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快適な地域づくり分野の目標と主な施策
1 目標
(1)長期的にめざすべき姿
大阪の魅力ある音との共生等、快適な生活環境が確保されている。
(2)2030目標
自動車騒音、航空機騒音及び新幹線騒音に係る生活環境保全目標の達成をめざす。
地盤沈下に係る生活環境保全目標の達成をめざす。
2 主な施策
(1)騒音・振動の防止
工場・事業場、建設作業及び道路等からの騒音・振動を防止し、また、騒音・振動に関する府民、事業者、行政の間のリスクコミュニケーションの取組みを推進し、生活環境の保全を図る。
新幹線騒音振動測定状況 生活騒音に関するリーフレット
(2)悪臭防止規制指導に関する市町村支援
悪臭規制事務を担当する府内の市町村が適正な悪臭規制を推進できるよう市町村への支援を行う。
悪臭規制に係る市町村説明会での臭気測定実習
(3)地盤沈下対策に係る規制指導
地盤沈下を未然に防止するため、工業用水法及び大阪府生活環境の保全等に関する条例に基づく地下水採取の規制等を行う。
地盤沈下測定局
(4)環境影響評価制度の推進
環境影響評価法及び環境影響評価条例に基づき環境アセスメント手続を行うことにより、大規模な事業が環境の保全に十分に配慮して実施されることを確保する。
このため、事業者に対して環境アセスメントの適切な実施を指導するとともに、事後調査の結果に応じて事業者に環境保全についての措置を講じるよう求める。また、環境の状況の変化などに伴う新たな課題に対応して技術指針を適宜見直す。
(5)公害審査会の運営
公害紛争処理法に基づき、公害審査会において公害紛争についての調停、あっせん及び仲裁を行うことにより、公害紛争の迅速かつ適正な解決を図る。