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置き去り事案について(認定こども園(幼保連携型、保育所型)、保育所、認可外保育施設等)
置き去り事案について
大阪府より
これまでも、安全に教育・保育が実施できるよう登園時の出欠確認や保育活動の場面転換時毎の人数確認の徹底、降園時の保護者への引渡し確認を確実に行うほか、園内外の活動それぞれの場面ごとに児童の人数や健康状態を確認するなど、より一層の安全管理の徹底に取組んでいただくよう周知しているところです。しかしながら、置き去り事案は引き続き発生しています。
各保育施設等におかれましては、以下の事案を参考に、児童の安全のため、今一度、施設において場面転換時の確認体制を点検されるようお願いします。
置き去り事案に共通する事項について
- 他の児童に気を取られた際などに人数確認が不十分になり置き去りが発生している。
- 公園から園に帰る時など、場面転換時に人数確認が不十分となっている。
- 場面転換時は注意が必要であるにもかかわらず、その認識ができておらず、人数確認を行っていない。
- 死角のある所で、少し目を離した際に児童が見当たらなくなっている。
事故の概要(令和4年10月以降発生分)
認定こども園(幼保連携型、保育所型)、保育所、認可外保育施設等の各施設より(市町村を経由して)報告された置き去り事案については、以下のとおりです。
発生年月 |
施設・事業種別 |
発生状況 |
発生場所 |
置き去り時間 |
健康被害 |
推測される主な原因 |
---|---|---|---|---|---|---|
令和6年7月 | 認可保育所 |
屋上園庭から保育室に戻る際に、階段を移動する際の人数確認と、園庭に残っている子どもがいないかの確認を行わないまま、屋上扉の鍵を閉めた。 |
施設内(室外・園庭等) | 20分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和6年6月 | 認定こども園 | 当該児童が、担任に「トイレに行く」と声をかけ保育室を出る。 担任は、当該児童が、すぐに戻ると判断したが、点呼の際に所在不明が判明する。 職員等が探したところ、自宅付近で発見 |
施設外(園外保育先・公園等) | 34分 | なし | 児童の所在確認の不足 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年6月 | 認定こども園 | 0歳児クラス園児13名、保育士5名で保育を行っていた。 2階保育室から1階の園庭へ園児を順次抱っこで移動させていた。 置き去り発生時、保育室には7名の園児と保育士Aがおり、保育士Aが7名の園児に順に帽子をかぶせていた。 5名分かぶせて、当該児童に帽子をかぶせようとした際、その場にいないことに気づいた。 同時に1階園庭から次の子を迎えに2階保育室へ上がろうとした保育士Bが1階と2階の踊り場で、立って泣いている当該児童を発見 |
施設内(室外・園庭等) | 1分 | なし | 児童の所在確認の不足 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年6月 | 認定こども園 | 3歳児クラスの29名と保育士4名で散歩に出発する際、トイレにいた園児1人を残して散歩へ出発した。 隣のクラスの職員が保育室で座っている当該園児を発見し、2歳児クラスで保育を行った 散歩から帰園した3歳児クラスと合流した |
施設内(室内) | 30分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和6年5月 | 認可外保育施設 |
戸外遊びから帰園 |
施設内(室外・園庭等) | 2分 | なし | 児童の所在確認の不足 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年5月 | 認可保育所 |
2歳児9名 大人3名で散歩にでかける。 遊具で遊んだ後、スロープへ移動。 人数を確認し、お茶を飲む。 飲み終わって何人かが、うろうろしていたので、集めて人数を確認したところ、当該児童がいないことに気づく。 園に見失ったことを電話で報告し、探す。 スロープ下の芝生で木の周りを走っている当該児童を発見。 |
施設外(園外保育先・公園等) |
3分 |
なし | 児童の所在確認の不足 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年5月 | 認可保育所 | 当該児童は給食を食べ終え、窓側のスペースで自由あそびをしていた。 保育者4名がそれぞれ、給食の援助、自由あそびの見守り、着替えの援助をしていた。 保育者は、保育室の扉に背を向けており、扉から出ていく当該児童に気付いていなかった。 職員が園舎から別棟に行くために園庭に出たところ、滑り台から泣き声が聞こえ当該児童を発見した。保育室へ連れていったところ、当該児童がすり抜けていたことが発覚した。 |
施設内(室外・園庭等) | 約 25分 |
なし | 児童の所在確認の不足 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年5月 | 認定こども園 |
保育教諭が退勤の際、保護者が保育室のドアを開けたままにして入室したことに気づいていたが、ドアを閉めることなく保育室を退出 |
