印刷

更新日:2023年3月20日

ページID:24400

ここから本文です。

「大阪ものづくり優良企業賞2022」表彰式及び交流会の様子

令和5年2月13日(月曜日)に「大阪ものづくり優良企業賞2022」の表彰式(令和4年度大阪府商工関係者表彰式、大阪製ブランド表彰式と同時開催)が、大阪市中央公会堂で行われました。
受賞企業54社を代表し、最優秀企業賞、技術力部門賞、審査委員特別賞、夢・未来・ORIST
賞を受賞された企業7社に、山口副知事から表彰状が授与されました。

式典の様子

代表受領の様子

最優秀企業賞
株式会社レイホー製作所 代表取締役社長 田中 喜佐夫 氏

技術力部門賞
扶桑精工株式会社 取締役 大平 昌宏 氏

審査委員特別賞(4社)
ソマックス株式会社 代表取締役 冨田 和巨 氏

株式会社マツダスクリーン 代表取締役 松田 好隆 氏

株式会社三笠鉄工所 代表取締役社長 三笠 剛 氏

株式会社ヤナギモト 代表取締役社長 柳本 喜満 氏

夢・未来・ORIST
株式会社コムラ製作所 代表取締役 小村 泰右 氏

豊田審査委員長祝辞

豊田審査委員長の祝辞
審査委員長を務めていただきました豊田政男委員長(
大阪大学名誉教授,特任教授)の祝辞をご紹介します。

大阪ものづくり優良企業賞2022
表彰式祝辞

大阪ものづくり優良企業賞の審査委員長を務めさせていただきました豊田でございます。まずは,栄えある受賞を心よりお喜び申し上げますとともに、皆様のこれまでのご尽力、お取り組みに対しまして、改めて敬意を表します。

「大阪のものづくり看板企業の登竜門」をコンセプトにした「大阪ものづくり優良企業賞」も、今年度で15年目を迎え、これまでに「匠」ブランド企業として受賞された企業数は、「900社」になりました。
今年度につきましても、化学工業製品や樹脂製品、金属・機械製品、消費財など幅広い業種の企業からノミネートいただくことができました。これもひとえに、これまでの受賞企業の方々が「匠」ブランドを守り広めていただいたお陰であると感謝すると共に、大阪の中小企業の皆様の積極性とチャレンジ精神を示して頂いたものと深く敬意を感じております。
技術力やQCD、財務状況や人材育成などに着目して審査を行った結果、今年度は新たに「優良企業賞」として54社、そのうち「知的財産部門賞」として9社を選定しました。

今回の受賞企業の中でも特に優秀な企業として、先ほど表彰を受けられましたように「最優秀企業賞」を1社、「技術力部門賞」1社、「審査委員特別賞」4社、大阪産業技術研究所理事長賞であります「夢・未来・ORIST賞」1社を選定しました。
今回の審査を通して、新型コロナウイルス感染症の長期化の影響をはじめとして、ものづくり企業を取り巻く環境が大きく変化する中でも、これまでの経験で培った技術の応用や創意工夫により新しい展開に挑む大阪ものづくり中小企業の姿勢を拝見しました。
今回表彰を受けられました企業からも伺えますが,二つの方向の「観察」、すなわち「今」を的確に見ることと,「今後」の展開を見通すことが重要で,特に,的確な探索力が改革と将来展望につながることが伺えました。そうです,「気づき」が重要で,大阪には,この観察する力に優れた企業,特に経営者が多く,まだまだ優れた経営力・技術力を持っている企業の顕在化が期待され,さすが大阪と誇れる優良企業がますます生まれることを確信いたしました。

また、府内ものづくり中小企業の優れた技術に裏打ちされた創造力にあふれた製品を認定する「大阪製ブランド」。今年度、新たに17製品がこの大阪製ブランドに加わり、合計139製品となりました。日用品や、玩具、ヘルスケア製品など、バラエティ豊かな製品が認定されました。ひとつひとつを見ましても、それぞれの製品に、企業のユニークなアイデアと、それを形にする確かな技術力が感じられます。

「匠」や「大阪製ブランド」など、改めて、大阪には「オンリーワン・ナンバーワン企業」や「技術と人材の強みを生かしたものづくり企業」が集積していることを実感するとともに、日頃からの皆様のご尽力に対し、深く敬意を表しております。

今後の大阪は、「2025年大阪・関西万博」に向けた大変重要な時期を迎えようとしています。「大阪・関西万博」は、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと開催される世界的なイベントであり、世界から大阪が注目を集めるこの時期こそ大阪の高いものづくり力を実証し、世界に発信する絶好の機会となります。

受賞企業の皆様には「匠ブランド」や「大阪製ブランド」を旗印に大阪のものづくり企業として、その持てる技術力・企業力をより一層発揮していただき、「大阪のものづくり力のブランドイメージ」「大阪産業の活性化」にご協力いただくことを期待しております。最後となりましたが、本日受賞の皆様方をはじめ、ご列席の皆様のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
令和五年二月十三日

式典終了後、交流会も開催しました。

交流会の様子
大阪府商工労働部長の挨拶

受賞者インタビュー(株式会社レイホー製作所)

このあと、受賞企業同士の名刺交換の時間も設けました。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?