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更新日:2015年3月12日

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「大阪ものづくり優良企業賞2015」表彰式及び交流会の様子

平成28年2月9日(火曜日)に「大阪ものづくり優良企業賞2015」の表彰式(平成27年度大阪府商工関係者表彰、大阪製ブランド表彰式と同時開催)が、クレオ大阪中央(大阪市立男女共同参画センター 中央館)で行われました。
受賞企業58社を代表し、最優秀企業賞、技術力部門賞、審査委員特別賞、夢・未来・TRI賞、知的財産部門優秀賞受賞企業7社に、新井副知事から表彰状が授与されました。

式典の様子

知事式辞(新井副知事代読)

代表受領の様子

最優秀企業賞(1社)
タナベウィルテック株式会社 代表取締役 田邉 浩康 氏

技術力部門賞(2社)
株式会社繁原製作所 代表取締役社長 繁原 秀孝 氏

マツモラ産業株式会社 取締役社長 木村 欣祐 氏

審査委員特別賞(2社)
株式会社奥田 代表取締役 奥田 晋也 氏

株式会社ヨネキン 代表取締役 米田 勝浩 氏

夢・未来・TRI賞(1社)
藤塚精密金型株式会社 代表取締役 藤塚 孝征 氏

知的財産部門優秀賞(1社)
野村技工株式会社 代表取締役 野村 正己 氏

今井大阪府議会議長祝辞

豊田審査委員長祝辞

豊田審査委員長の祝辞
審査委員長を務めていただきました豊田政男委員長(国立研究開発法人科学技術振興機構 プログラム主管・大阪大学名誉教授)の祝辞をご紹介します。

大阪ものづくり優良企業賞の審査委員長を務めさせていただきました豊田でございます。本日表彰を受けられました皆様、本当におめでとうございます。栄えある受賞を心よりお慶び申し上げますとともに、皆様のこれまでのご尽力、お取り組みに対しまして、改めて敬意を表する次第でございます。「大阪のものづくり看板企業の登竜門」をコンセプトにした「大阪ものづくり優良企業賞」も、今年度で8回目を迎えることとなりました。技術力や品質・コスト・納期といったQCDを中心として、財務状況や人材育成、地域貢献などの観点も加味し審査を行った結果、今年度は新たに「優良企業賞」として58社、そのうち「知的財産部門賞」として4社を選定しました。そして、その中でも特に優秀な企業として「最優秀企業賞」を1社、「技術力部門賞」2社、「特別賞」2社、府立産業技術総合研究所理事長賞であります「夢・未来・TRI賞」1社、「知的財産部門優秀賞」1社を選定しました。昨年の大阪経済は、個人消費や雇用情勢の改善など、緩やかな回復基調が続きましたが、一方で、電気料金値上げや海外景気減速の影響などもあり、企業を取り巻く経営環境には依然として厳しいものがありました。こうした中、TPP(環太平洋パートナーシップ)協定交渉では、我が国を含む12か国が大筋合意するなど、今まで以上にものづくりをはじめとする産業の国際競争力を強化し、新しい活力を創造することが求められております。その競争力の根幹である「ものづくり基盤技術」において、大阪のものづくり企業が大きな役割を担ってきたこと、更に今後も大きな役割を担い続けることが期待されております。これこそが、本表彰の真の意義であるといえるでしょう。こうした環境の中、今回も多数の企業からご応募いただき、化学薬品から樹脂製品、金属製品・部品など大阪らしい幅広い業種の企業を多数ノミネートすることができました。これも、過去7回の受賞企業の方々が受賞企業の証である「匠」ブランドを守り広めていただいたお陰であると感謝申しあげますと共に、大阪の中小企業の皆様の積極性とチャレンジ精神を示して頂いたものと深く敬意を感じております。今回の審査では、激化するグローバルな競争の下でも、徹底した品質へのこだわりと、高付加価値製品の開発や更なる技術の高度化に取り組む飽くなき経営努力を続ける企業姿勢から、大阪には「オンリーワン・ナンバーワン企業」「技術と人材の強みを生かしたものづくり企業」が集積していることをあらためて実感いたしました。最終選考では、最優秀企業賞1社を選定しましたが、同社は府内企業から製品部材を調達し、広く府域外の企業へ納入する手法により府内中小企業の活性化に貢献する一方、自社のコア技術の更なる高度化に取り組むことで、積極的にオンリーワン技術に磨きをかける企業です。大阪府では、この3月に8冊目となる「大阪のものづくり力」のプロモーション冊子を作成し、今回の受賞企業58社が、新たに大阪の看板企業として紹介されると聞いております。皆様の「ものづくり力」は、国内外に向けたプロモーション活動の大きな推進力です。受賞企業の皆様には「匠」ブランドを旗印に大阪の看板企業として、その持てる技術力・企業力をより一層発揮していただき、「大阪のものづくり」「大阪産業の活性化」にご協力いただくことを期待しております。最後となりましたが、本日受賞の皆様方をはじめ、ご列席の皆様のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。

式典終了後、交流会も開催しました。

大阪府商工労働部長の挨拶

2社による講演「当社の変革と挑戦のストーリー」
タナベウィルテック株式会社

音羽電機工業株式会社(兵庫県尼崎市)

大阪中小企業顕彰事業審査委員 赤井委員による閉会の挨拶

交流会の様子
交流会1
交流会2

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