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更新日:2018年9月7日

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平成30年度第1回大阪府戦略本部会議 議事概要【議題2】

議題2 大阪府健康づくり推進条例(案)について

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資料 大阪府健康づくり推進条例(案)の概要について

大阪府健康づくり推進条例(案)の概要について(PDF:893KB)

大阪府健康づくり推進条例(案)の概要について(PPT:184KB)

資料 大阪府健康づくり推進条例(案)の進捗管理について

大阪府健康づくり推進条例(案)の進捗管理について(PDF:540KB)

大阪府健康づくり推進条例(案)の進捗管理について(PPT:120KB)

※資料に基づいて、健康医療部から説明

【竹内副知事】
審議会で達成状況の評価を頂くということで、健康増進で31項目、歯科保健で10項目と書いている。目標を評価するための指標自体は、計画の段階で、審議会において議論するのか。

【健康医療部】

  • 法律に基づき既に策定済の計画の中で目標を設定しているが、審議会の意見を聞いて、統計データ、医療面でのデータに基づく目標を設定している。
  • 次期の目標設定に際しても、審議会の意見を聞くことになる。

【竹内副知事】
3つの計画を総合的に推進するということだが、今ある項目以外に新たな目標を設定しないのか。

【健康医療部】
現計画の目標を継続したいと思っているが、計画の中で設定している健康寿命の2歳以上延伸が、条例としての大きな目標だと考えている。

【財務部長】

  • 法律に基づいて、それぞれ3つの計画があり、そのうえで条例を作るということだが、他府県でそういった条例を作っている例があるのか。
  • 新しい条例を作るということをきっかけに、今後に向けて新しい事業、取組みを現時点で考えているのか。

【健康医療部】

  • 健康づくり条例という形で、7つの県での制定を把握している。兵庫県等については、条例に基づいて計画を作ることが盛り込まれているが、大阪府は新たな計画を作らないので、他の条例とは少し違う体系になっている。
  • 条例制定の意義だが、個人の課題というステージを超えて、社会全体がハード面・ソフト面を含めて、健康寿命の延伸に向かって取り組まければならないという気運が、公衆衛生上の課題であるというのが大きなポイント。また、大阪府が万博誘致を推進する中で、健康づくりに向けての気運醸成のきっかけになればと考えている。
  • 今後の取組みだが、健康寿命の延伸は、これまでは個人への普及啓発が中心だったが、条例の中にも盛り込んでいる保健事業の主体である市町村への支援に力を入れる。今年度から国民健康保険事業を健康医療部が所管しているが、市町村の保健事業の底上げに向けた事業を今年度も計上している。補正予算でも計上しているが、これを具体化していきたい。
  • データヘルスも大きな柱。国民健康保険の保険者になったことで、医療データ、健康データが、大阪府も利用できるようになった。また、平成32年(2020年)にはビッグデータが都道府県でも利用できるようになる。そういうデータに基づき健康づくりを推進するのがこれからの事業の方向性と考えている。

【新井副知事】

  • 法律、計画、その中に条例を作るわけだから、条例を作る限り、実効性をしっかり確保していただきたい。
  • 基本的には、健康寿命の延伸ということで、例えば病気にならないなど予防関係に力点を置かれているのだろうと思う。例えば、医療対応が必要な分は、別の分野で、今回の条例の範疇ではないという理解でよいか。
  • もう一点は、喫煙とか飲酒について、条例の性格上、規制を定める文言として書かず、受動喫煙の問題は、別の条例になるという整理でよいか。

【健康医療部】

  • 条例については、実効性を持つようにPDCAをしっかり回していく。
  • 医療の中でも、重症化予防というのは、この条例の範疇に入ってくる。多くの医療関係者も、治療だけではなく、治療前のケアの部分での健康づくりへの関与に非常に意欲を持っているので、連携をしっかり図っていきたい。
  • 受動喫煙については、有識者懇話会において意見を聞いたり、保健所設置市との調整会議を立ち上げているところなので、この条例とは別の条例を検討していく中で議論したい。

【政策企画部長】
万博誘致を契機に掲げた10歳若返りという目標と健康寿命とは、若干概念が違うが、健康寿命の2歳以上延伸が、10歳若返りの大きな起爆剤になる。是非とも、条例をきっかけに、積極的に事業を組み立てていただきたい。特に、身近な市町村等、様々なステークホルダーにやっていただくことが非常に重要だと思うので、その点よろしくお願いしたい。

【知事】

  • 第12条以降の健康づくりの推進に関する施策において、具体的なプラン、行動方針が入るのか。例えば、禁煙及び過度の飲酒対策の推進とあるが、過度の飲酒とはどれくらいなのか。
  • 喫煙も一日一箱まで。一箱以上吸っている人は、まずは一箱にしなさい、というような行動プランを分かりやすく出すのか。

【健康医療部】
計画の中では、適正飲酒量は男性で1日1合、女性で0.5合としている。

【知事】
日本酒では1合だが、ワインの場合はどれくらいの量か示すべき。

【健康医療部】
ワインについても換算して書いている(1/4本)。

【知事】
歯と口腔の健康保持に関して、定期検査を受けなさいということで、虫歯になる前に、きちんとメンテナンスしなさいということか。

【健康医療部】
そのとおり。

【知事】

  • できれば、年に定期検査を何回とか、そういうことも全部施策に入ってくるのか。施策とセットで分かりやすく行動プランを出してもらいたい。そうでないと、タバコを減らしなさい、酒も減らしなさい、ということは、もうみんな言っていることだから。
  • 歯の健康と言われるけれど、どのペースで定期検査をすればいいのかを示すべき。

【健康医療部】
9月の府政だよりで「健活10」の特集を組ませて頂いたが、飲酒の適量なども掲載している。健康づくりのため歩くのであれば、男性は9,000歩、女性は8,000歩といわれているが、具体的な例も入れてPRしていくので、ご指摘のとおり条例の制定に合わせて、セットで進めていく。

【政策企画部長】
健康づくり推進条例については、9月議会に条例案を提案する。

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