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大阪府イノシシ第二種鳥獣管理計画について
大阪府イノシシ第二種鳥獣管理計画(第4期)
大阪府では、イノシシを計画的に管理するため、「大阪府イノシシ第二種鳥獣管理計画」を策定しています。
- 大阪府イノシシ第二種鳥獣管理計画(第4期)【本文】(ワード:1,359KB) 大阪府イノシシ第二種鳥獣管理計画(第4期)【本文】(PDF:2,154KB)
- 大阪府イノシシ第二種鳥獣管理計画(第4期)【概要版】(ワード:522KB) 大阪府イノシシ第二種鳥獣管理計画(第4期)【概要版】(PDF:371KB)
- 大阪府イノシシ第二種鳥獣管理計画(第4期)【資料編】(ワード:3,114KB) 大阪府イノシシ第二種鳥獣管理計画(第4期)【資料編】(PDF:4,620KB)
計画の概要
計画期間
令和4年4月1日から令和9年3月31日まで
管理の目標
【短期目標】(令和8年度まで)
農業被害金額を第3期計画期間から2割減少させる。
【長期目標】(令和18年度まで)
農業被害アンケートにおける農業被害強度が「大きい」又は「深刻」である地域をなくす。
数の調整に関する事項
- 個体数管理の目標
各地域の個体数の増減傾向や捕獲状況等を勘案し、地域ごとに年間捕獲目標(*1)を設定する。
地区 | 捕獲目標 | 備考 |
---|---|---|
北部地域 | 500頭 | 直近2年の捕獲実績の平均値 (豚熱等の影響により、個体数が急激な減少傾向にあるため、直近2年の捕獲圧を維持) |
中部地域 | 700頭 | 直近5年の捕獲実績の平均に2割程度上乗せ (北河内地域を中心に分布拡大傾向のため、捕獲を強化) |
南河内地域 | 900頭 | 直近5年の捕獲実績の平均 (個体数はほぼ一定から減少傾向のため、同程度の捕獲圧を維持) |
泉州地域 | 1,400頭 | 直近5年の捕獲実績の平均 (個体数はやや減少傾向のため、同程度の捕獲圧を維持) |
大阪府全域 | 3,500頭 |
*1 捕獲目標は、モニタリング調査の結果を踏まえ、適宜見直します。
- 狩猟の捕獲制限緩和
- 狩猟期間の延長
イノシシを捕獲する場合 11月15日から3月15日
その他狩猟鳥獣を捕獲する場合(*2) 11月15日から2月15日
*2 シカを捕獲する場合は、「大阪府シカ第二種鳥獣管理計画(第5期)」に基づき、狩猟期間は11月15日から3月15日に延長されています。 - くくりわなの制限解除
イノシシを捕獲する場合 無制限(*3)
その他狩猟鳥獣を捕獲する場合(*4) 輪の直径12cm未満
*3 ツキノワグマの出没が確認された場合は、くくりわなの使用を控えてください。
*4 シカを捕獲する場合は、「大阪府シカ第二種鳥獣管理計画(第5期)」に基づき、くくりわなの制限はイノシシと同様に解除されています。
- 狩猟期間の延長
生息環境の管理に関する事項
林縁部の刈払い、耕作放棄地等の解消など、イノシシを里に寄せ付けない環境づくりを推進します。
被害防除対策
防護柵の適切な設置・維持管理の方法等の正しい被害防除技術や知識の普及啓発等を行い、地域の被害防除対策への意識を高めることにより、農業被害アンケートにおいて、「防護柵の効果がない」の回答をなくなるようにすることとします。
大阪府シカ・イノシシ保護管理検討会
大阪府シカ・イノシシ保護管理検討会では、本計画の実施方法、実施内容等の検討・評価を行っています。
検討会の開催状況等についてはこちらをご覧ください。