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更新日:2025年2月4日

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間接CO2

間接CO2の排出量について

 大気中へ排出されたVOC(揮発性有機化合物)は、オゾンなどの酸化物質により酸化されることで、最終的にCO2に変換されます。このことから、大気中へ排出されるVOCの量を削減することは、気候変動の緩和に寄与します。
 大阪府では、大阪府生活環境の保全等に関する条例に基づく大阪府化学物質管理制度で、一定の要件を満たす事業者に対して事業所ごとにVOCの排出量等の届出(第一種管理化学物質排出量等届出)を義務付けています。
 そこで、VOC削減による間接CO2削減効果を可視化することにより、事業者による自主的なVOC削減を促進するため、当届出書においてVOCの大気排出量から間接CO2の排出量を算定できるようにしました(※エクセルの届出様式のみ)。

第一種管理化学物質排出量等届出書(大阪府化学物質管理制度)

算定方法

2006年IPCCガイドラインを参考に下記換算式に基づき算定しています。

【換算式】
間接CO2排出量 = VOC排出量 × VOC中平均炭素含有率 × 44 ÷ 12

※VOC中平均炭素含有率は、日本の温室効果ガスインベントリにおける温室効果ガス排出・吸収量の算定で用いられていた2014年度におけるNMVOCの全発生源平均の炭素含有率 0.73を用いています。

(参考)
温室効果ガス排出・吸収量等の算定と報告(環境省ホームページ)(外部サイトへリンク)

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