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指導・調整グループ
1.水産業協同組合の指導について
漁業者及び水産加工業者の協同組織である水産業協同組合の育成を図るため、常例検査や運営指導等を行い、組合運営の合理化・適正化に努めています。
2.漁業調停について
(1)漁業調停
府内の漁業は、大阪湾を漁場として兵庫県の漁業者と入り会いを行いながら、中型まき網、小型機船底びき網、機船船びき網などの漁業が多岐にわたって営まれており、漁船性能の向上、漁具・漁法の改良進歩に伴い、操業範囲が拡大して、漁場利用関係が複雑化する傾向にあります。このため、漁業秩序の維持と漁業操業が円滑に行われ、漁業資源が有効に利用されるよう調整と指導に努めています。
(2)大阪府海面利用協議会の設置・運営について
漁業と遊漁、海洋性レクリエーションとの海面利用をめぐる諸問題の調整・解決を図るため協議会を設置して、海面の円滑な利用に努めています。
(3)遊漁船業の登録について
「遊漁船業の適正化に関する法律」(平成15年4月1日施行)に基づき、遊漁船業の登録等の業務を実施しています。
(4)特別採捕許可
大阪府漁業調整規則に基づき、海面・内水面における特別採捕許可申請の受付業務を行っています。
(5)大阪海区漁業調整委員会の委員の選任
漁業法に基づき、大阪海区漁業調整委員会の委員の選任業務を行っています。
3.漁船登録について
適正な漁船建造が行われるよう指導と検査を実施し、登録事務の円滑化と漁船実態の把握に努めています。
4.空港周辺海域管理事業について
関西国際空港周辺海域において、平成6年5月1日及び平成19年4月1日に設定した水産動植物採捕禁止区域の区域標示灯標の維持管理及び休日における監視事業を行っています。
5.水産流通適正化制度について
国内において違法に採捕された水産動植物(違法漁獲物)の流通の適正化等を図るため、特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律(水産流通適正化法)に基づく採捕事業者又は取扱事業者の届出を受け付ける業務等を行っています。