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FAQ(よくある質問)
ISO14001と他のEMSとの違いは?
EMSを取得するとどのようなメリットがあるのですか?
組合や商店街でも取得できるのですか?
EMSを取得するには、多額の費用をかけて設備の改善をしなければならないのですか?
取得するのにどれくらいの費用がかかりますか?
取得するのにどれくらいの期間がかかりますか?
取得するのに専任の人が必要ですか?
地方にも認証機関がありますか?
2~3名の少人数でも取得できますか?
「EMS」は何の略ですか?
設定した目標に到達できなければ、EMSの登録は取り消しになるの?
ISO14001は国際規格であり、社会的な知名度も高い反面、認証取得にあたっての人材面や費用面での負担は小さいとはいえません。一方、EA21、KESといった他のEMSは主に中小企業が環境マネジメントに取り組むための仕組みとして作成されています。
- 順法管理体制の確立
- 省エネ、省資源による経費削減
- 企業の社会的責任の証明
- 取引先のグリーン調達基準
- 従業員の環境意識の高まり
- 省エネ、省資源等による環境の改善
などがメリットとして挙げられています。
取得可能です。既にEMSを取得され活動されている商店街もあります。
但し、認証取得範囲(参画する会社、店舗等)を明確にしておく必要があります。
EMSを取得するには、多額の費用をかけて設備の改善をしなければならないのですか?
できることから取り組めばよいことになっていますので、大きな負担になるような設備投資を必ず行わなければならないということはありません。
「EMSの種類と内容」をご覧下さい。
「EMSの種類と内容」をご覧下さい。
専任者の方がいる方が望ましいのですが、少人数の企業などでは兼務者でも十分対応可能です。
各EMSとも地方組織がありますので、「EMSの種類と内容」をご覧下さい。
ISO14001については、「組織(※)」に適用される規格ですので、少人数であっても「組織」であれば取得は可能です。ただし、少人数の組織にとっては、人材・コストの面で負担が小さいとはいえません。
※組織:法人か否か、公的か私的かを問わず・・・
(規格番号3.16の「組織」の定義をそのまま記載)
Environmental Management Systemsの頭文字をとったもので、環境マネジメントシステムのことです
設定した目標に到達できなければ、EMSの登録は取り消しになるの?
いずれのEMSについても、目標に到達できないことで、即座に登録が取り消されることはありません。
いずれのEMSにおいても、求められているのは、PDCAサイクルが有効に機能していることです。
つまり、目標に到達できなかった原因をきっちりと分析し、その原因に応じた対応を取ることが必要です。