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水防への取り組み
水防とは?
水防は、洪水・高潮等の災害から人命や財産の被害を最小限に止めるため、古くから実施されている自衛のための組織的な活動です。
現在では「洪水又は高潮に際し、水災を警戒し、防ぎょし、及びこれに因る被害を軽減し、もって公共の安全を保持する」ことを目的とした水防法に基づき水防活動を実施しています。
なお、港湾局で海岸や港を管理していることから、主に高潮・波浪・津波に対する警戒にあたっています。
水防活動
- 大阪市及び管内各市町(大和川以南の沿岸部8市3町)と連絡をとり、水災の警戒及び防ぎょにあたっています。
- 潮位の変化を監視し、適宜管内各市町に情報提供をしています。
- 必要に応じて防ぎょ施設(港湾局は主要な水門のみ)の閉鎖を行っています。
- 現地パトロールを行い、被害状況の調査を行っています。
防ぎょ施設とは?
潮位の上昇等により海水が陸域に浸入するのを防ぐ目的で設けた制水施設であり、河川や水路に横断して設けた水門・樋門と道路に横断して設けた門扉があります。
また、これらの防ぎょ施設は、水防時、必要に応じて主要な水門の閉鎖は港湾局が行い、残りの施設は所在する管内各市町が閉鎖を行っています。
水門
樋門
門扉
潮位観測所
港湾局では管内に潮位観測所を設け、適時潮位の変化を観測しています。
なお、観測した潮位結果は水防時に防ぎょ施設を閉鎖する際の参考にしています。
検潮所
潮位監視状況
水防訓練
港湾局では、水防時において適確に対応出来るように、管内各市町及び警察等と連携のもと、高潮・津波を想定した水防訓練を実施しています。
水防訓練状況