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「危険ブロック塀通報システム」の運用について
「危険ブロック塀通報システム」とは
平成30年6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震によりコンクリートブロック塀の倒壊被害がありました。現在の建築基準法(設置高さや構造等)を満たしていなかったり、または建築基準法を満たしていても、老朽化や過去の地震被害等により、傾きやぐらつきがあるようなものは、大規模地震が発生した場合に、倒壊等により人命に関わる重大な事故に繋がる危険性があります。また、倒壊した塀は、道路をふさぎ、避難や救助・消火活動を妨げる場合もあります。
そのため、傾きやぐらつきがある危険なコンクリートブロック塀の所有者は早急に安全対策を講じる必要があります。そこで、このようなコンクリートブロック塀を早期に発見し、迅速かつ適切に対応するため、広く府民の皆様から情報提供を受け付けており、スマートフォン等で撮影した写真により、具体的に危険な箇所や場所を特定して情報提供できる「危険ブロック塀通報システム」を運用しています。
身近に危険なコンクリートブロック塀を見かけましら、以下の「危険ブロック塀通報システム」により、その情報をお知らせください。
情報提供の方法は
危険ブロック塀通報システムのアクセス先
危険ブロック塀通報システムの二次元バーコード
ご利用にあたっては、「情報提供の際の注意点」を必ずご確認ください。
情報提供いただきたい危険なブロック塀とは
傾きがある。(斜めになっており、倒れそうである)

ぐらつきがある。(少しの振動や衝撃でグラグラする)

〇このようなコンクリートブロック塀は倒れる可能性があるので、ご注意ください。
情報提供の対象となる市町村は
情報を受け付けるのは、大阪府が特定行政庁であり、指導権限を有する以下の市町村になります。
・あ行
泉大津市、泉佐野市、大阪狭山市
・か行
貝塚市、柏原市、交野市、河南町、河内長野市、熊取町
・さ行
四條畷市、島本町、摂津市、泉南市
・た行
太子町、大東市、高石市、田尻町、忠岡町、千早赤阪村、豊能町、富田林市
・な行
能勢町
・は行
阪南市、藤井寺市
・ま行
松原市、岬町
上記を除く、大阪市、豊中市、堺市、東大阪市、吹田市、高槻市、守口市、枚方市、八尾市、寝屋川市、茨木市、岸和田市、門真市、箕面市、和泉市、池田市、羽曳野市の問い合わせは各市の担当窓口へご連絡ください。
情報提供の際の注意点
危険ブロック塀通報システムにより、情報提供いただく際は、以下の注意事項を必ずご確認ください。
〇写真撮影に関して
情報提供を行っていただく際に危険な箇所を特定するために写真の提供をお願いしています。写真撮影にあたっては、以下を厳守してください。
・写真撮影に関しては、私有地に入ることがないよう、あくまで公の場所から通常の視点で目視できる範囲について撮影するようにしてください。(私有地等に立ち入る等の不法行為につきまして、大阪府は一切の責任を負いません。)
・写真撮影を行う際は、法令(刑法、道路交通法や軽犯罪法等)に抵触しないようにしてください。
〇指導状況の問合せについて
個々の情報に対しての回答や調査状況の報告及び公表は行いません。
〇免責事項
・本システムに通報された内容によって生じた全ての影響について、大阪府は一切の責任を負いません。
・利用者が本システムを利用すること又は利用できなかったことで発生する損害について、大阪府は一切の責任を負いません。
・本システム利用に伴う通信費用は、利用者の負担になります。
〇個人情報等の取扱い
本システムの運用上、個人情報の収集、利用は行わないこととしておりますが、利用者からの通報に個人情報が含まれていた場合、大阪府は大阪府個人情報の保護に関する法律施行条例の規定に基づき、適切に管理するものとします。
〇その他
情報提供いただいた箇所は、建築基準法に基づいて指導を行います。建築物に附属しないコンクリートブロック塀や危険で無いと判断される箇所については、指導出来ない場合もあることをご了承ください。
参考サイト
コンクリートブロック塀の安全対策について、国土交通省や大阪府の以下のホームページに基準、お問い合わせ先がありますので、ご確認ください。
「ブロック塀を点検しよう!あなたのブロック塀は安全ですか?」リーフレット(大阪府内建築行政連絡協議会作成)