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総合治水計画(概要)
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総合治水計画(概要)
- 寝屋川流域はその大部分が低平地であり、流域の約3/4は雨水が自然に河川に流れ込まない「内水域」です。
- そのため下水道により雨水を集め、ポンプで強制的に河川に排水しています。
- 河川に集められた雨水の出口は寝屋川の京橋口ただ一ヶ所しかありません。
- こうした厳しい地形条件のなか、流域住民の暮らしを洪水から守るため、国、大阪府、流域の
関係11市が協力して「寝屋川流域総合治水対策協議会」を設立しています。 - 21世紀の安全で快適な街づくりをめざして、平成2年4月に「寝屋川流域整備計画」を策定しました。
- この計画に基づき新たな治水施設の建設や流域対策など、河川と下水と流域が一体となった、
総合的な治水対策を進めることが必要です。 - 水害に強い街づくりのため、河川を改修するとともに治水緑地や流域調節池などの貯留施設、
地下河川等の放流施設などの整備を推進しています。 - 一方、雨水が流域から一挙に下水道や河川に流出することを防ぐため流域対策も重要なのです。
○総合的な治水対策とは、河川や下水道の整備を進めるとともに、流域における
保水、遊水機能を人工的に取り戻そうという新しい考え方に基づく治水対策です。