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国指定がん診療連携拠点病院等の指定について
国指定がん診療連携拠点病院は、がん診療の質の向上及び連携協力体制の構築に関し中心的な役割を担う病院として国が指定しています。
都道府県がん診療連携拠点病院
当該都道府県におけるがん診療の質の向上及び連携協力体制の構築に関し中心的な役割を担う病院。概ね都道府県に1か所国が指定します。大阪府内では令和5年4月現在、大阪国際がんセンターが指定されています。
地域がん診療連携拠点病院
2次医療圏におけるがん診療の質の向上及び連携協力体制の構築に関し中心的な役割を担う病院。概ね2次医療圏に1か所程度国が指定します。大阪府内では令和5年4月現在、地域がん診療連携拠点が17病院指定されています。
小児がん拠点病院
地域における小児がん医療及び支援を提供する中心施設となる病院。大阪府内では令和5年4月現在、大阪市立総合医療センターが指定されています。
がんゲノム医療中核拠点病院及びがんゲノム医療拠点病院
がんゲノム医療を牽引する高度な機能を有する医療機関としてがんゲノム医療中核拠点病院、がんゲノム医療を提供する機能を有する医療機関としてがんゲノム医療拠点病院が指定されており、大阪府内では令和5年4月現在、がんゲノム医療中核拠点病院が1病院、がんゲノム医療拠点病院が2病院指定されています。
※このほか、国指定の拠点病院制度としては、「特定領域がん診療連携拠点病院」と「地域がん診療病院」がありますが、大阪府内では該当する病院はありません。