施設内(室外・園庭等) | 5分 | なし | 児童の所在確認の不足 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年5月 | 認可外保育施設 |
職員5名と児童9名で戸外保育場所のビル屋上へ移動し、戸外遊びを開始 職員と児童が一緒に走る 当該男児にけがはなし。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 6分 | なし | 児童の所在確認の不足 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年5月 | 認可外保育施設 | 0歳児1名、1歳児5名と保育者4名が散歩から帰園した。 全ての園児が園に入室した。 最後に入室した当該児童の靴と靴下を脱がせて、保育者Aが園児に背を向けて靴と靴下を片づけていた隙に、当該児童が玄関から園外へすり抜けた。 保育者Aは園外に出たことには気付かず、当該児童が他児と同様に保育室内の保育者のところに向かったと思い込んでいたため、そのまま保育室に戻った。 別室で保育していた保育者が、園外を歩いていた当該児童を発見し保護した。 怪我等がないか確認し、0,1歳児の担当していた保育者へ伝え、引き渡した。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 3分 | なし | 児童の所在確認の不足 |
令和6年4月 | 認可保育所 | 4歳児クラスの児童24名と保育士3名で、近隣の公園で自由遊び等の活動していた。 保育士Aと児童1名が先に帰園した。 保育士Bは、後から、児童23名と帰園するためにこどもたちに集まるよう声をかけていた。 保育士Cは危ないことをしているこどもの対応をしていた。 保育士Aは園から公園に戻ってきたと同時に、児童1名がいないことに気付き公園内を探し始めた。 他園の保育士が当該児童を連れて歩いてきている姿を保育士Aが発見し合流。「公園の外に出ていたところを通行人が保護してくださった」と他園の保育士から聞いた。すぐに怪我等が無いかを確認。 帰園後、園長に報告した。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 3分 | なし | 児童の所在確認の不足 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年4月 | 認可保育所 |
4歳児18名と保育士3名、5歳児15名と保育士2名+来園していた相談員が保育園に隣接している公園へ遊びに出かけた。 公園入口で人数確認をする。 5歳児担任Aが遊びの続きで地面に家を描いた。(その後、当該児童が公園のフェンスの隙間からすり抜けたと思われる) 園務員が、自園のバギー置き場(事務所前)にいた当該児童を発見し、園長に報告。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 1分 | なし | 児童の所在確認の不足 |
令和6年4月 | 認定こども園 | 2歳児クラス19名と保育教諭4名で隣接する農道へ向かって出発した。 農道に到着、人数点呼し園へ報告し、農道で少しずつ前進しながら花摘みをする。 尿意を訴えた他児1名を連れて保育教諭1名が園に戻る。 本児が集団から離れ、後を追うように園に戻っていったと思われる。 通りがかった他児の保護者が門扉の前で座っている本児を発見しインターホンで園へ知らせ、主幹が対応。園長へ状況を報告した。 本児は怪我はなく不安な様子は見られなかったことを確認し、散歩先の職員へ連絡した。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 4分 | なし | 児童の所在確認の不足 |
令和6年4月 | 認定こども園 | 3歳児17名、担任2名が5階屋上での活動後、保育室に戻る際に、 担任Bは歩行困難な児童2名とエレベーターで先に3階保育室に戻った。 担任Aは15名いることを確認し、先頭になり、こどもたちの方を向きながら一緒に階段を降り始めた。降りている途中、4階付近で、保育教諭Cが補助に入り、列の最後尾についた。 階段で降りてきたこどもたちが並んで3歳児室に戻った。 担任Aが、全員を止めた状態ではなく、歩きながらの状態で人数確認を実施。15名戻ってきていると思い込み、そのままこどもたちはトイレに向かった。(別の職員とのダブルチェックはしなかった) 排泄を終えたこどもたちが手を洗い、給食の準備をして着席した。 その間に保育教諭Cが給食を取りに行った。 保育教諭Cが保育室に戻った際、席が1つ空いていることに気付き、担任に声を掛けた。担任は保育室に隣接しているトイレを探したが見当たらず、3階の階段踊り場で当該児童を発見した。 |
施設内(室外・園庭等) | 15分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和6年4月 | 認可保育所 | 朝の長時間保育中に当該児童が園の表門から外へ出た。 職員が、当該児童がいないことに気付き、園内を探していた時に匿名の電話が入り、園外に出ている事を把握した。 職員2名が捜索のため園外に出た。園に残っていた職員が保護者に連絡し、保護者にも自宅に向かっていただいた。その後、職員5名も手分けして捜索した。 保護者が自宅に到着し、自宅前で当該児童を発見した。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 27分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年4月 | 認可保育所 | 朝、担任は保護者対応等を行っていた。 担任が当該児童が居ないことに気付いた。 すぐに他の職員、園長に伝え、外階段、ホール前、屋上園庭を職員5名で捜索した。 園内で見つからなかったため、門から遊歩道へ探しに行こうとしたところ、近隣住民がこどもを園外で保護していることを知らせてくれた。少し離れたところから、もう一人の近隣住民が手を振って「ここにいるよ」と合図してくれたため、迎えに行った。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 10分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年3月 | 認定こども園 |
