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更新日:2024年8月7日

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令和6年度「夏休み親子計量教室」を開催しました!

大阪府計量検定所と一般社団法人大阪府計量協会では、令和6年7月30日(火曜日)と8月1日(木曜日)の2日間、「夏休み親子計量教室」を開催しました。
この教室は、身近な計量を知ることで計量に親しみをもってもらうとともに、その大切さを理解していただくことを目的に開催したもので、30組68名の児童とその保護者のみなさまに参加していただきました。

当日は、身近にある計量やその歴史などを紹介するビデオを鑑賞し、その後、計量士さんから、計量士の仕事や正しいはかりには検定証印が付けられていることなどを教えてもらいました。

ビデオ視聴の様子

 

講義の様子

計量士さんのお話の後は、実際にはかりを使った実験を行いました。
まずは、空気を入れる前と入れた後のペットボトルの重さをはかってもらい、空気に重さがあることを確かめてもらいました。
その後、重さが異なるペットボトルを複数用意し、手で持って同じ重さと感じたペアを探し、はかりを使い本当に同じ重さかを確認するゲームを行いました。手で持って感じる重さと、実際の重さには違いがあることを知ってもらい、きちんと計ることの大切さを実感してもらいました。空気の重さをはかる様子

 

同じ重さのものを探す様子

計量の方法や計量の大切さを学んだ後は、みなさんにてんびん作りを行ってもらいました。
正確に計量することの大切さを学んだ後ということもあり、てんびんが水平になるように調整するところでは、皆さん真剣な表情で調整を行っていました。

てんびんキット作製の様子

完成したてんびんで身の回りの物の重さをはかってもらいました。このころには分銅を扱う手つきも慣れたもので、みなさん黙々と自分の消しゴムやえんぴつの重さがどのくらいなのか調べていました。てんびんで重さをはかる様子

そして、最後に計量検定所の所内見学を行いました。
タクシーメーターの検査を行う走行検査場では、タクシーのメーターが年に1回検査を受けていることや通常はローラーを回して検査を行うとの説明にみなさん驚いておられました。

タクシーメーター装置検査場

温度計検査室では、実際に温度計が正しい数値を指しているかみなさんに検査していただきました。温度計検査室

大型質量検査室では、トラックスケールなどの大きなはかりを検査するための1トン分銅やボクシングで体重の計量に使用されているはかり(台手動はかり)を見学してもらいました。

大型質量検査室

参加者の方からは、「てんびんをつくるのが楽しかった」、「同じ重さのものを当てることができておもしろかった」や「大人も興味深く貴重な体験ができました」といった声をたくさんいただき、好評のうちに終えることができました。
ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

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