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大阪府社会福祉審議会答申「これからの地域福祉のあり方とその推進方策について」
これからの地域福祉のあり方とその推進方策について
-府民のみなさん一人ひとりがこれからの「地域福祉」について考え、取り組んでいただくように-
答申
平成14年9月
大阪府社会福祉審議会
目次
- 今なぜ地域福祉なのか
- (1)地方分権の推進
- (2)社会福祉制度の改革
- (3)課題を抱える人々の多様化と見えにくさ
- (4)総合的なサービスの必要性
- 地域福祉に関するこれまでの大阪府の取組み
- これからの地域福祉の理念
- 人権の尊重
- 地域福祉の主人公
- ノーマライゼーション社会の実現
- 新しい「つながり」の構築
- 新しい「公(パブリック)」の創造
- 福祉文化の醸成
- これからの地域福祉の方向
- (1)住民の主体形成
- 当事者の主体形成
- 地域福祉の担い手の開拓、育成
- 多様な主体の交流・連携の場の確保
- (2)福祉サービスの総合的提供と利用支援の仕組みづくり
- 重層的・総合的な相談体制の整備
- 効果的な双方向の情報発信・提供
- 選択できる十分なサービス基盤の整備
- 地域における体系的な権利の擁護
- 自立生活の基盤づくりへの支援
- (3)サービス提供主体の多元化・ネットワーク化
- 社会福祉協議会、社会福祉法人、民生委員の機能充実
- 福祉NPO等活動主体への支援
- 地域資源の活用
- (1)住民の主体形成
- 地域福祉の計画的な推進
- (1)基本的な姿勢
- (2)行政の役割
- 市町村の役割
- 大阪府の役割
- (3)市町村地域福祉計画の必要性
- (4)市町村地域福祉計画の策定にあたって
- 各市町村の有する課題に応じた策定委員会の構成
- 住民の主体的参加とルールづくり
- 地域におけるニーズや課題等の把握
- 目標の設定と評価の仕組み
- 重層的な健康福祉セーフティネットの構築に向けて
- 大阪府地域健康福祉施策の推進の視点
- 重点的な取組み方向
- (1)地域における課題の共有化の仕組み
- (2)地域における総合相談・情報アクセス機能の確保
- (3)地域における見守り・発見・つなぎ機能の確保
- (4)地域における課題解決のためのアプローチと継続的支援体制の整備
- (5)地域における様々な活動主体の支援と「つながり」を創出する場づくり
- (6)地域における一人ひとりの状況に応じた自立生活の支援
- (7)地域福祉サポートの体制強化と仕組みづくり