児童15名と保育教諭3名で園庭活動を行っていた。 |
施設内(室外・園庭等) | 10分 | なし |
場面転換時の人数確認の不足
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令和6年3月 | 認可保育所 |
5歳児2名と1歳児6名が散歩に行くことになり、1歳児担任Aと補助職員Cが、1歳児6名を連れて、1階の玄関へ降りた。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 2分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年3月 | 認可保育所 |
保育室で、1歳児8名、2歳児5名を保育士2名が見ていたところ、保育士Aが1歳児1名を抱っこしながら、2歳児3名をトイレに連れていった。当該児にも声をかけたが「(トイレに)行きたくない」と言ったため、連れていかなかった。 |
施設内(室内) | 6分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年2月 | 認可保育所 | 園外活動から、施設の門扉に戻った際に保育士ABともに園児が全員いることを確認した。 門扉の鍵をあけ、保育士Aが門を押さえ、保育士Bが先導して園舎へ向かった。 保育士Aは門を押さえながら、園庭に入った子どもの様子を見ていたが、1名の子どもが園庭の椅子に座り、もう1名の子どもが砂場へ向かったため、この子どもたちを目で追い、園庭に入った子どもの数を数えることなくまた、門扉外に子どもが残っていないかを確認することなく、門扉を施錠し、子どもの後を追った。 園舎内の階段を上る前に保育士ABが子どもの人数を数え、当該児がいないことが発覚した。 園庭に入れていない当該児に地域の方が気付き、園庭にいた保育士Cに声をかけ、当該児を園庭に入れた。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 5分 | なし |
場面転換時の人数確認の不足
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令和6年2月 | 認定こども園 | 公園から施設に帰ろうと準備した際、8名の職員は、他児の対応を行っていたところ、当該児の所在を確認しなかった。その後、帰る途中で所在不明に気付いた職員が公園に向かったところ、近所の方に保護されている当該児を発見した事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 10分 | なし |
場面転換時の人数確認の不足 |
令和6年2月 | 認定こども園 | 保育教諭らは、園庭で遊んでいた乳幼児の人数を数えながら保育室内に誘導したが、人数確認を適切に実施できておらず、また、最後に園庭を出る保育教諭が、園庭の見回りを行わなかったことから、遊具の死角部分にいた当該児を置き去りにした事案。その後、副園長が園庭にいた当該児を発見した。 | 施設内(室外・園庭等) | 5分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和6年2月 | 認定こども園 | お迎えの準備のため、保育教諭と当該児が荷物を廊下に出しに行った際、当該児が玄関ホールへ走り出し、他の保護者が門を開けた際に施設外へ抜け出した事案。当該児を追いかけた他の保護者が、通行人に保護されている当該児を発見、その後、保育教諭が追いつく。 | 施設内(室外・園庭等) | 8分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和6年1月 | 認可保育所 | 屋上にて遊んだ後、保育室に戻る際、当該児を抱えていた保育士Aが、子どもの靴を片付けるため保育士Bに当該児を任せる旨、声掛けをし、子どもをその場に降ろしたが、保育士Bは、他児が転倒したため、保育士Aの声を聞いていなかった。その後、保育士Aから死角となっている場所に当該児がいたため、当該児を置き去りにして保育室に戻った事案。事務所にいた職員が、戸のガラス部分から、当該児を発見した。 | 施設内(室内) | 4分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和6年1月 | 認可保育所 |
登園直後、児童が保護者の車を追って園庭の門から抜け出た。園から450mほど離れた農道上を歩いているところを自転車で通勤中の職員が発見し保護した事案。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 10分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年12月 | 認定こども園 |
