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大阪府子ども読書活動推進計画(平成15年1月)
大阪府子ども読書活動推進計画ー大阪府子ども読書ルネッサンスー
平成15年1月
目次
- 〈ある図書館の子ども室の午後〉・・・・・・・・・・・1
- 第一章 めざすもの・・・・・・・・・・・2
- 第二章 三つの魅力・・・・・・・・・・・2
- 読書の魅力
- 図書館・学校図書館の魅力
- 連携が生み出す力の魅力
- 第三章 推進のための具体的方策・・・・・・・・・・・・4
- 読書を楽しむ環境づくり・・・・・・・・・・・・4
- 図書館・学校図書館利用の促進・・・・・・・・・・・・5
- 連携の力を引き出すための支援・・・・・・・・・・・・7
- 第四章 おわりに・・・・・・・・・・・・9
子ども読書推進計画3つの魅力
府内のすべての子どもたちが本を読む喜びを味わい、豊かな感性をもつことができるような環境づくりに取り組みます。
- 読書の魅力
子どもたちが読書の魅力を発見できるような取組みを行います。 - 図書館・学校図書館の魅力
図書館・学校図書館の魅力を高めて、子どもたちの自主的な読書を支援します。 - 連携が生み出す力の魅力
子どもの読書活動に関わる団体・組織が、連携することによって生み出される力の魅力を共有できるよう支援します。
ある図書館の子ども室の午後
おやすみの日の午後、幼い子どもたちが大人に連れられて集まってきます。中には「何がはじまるんだろう?」と少し不安そうな顔つきの子どももいます。けれども、おはなしの楽しさを知っている子どもたちの顔は、これからはじまることを思って、きらきらしています。
おはなしをじっと聞きながら、自然にからだが動きはじめている子どもがいます。
おはなしを聞きおわったとたんに「こんどはわたしが読んであげる」とお気に入りの絵本をもってきて、ページをめくりながら絵にあわせて自分だけのおはなしをしてくれる子どもがいます。
たったいま聞いたばかりのおはなしを人形劇にして遊んでいる子どもがいます。
本を借りて帰っていく子どもが
「テレビゲームよりドキドキして楽しかったよ。また来るね。」って、顔をかがやかせていました。
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