いたしました。

ポイント

新崎 准教授 パネルディスカッション

  • 「学校支援地域本部」、「おおさか元気広場」、「家庭教育支援」の3つの活動の実践報告と、それぞれの活動に関わるコーディネーターや行政職員によるパネルディスカッションを通じて、異なる活動に関わる人たちがつながるためには何が必要かを考えました。
  • 研修を通じて、つながるためには「地域の子どもを地域で育てる」がキーワードであること、また、家庭教育支援の取組みは、3つの活動の協働のための大きな力になりうることの共通理解が進みました。

1. 日時

平成24年7月11日(水曜日) 14時30分 から 17時

2. 会場

大阪府庁新別館北館4階多目的ホール

3. 目的

地域社会が一体となった教育コミュニティの取組みを推進するため、教育コミュニティづくりに係るコーディネーターを対象として、学校と地域の「つなぎ役」としての役割を認識し、実践に生かすための研修を実施する。

4. 対象

コーディネーター(家庭教育支援チームリーダー・親学習リーダーを含む)
市町村教育委員会担当者

参加者数 約210名

5. 研修内容

  • 事業説明 「教育コミュニティづくり推進事業」について
  • 実践報告 〈学校支援地域本部〉 豊中市 地域教育協議会連絡会会長 伴野 多鶴子 さん
    〈おおさか元気広場〉 守口市 おおさか元気広場コーディネーター 田脇 和子 さん
    〈家庭教育支援〉 泉南市 家庭教育支援チーム員 竹中 智受代さん
  • 進行・助言 大阪教育大学教育学部教養学科 新崎 国広 准教授
  • パネルディスカッション 「教育コミュニティづくりをめざした様々な活動をつなぐために」
    パネリスト
    • 豊中市 地域教育協議会連絡会会長 伴野 多鶴子さん
    • 守口市 おおさか元気広場コーディネーター田脇 和子 さん
    • 泉南市 教育委員会事務局教育部 青少年センター主査 仮屋 喜一郎 さん
    • 進行・助言 大阪教育大学教育学部教養学科 新崎 国広 准教授

6. 研修の様子

豊中市の伴野さんによる実践報告のようす
豊中市の伴野さんによる実践報告

守口市の田脇さんによる実践報告のようす
守口市の田脇さんによる実践報告

泉南の竹中さんからの実践報告のようす
泉南市の竹中さんによる実践報告

パネリストの伴野さん、田脇さん、泉南市の仮屋さん
パネリストの伴野さん、田脇さん、仮屋さん

新崎准教授による助言のようす
新崎 准教授による助言

参加者の小さな絆づくりワークでの交流のようす
参加者の「小さな絆づくりワーク」での交流

7. 参加者アンケートより

  • 豊中市のすこやかネットの報告で、地域と学校の連携がよくわかりました。幼・小・中・高の連携と、小・中教職員の支援ができてきて地域が学校の応援団になっていくのではないかと思いました。泉南市、いのちの学習で「赤ちゃん」とふれ合う体験学習はとても良い実践だと思いました。
  • 豊中の中学生ボランティアの活動が良いと思った。
  • 人が大事、そして人のつながりが大事であることを改めて実感した。「地域との心の引き継ぎを」という伴野さんの言葉は社会教育において行政で合言葉にしていいぐらいに感銘を覚えました。
  • 新崎先生の助言がとてもわかりやすかったです。私も資料作成をよくするので「完成がはじまり」です。「それを説明することで情(ナサケ)が込められる」=資料を情報にかえるを心がけます。
  • 守口市での地域の身近な活動(高齢者の特技披露、グラウンドゴルフ等)を取り入れ、地域と子どもの接する機会を多くもち、又、日本文化伝承体験など、すばらしい取組みについて感心させられました。
  • 守口市の藤田小の校内放送で子どもに呼びかけをするのは良いアイデアだと思う。
  • 先生の協力や関わりは大きいと思います。うちの学校はめぐまれてると思いますが、もっと放課後に参加してもらえるよう声をかけたい!。守口市の藤田小学校のように催し等のことを学校で放送してもらうこと、いいなーと思いました。うちでもやっていただけないかと思う!。
  • 守口市の田脇さんはコーディネーター側から「こんな事をしたい」と企画されているようですが、自分のところでは運営協議会が企画し、コーディネーターは地域とのパイプ役のみという認識です。同じ大阪でもいろいろなのだと思いました。
  • 教育委員会や子育て支援課など役所内の横の連携ができていることがすごい。それプラス学校側、先生の協力があるというのはすばらしいと思います。
  • すこやかネットと親学習を高校にまで入り、取り組まれていることにおどろき。親になる年令ですものネ。すばらしいと思う。この国を担う若者育て、頑張ってほしい。泉南市、いのちの学習に幼児と関わることは大切だと感じました。”赤ちゃんの力”で笑顔が広がる状態が浮かんで、とてもいい取組みだと思いました。子育ての苦労話などもいいなあと思いまいた。
  • 「いのちの学習」の取組みに感動しました。先生の熱心な姿勢やネットワークのすばらしさや、報告者のご努力のたまものだと思います。昔なら当たり前の赤ちゃんとのふれ合いがなかなか出来ない昨今であるので、とても大切なところに注目されたなあと感心しました。先生、支援者、生徒、お母さん、赤ちゃん、すべての人の役割がパーフェクトな取組みだと思いました。
  • 泉南中、信達中の「いのちの学習」はとても良いと思う。自分の校区では小中一貫を目指し、現在話をすすめていますが、反対意見の中には中学生の中に小1、2の低学年を一緒にするのは問題ではないか?とあります。私自身はいろんなことに興味が出て不安定になりがちな時期だからこそ、小さな純粋な子どもと接することが必要だと思うのです。なので、この取組みはとても多感な中学生にとっては良いことだと思います。
  • 泉南中学校の「いのちの学習」について、学校支援地域本部の事業としても実施できると考え、今後の取組みに生かしていきたい。
  • 泉南市の取組みは、いじめ問題等の暗いニュースが続くなか、学校と地域が連携して命の大切さを伝えるというすばらしいものであった。学校だけでは絶対に出来ない取組みであり、地域の力の大きさを感じた。
  • 泉南の「いのちの学習」は地域のつながり、特に年代のちがう人たち(中学生、若い母親、子育てを卒業した年配のボランティア)との交流にとても良いと思います。
  • 未来を担う子どもたちのために、私自身、もっともっと連携の場を広げていきたいと思いました。ボランティアというのは、とても大変なこともたくさんありますが、やりがいもあります。子どもたちのために動いてくれるボランティアの方々をもっと増やしていきたいと思いました。

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