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更新日:2023年4月19日

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がん教育について

がん教育について

取組みの現状

大阪府では、平成23年に施行された大阪府がん対策推進条例に基づき、小学校、中学校、高等学校において、がんの予防につながる学習活動(がん教育)を実施してきました。また、平成26年度から3年間、国庫事業を受託し、がん専門医による授業や教材の作成など、がん教育の充実に取り組むとともに、平成27年度からは、がん基金を活用した「がん予防につながる学習活動の充実支援事業」を実施し、中学校においてがん専門医など外部講師による授業を行ってきました。

さらに、平成28年度に中学・高等学校の学習指導要領が改訂され、保健体育(保健分野・科目保健)に「がんについても取り扱うものとする」と明示されたことから、中学校では令和3年度から、高等学校では令和4年度から順次、がんについて取り扱われることとなります。このため、上述の国受託事業の成果を活用し、教員に対する研修を平成29年度から行っているところです。

大阪府におけるがん教育を実施した学校の割合は全国に比べ高いものの、外部講師を活用した学校の割合は全国に比べ低い状況にあります。外部講師を活用した学校は効果的だったと感じている一方、外部講師がいないためがん教育を実施しなかった学校もあるのが現状です。

がん教育に係る外部講師の活用について

今後は、保健の授業などの教職員による「がん教育」のみならず、がん専門医や関係団体などの外部講師を学校に派遣し、より専門的な視点からお話しいただくことで、生徒が正しい知識を習得し、がん患者に対する理解を深めることが重要と考えています。

そこで、がん専門医等で構成する「大阪府がん教育に係る連絡協議会」を令和元年6月に設置し、外部講師派遣の仕組みづくりを行うとともに、がん拠点病院へ医師等を講師として派遣頂けるよう協力を依頼し、「外部講師派遣可能機関一覧」を作成しました。

  • 1.目的
    • 対象とする学校に、外部講師として専門家等を派遣し、がん教育を通じて生徒ががんについての正しい知識とがん患者等に対する理解を深めることを目的とする。
  • 2.対象
    • 府立および市町村立中学校・高等学校及び支援学校中学部・高等部に通う生徒
  • 3.外部講師派遣協力機関

(参考:派遣実施要項等)

【府立学校向け】

【市町村立学校向け(例)】

研究授業教材「がんについて学ぶ授業」(文部科学省 がんの教育総合支援事業)

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