屋上にて遊んだ後、保育室に戻る際、本来は屋上を1周し、子どもが残っていないかを確認するルールとなっていたが、保育教諭がこれを行わず、入り口付近から一瞥するのみで、屋上を施錠した。その際、当該児が置き去り。当日、施設に訪問していた自治体の巡回支援指導員が主任と施設を確認するため、屋上を開錠したところ、当該児を発見した事案。 |
施設内(室外・園庭等) | 15分 | なし |
児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在
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令和5年12月 | 認可外保育施設 | お迎えの時間に当該児の担任は、他の歳児の担任に当該児らを任せ、保護者対応のため保育室へ戻った際、他の歳児の担任は、他児の対応をしており、出入口を確認する担当は出入口を確認していなかった。当該児の担任が戻った際、当該児がいないことに気づいたところ、当該児は、施設から横断歩道を渡った先の地下鉄へつながる階段を降りていたところを通行人が保護した事案。 | 施設内(室内) | 6分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年12月 | 小規模保育事業 | 公園から施設へ帰る際、人数確認を行わず、当該児童を置き去りにした事案。地域の方に発見され判明。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 2分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年11月 | 認可保育所 |
0歳児9名と保育士3名が4階屋上園庭で遊んでいた。 当該児童がいないことに気づき、屋上園庭に戻ったところ、扉の前で泣いている当該児童を発見した。 |
施設内(室外・園庭等) | 8分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年11月 | 認可保育所 | 屋外より施設の入居する階へ戻る際、担任が当該児がエレベーターから降りたことを確認せず、もう1人の別の歳児担任も当該児に気づかず、エレベーター内に置き去りにした事案。別の階にてエレベーターに乗り合わせた方に発見され判明した事案。 | 施設内(室外・園庭等) | 2分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年11月 | 一時預かり事業 | 子育て支援員が、公園内で当該児童から目を離し、他の児童と遊んでいたところ、当該児童の所在が不明であることに気づいた。その後、通行人が保護した事案。なお、配置基準を下回る状態で保育をしていた。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 4分 | なし |
児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在
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令和5年11月 | 認可保育所 | 公園入口から公園内に移動する際、散歩車に乗るのを嫌がった他児の対応に気を取られたところ、当該児童が公園外に移動、通行人が保護した事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 3分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年10月 | 認可保育所 |
2歳児16名を、2名の保育士が見ていた。 |
施設内(室内) | 5分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年10月 | 認定こども園 | おやつのため公道を隔てた園舎へ児童らを移動させた際、担任2名ともに人数確認を怠り、当該児ら2名が置き去りになった事案。その後、他の保育士が当該児らを発見し判明。 | 施設内(室内) | 7分 | なし |
場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年10月 | 認可保育所 |
担任が気づかないうちに当該児がトイレに向かった後、担任が人数確認を怠り、別の保育室へ移動した。その際、トイレ内でトイレットペーパーがなくなっており、当該児童はトイレから出ることが出来なかった。 |
施設内(室内) | 21分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年10月 | 小規模保育事業 | 保育士3名が、あそびを見守っていたところ、帰園準備のため、園児らを集合させた際、担任が、当該児の所在が不明であることに気付き、捜索した結果、離れた階段の上にいる当該児童を発見した事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 5分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年9月 | 認定こども園 |
保育士と児童10名で保護者の送迎を待っていたところ、他児の保護者対応中に当該児がトイレに行ったが、保護者対応後、このことを忘れていた。その後、階下の保育室に移動したところ、当該児の所在が不明となった。他児の保護者がトイレから出てきた当該児を発見した事案。 |
