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家庭の食品ロス実態調査
都道府県で初めて、家庭の冷蔵庫に着目した食品ロスの実態調査をしました!
このたび、家庭の冷蔵庫に着目し、食品の保管状況や、冷蔵庫内の捨てられてしまう食品を把握するため、大阪府民を対象に「家庭の食品ロス実態調査」を実施し、結果をとりまとめました。
- 本調査の結果を活用したレシピ等を以下のホームページに掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。
食品ロス削減レシピNew! - また、本調査の結果を活用したリーフレットを作成しました。少しの工夫で冷蔵庫内の「もったいない」を減らしましょう!
リーフレット(PDF:2,596KB)New!
1 調査概要
- 調査対象:大阪府内に居住する世帯(20から60代男女)
- 有効回収:300票(インターネット調査)
- 調査期間:平成30年11月6日から26日までの期間中に1回実施
- 調査内容:(1)基本アンケート調査(基本属性、行動パターン、冷蔵庫に関すること等を調査)
(2)ストック調査(家庭内に保管している食品(44品目)の保存状況等を調査)
(3)捨てるもの調査(冷蔵庫に保管している食品のうち捨てられる食品の量や種類等を調査)
(4)事後アンケート調査(調査後の意識の変化や感想など)
2 調査結果
結果のポイント
- 4割の世帯で廃棄する食品があった。
- 廃棄が多いのは年代別では40代、同居家族別では小学生、中学生、高校生が同居している世帯
- 廃棄する食品は「調味料」と「生鮮野菜」で5割を超え、捨てずに済んだ方法として「レシピを調べる」が多かった。
- 廃棄する食品を金額に換算すると187円/世帯で、大阪府全体では7.56億円(※推計値)
- 廃棄率が高いのは、冷蔵庫の整理整頓が少ない世帯(※廃棄率とは廃棄する食品があった世帯の割合)
- 食品ロス削減のために今後取り組みたいこととして「定期的な冷蔵庫の整理」が最も多かった。
- 本調査で約70%の世帯が食品ロス削減の意識が高まったと回答した。
報告書
3 調査票等
府民の皆様も活用できるよう、インターネット調査表を編集し、以下のとおり紙面調査票、手引書、進め方を作成しました。