ここから本文です。
令和2年度食品、添加物等の年末一斉取締りの実施結果
1.実施期間
令和2年12月1日(火曜日)から同月31日(木曜日)まで(閉庁日除く)
2.実施機関
各保健所、食品衛生広域監視センター、羽曳野食肉衛生検査所、中央卸売市場食品衛生検査所及び食鳥検査センター
3.立ち入り監視指導結果
食中毒の原因施設となる可能性の高い施設、持ち帰りや宅配等を行う飲食店等を中心に立ち入り、食品の衛生的な取扱いや施設の衛生管理、食品表示法に基づく適正表示の徹底等について監視指導を実施しました。
また、「HACCPに沿った衛生管理」が未導入の施設については、その導入を促しました。
(1)立ち入り件数
5,570件
(2)施設にかかる違反
立ち入り施設のうち、17施設において、19件(食品衛生法違反4件、大阪府食品衛生法施行条例違反1件、大阪府ふぐ処理業の規制に関する条例違反14件)の違反を発見しました。
全ての違反施設に対して、口頭指導等により改善を図りました。
(3)食品にかかる違反
4,091品目の食品について、食品衛生法で定める保存基準又は食品表示法で定める表示基準の遵守状況を点検したところ、39品目について食品表示法で定める表示基準の違反(衛生事項45件、品質事項10件、保健事項9件)を発見しました。
全ての違反施設に対して、口頭指導等により改善を図りました。
なお、大阪府以外の行政機関が所管する事業者については、関係行政機関に通知しました。
4.食品等に対する試験検査結果
食品衛生法に係る検査について、112検体(国産品98検体、輸入品14検体)を収去し、理化学検査(食品添加物等)及び微生物検査(細菌規格等)を実施したところ、違反となる食品はありませんでした。
また、食品表示法に係る検査について、33検体(国産品32検体、輸入品1検体)を収去し、理化学検査(食品添加物、アレルギー物質等)を検査したところ、違反となる食品はありませんでした。
備考
今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、事業の一部を縮小して実施しました。