施設内(室外・園庭等) | 7分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年8月 | 認定こども園 |
他児がトイレに行くため保育室を出た際に、当該児も「おしっこ」と言いながら、後ろからついて出ていったところ、保護者らの迎えの時間で、開いていた保育室のドアから園庭に出た。その後、園庭の砂場で遊んでいた当該児童を同じクラスの児童の保護者が保育室に連れてきたことから、所在が不明であることが判明した事案。 |
施設内(室内) | 10分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年7月 | 認可保育所 | 保育士が、保育室で次のプログラムの準備をしていた当該児に気づかず、保育室を出る際に施錠したことで、当該児童が置き去りになった事案。その後、登園した児童により発見された。 | 施設内(室内) | 11分 | なし | 児童の所在確認の不足 |
令和5年7月 | 認可保育所 | 登園後も興奮状態であった当該児童を保育室前で職員が見守っていたが、他児から話しかけられ、応答した間に玄関より抜け出した。その後、見守りのカメラ映像から施設外へ抜け出したことが判明、捜索中の職員が当該児を児童の自宅前にて発見した事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 12分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年6月 | 認定こども園 | 0歳児3名に保育者2名、1歳児10名に保育者3名を配置していた。 園庭遊びを終了し、1歳児担任Aがこどもの顔と名前を確認し、「0歳児1名、1歳児4名を連れて入ります」と言って保育室に戻った。 0歳児担任2名が、0歳児2名を連れて保育室に戻った。 1歳児担任BとCが、1歳児6名を連れて手洗いを済ませ、園庭から玄関に移動した。 靴箱の前で目視確認して、保育室に戻り、室内にいた職員に「全員帰りました」と報告した。 室内にいた担任Aは、当該児童がいないことに気が付き、探していたところ、2階バルコニーから保育士Dが、当該児童が1人で園庭に残っていることに気が付き、園庭に迎えに行った。 1歳児保育室に連れていき、当該児童を探していた担任Aに引き渡した。 |
施設内(室外・園庭等) | 7分 | なし | 児童の所在確認の不足 |
令和5年6月 | 認定こども園 | 屋上テラスから戻る際、職員が人数確認をすることなく、テラスを一瞥し、扉を施錠したところ当該児が置き去りにされた。その後、保育室に入る子どもの人数を確認していた際に当該児の所在が不明であることがが判明した事案。 | 施設内(室外・園庭等) | 約10分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年5月 | 認可保育所 | 保育士5名がおむつ交換やおやつの片づけをしている間に当該児が、保育室のドアを開け、玄関ホール、建物外の玄関ポーチまで抜け出していたところ、偶然訪れていた理事長が発見した事案。 | 施設内(室外・園庭等) | 不明 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年5月 | 認定こども園 | 立ち位置に関するマニュアルがあったものの一部に職員が集中したことで、全体の見守りができていなかったところ、当該児が迎えに来た保護者のもとへ向かった。しかし、そのことを保育者が、把握できていなかった事案。 | 施設内(室外・園庭等) | 5分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年5月 | 認可保育所 |
園庭にて集団遊びを行っていた当該児が、園庭から建物内へ1人で向かったが、職員は気づいていなかった。園庭での活動を終えて、保育室へ戻る際、玄関で人数確認を行わず、また、廊下で目視での人数確認を行うも数を誤認し、当該児の所在が不明であることに気づかなかった。その後、他の職員が玄関で当該児童を発見した事案。 |
施設内(室外・園庭等) | 10分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年5月 | 認可保育所 | 散歩から戻り、職員が当該児が行方不明であることに気づいた後、カメラ映像にて玄関前にいる当該児童を発見した事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 4分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年5月 | 認可保育所 | ホールにて遊んだ後、階下の保育室へ戻る際、人数確認を怠り、ホールに施錠したため、当該児童がホールに閉じ込められた事案。偶然、ベランダで取引先対応を行っていた職員が当該児を発見した事案。 | 施設内(室外・園庭等) | 5分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年4月 | 認定こども園 | 保育室から他の保育室に子どもたちと移動した際、退室する際に人数確認をしたが、入室する際には確認していなかった。この間に当該児が下駄箱と壁の隙間に隠れていたままで廊下に残った。当該児の保護者が迎えに来た際に発見した事案。 | 施設内(室外・園庭等) | 3分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年4月 | 認定こども園 | 当該児童トイレに連れて行ったあと、他児の対応のため児童を残し部屋に戻ったところ、当該児童が開いていた玄関出入口より抜け出し、その後、地域住民の通報により警察に保護された事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 1時間35分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年4月 | 認可保育所 | 園庭で遊んでいた当該児が施設外へとつながる扉の金網部分を押したところ、当該部分がたわみ、児童が抜け出せる隙間を生じたことにより、施設内より抜け出し、路上にいるところを他の保護者が発見した事案。 | 施設内(室外・園庭等) | 10分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年4月 | 認定こども園 | 職員が目を離した際に、園庭で遊んでいた当該児Aが避難通路から園外につながる扉の錠を開け、園外の駐輪場にいるところを近隣の住民に保護された事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 10分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年4月 | 認定こども園 | 職員が目を離した際に、園庭で遊んでいた当該児Bが避難通路から園外につながる扉の錠を開け、園外の駐輪場にいるところを近隣の住民に保護された事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 10分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年4月 | 保育所 | 屋上で当該児らが遊んでいたところ、保育士が場面転換時に人数確認をすることなく屋上扉を施錠し、当該児ら3名を屋上に置き去りにした。その後、取り残された3名が自ら非常階段を降り、置き去りが判明した事案。 | 施設内(室外・園庭等) | 5分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年4月 | 認定こども園 | 園の門扉が解放されていたところ、当該児が抜け出した事案。通行人により保護され、警察より連絡があり判明。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 1時間15分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年4月 | 保育所 | 登園後、当該児が1人で保育室へ向かったが、玄関にて対応していた職員がその場を離れた隙に、園外に抜け出した模様。その後、警察より当該児童を保護している旨、連絡があり、行方不明であることが判明した事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 15分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和5年3月 | 保育所 |
保育士4名が乳児9名と幼児11名を連れ、公園にて活動中、人数確認は目視で複数回行っていたものの、人数確認時に1名が行方不明であることが判明した事案。なお、特定の幼児に保育士1名が対応していた。その後、保育士2名が当該児の捜索をしていたところ、近所の住民が当該児童を発見し、園に送り届けた。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 16分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年2月 | 保育所 |
保育士2名が、園屋上より児童5名を階下に連れていく際、人数確認済みと思い込み、扉を施錠したことで、当該児を屋上に置き去りにした事案。保護者が迎えに来た際に、当該児の見失いが判明。捜索したところ、屋上の扉の前にて泣いていた当該児童を発見。 |
施設内(室外・園庭等) | 7分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年1月 |
認定こども園 |
保育士2人が、園児8人を連れ、近くの公園に散歩に行ったところ、公園から園に戻る際、本来行うべき人数確認をしていなかったことで、1歳児クラスの女児が置き去りとなった事案。当該児が近所の住人に発見され、園まで送り届けられ判明。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 10分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和5年1月 | 認定こども園 |
コロナウイルス感染防止対策として、登園した3歳から5歳児は2階の保育室に荷物を置いた後、同階の合同保育室(3名の職員が配置)へ向かうこととなっていたところ、当該児童が、登園が多い時間帯で電気錠が開錠され、かつ安全推進員の配置されていなかった門扉より外出した事案。当該児の兄妹を受け入れた職員が当該児童に挨拶しようと合同保育室へ行ったが、当該児がいないことに気づき、探していたところ、近隣の住民から引き渡された警察から連絡を受けたもの。 |
