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先輩職員のインタビュー(小中学校事務職員)
吉岡 一成
大阪府高槻市立第二中学校 副主査(令和6年6月1日現在)
これまでの配属先
令和4年4月 大阪府高槻市立第二中学校に配属
令和6年4月 現所属
現在担当している業務の具体的な内容を教えてください。
現在は主に次の2つの業務を担当しています。
・予算関係業務
学校に配当された予算を執行する業務を行っています。主なものでは学校で使用する消耗品や備品などの購入があります。商品の選定→見積依頼→発注→検収→支払いの流れで事務処理を行います。1年間を通じて大きな金額を扱う仕事であり、円滑な学校運営のために欠かせない業務だと思います。
・学校徴収金関係事務
各家庭からお金を徴収し、副教材の購入や修学旅行などの行事の支払いを行う業務です。年間の計画を立て徴収金額を設定し、計画に沿って執行していきます。学校として徴収金額などを決定するため、先生方と相談し保護者の負担軽減や子どもへの学習効果など、様々な点を考慮して事務を進めていきます。
なぜ小中学校事務職員になろうと思いましたか。
私は前職で市役所の教育委員会に勤務していました。仕事をする中で学校現場と関わる機会が多くあり、自分自身が学校現場で働くことに興味を持つようになりました。子どもたちの近くで顔を見ながら、学校・先生方・子どもたちのために働きたいと思い小中学校事務職員になろうと思いました。
これまでの業務で大変だったことや嬉しかったことについて教えてください。
お金を扱う業務は、ミスをしてしまうと大きな問題になってしまうので常に注意が必要です。また、保護者の方からお金をお預かりするので、保護者の方への説明の仕方や話し方なども気を付ける必要があります。お金が関係する業務は気を張ることが多くなるので大変だと感じることがあります。
学校事務職員の仕事は先生方とコミュニケーションを取りながら進めていきます。仕事をする中で、自分の行った仕事に対して先生方からお礼を言っていただいたときにとてもうれしい気持ちになります。また、機会は少ないですが子どもたちと関わることもあり、子どもたちの笑顔を見たり、お礼を言ってもらったときにとてもうれしい気持ちになります。
仕事をするうえで心がけていることはありますか。
相手とのコミュニケーションをきちんと取ることを心がけています。学校事務職員の業務をする中で相手とのコミュニケーションが必要となる場面がたくさんあります。相手と話し、相手の気持ちや考えを理解したうえで業務を進めていく必要があると思います。自分も相手も気持ちよく仕事ができるよう、相手を思いやることを意識しながら日々仕事をしています。
受験される方へメッセージをお願いします。
学校事務職員は楽しく、やりがいのある仕事だと思います。試験を受けるにあたって不安に思うこともたくさんあるかとは思いますが、無理をしすぎず自分らしく頑張ってください。皆さんと一緒に働くことができる日を楽しみにしています。