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高安農空間づくり協議会
地区概要
八尾東部地区(高安地区)は古くから花の産地や造園業で有名な地域であり、現在も都市近郊を活かした農業が展開されていますが、当地区の東側は山に近接しており、獣害の発生や急勾配の地形から、農地の遊休化が進んでいます。
そのような中、地域の住民から、遊休化し荒廃している農地を再生・活用し、農産物のブランド化・地域の活性化を目指し、農空間づくりプランに取り組みたいとの発意がなされ、平成24年9月に「高安農空間づくり協議会」が設立されました。
令和2年からのコロナ禍で活動は縮小していましたが、令和5年度からは徐々に活動も再開し、農空間の保全に取り組んでいます。
活動内容
荒廃していた八尾市郡川の農地を協議会で耕起・耕うんし、かつて河内地方で栽培されていた「河内木綿」の植え付けを行いました。
加えて、服部川西農地ではじゃがいもや米、服部川東農地ではさつまいもやにんにくを栽培しています。
活動実績
活動詳細
種植えから諸所の管理、そして収穫を行いました。
また、八尾地区JAまつりでは、さつまいもやにんにくの販売を行いました。
マルチの設置(5月)
育っていく野菜の様子(7月)
八尾地区JAまつり(11月)
河内木綿について
農地で育てられた綿を使い、河内木綿が作られています。
河内で育てられた綿のみで作られ、人の手により紡ぎ、織られている「河内木綿」は大変貴重なものです。
育った綿による糸紡ぎ
紡いだ糸を使った機織り
出来上がった河内木綿
活動実績一覧
・令和6年4月21日(日曜日)
草刈、草ひき、じゃがいもの芽かき、耕転(服部川西農地、服部川東農地)
・令和6年5月3日(金・祝)
耕転、施肥、畝たて、さつまいもの植え付け(服部川西農地、服部川東農地)
・令和6年5月19日(日曜日)
耕転、河内木綿の畝たて・マルチ張り、田んぼの波板設置、にんにくの収穫、(服部川西農地、服部川東農地)
・令和6年6月2日(日曜日)
じゃがいもの収穫、河内木綿の植え付け、田んぼの代かき(服部川西農地)
・令和6年6月16日(日曜日)
田植え(服部川西農地)
・令和6年7月15日(月・祝)
河内木綿の支柱立て(服部川西農地)
・令和6年8月11日(日曜日)
サツマイモのつる返し(服部川東農地)