施設外(園外保育先・公園等) | 32分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和4年12月 | 保育所 | 園児らを保育室から別の棟の保育室へ移動させる際、職員が人数確認をせず外側からドアが開かないようにするための棒を差し込み、移動したことから、当該児が、移動前の保育室に置き去りとなった事案。子どもの泣く声が聞こえたため、他の保護者が移動前の保育室の戸締り用の棒を外し、確認したところ保育室内で児童を発見。 | 施設内(室内) | 10分 |
なし |
場面転換時の人数確認の不足 |
令和4年12月 | 認可外保育施設 | 公園から帰園する際に職員が点呼を行い、当該児を確認したが、その後、人数を確認することなく帰園した。帰園後に職員が当該児が行方不明であることに気づき、職員らが捜索したところ、公園内にて、作業していた方に保護されていた児童を発見。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 14分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和4年12月 | 保育所 | 公園からの帰園時に他児に気を取られ、人数確認が不十分になり、当該児が置き去りとなった事案。近隣の住民に保護された後、連絡を受け判明。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 12分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和4年12月 | 保育所 | 屋上にある園庭で遊びをした後に保育室へ戻る際、人数確認を怠り、また、その時当該児童が屋上のトイレに行っていることを失念し、出入口を施錠し保育室に戻ったことから、当該児が屋上に置き去りになった事案。その後、子どもの泣く声が聞こえたため、職員が確認したところ屋上で児童を発見。 | 施設内(室外・園庭等) | 10分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和4年12月 | 保育所 | 公園から帰園するため、職員が児童に帰園準備を呼びかけた際に、当該児を確認していたものの、帰園する時に再度確認した際、職員が当該児がいなくなっていることに気づく。公園内を捜索していたところ、園あてに当該児童を保護した方から連絡が入り、その後に職員が児童を引き取る。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 5分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和4年12月 | 認定こども園 | 屋上にある園庭で遊びをした後に保育室へ戻る際、職員が目視により屋上に児童がいないことを確認。全員が保育室に戻ったと思い込み、屋上の出入口付近にある靴箱間の死角にいた当該児に気づかず、出入口を施錠し保育室に戻ったため当該児が屋上に置き去りとなった事案。保育室に戻り当該児童がいないことに気づき、園内を探したところ屋上で発見。 | 施設内(室外・園庭等) | 10分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和4年11月 | 認定こども園 | 部屋から部屋へ移動するところ、職員は発達の状況から見守っていなかったこと、また、児童が抜け出せるような柵であったことから、当該児が園庭の柵から園外に出て、自宅に帰った事案。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 1時間10分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和4年11月 | 保育所 | 死角の多い団地内の公園において、児童とともに水分補給をしている時に当該児童から目を離した間に行方不明となった事案。すぐに公園周辺を探したところ、公園から約250m離れた路上において近隣の方に保護された児童を発見。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 6分 | なし | 児童のみで施設(保育現場)から抜け出せる構造・場面の存在 |
令和4年11月 | 認定こども園 | 昼食のため公道を隔てた園舎へ児童らを移動させた際、担任2名ともが人数確認を怠り、トイレ内の当該児童を置き去りにした事案。その後、他の保育士が当該児らを発見し判明した。前回置き去りにした児童をまた置き去りにした事案。 | 施設内(室内) | 10分 | なし |
場面転換時の人数確認の不足
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令和4年10月 | 認定こども園 | 昼食のため公道を隔てた園舎へ児童らを移動させた際、担任2名ともが人数確認を怠り、当該児ら2名を保育室内に置き去りにした事案。その後、他の保育士が当該児童らを発見した。 | 施設内(室内) | 10分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |
令和4年10月 | 保育所 | 公園からの帰園時に他の児童に気を取られ、人数確認が不十分になり、当該児が置き去りとなった事案。帰園後に行方不明となっていることが判明。なお、同園の他クラスが同じ公園から帰園時に発見され、保護された。 | 施設外(園外保育先・公園等) | 2分 | なし | 場面転換時の人数確認の不足 |