印刷

更新日:2024年12月27日

ページID:99085

ここから本文です。

南河内の林業の特徴

南河内地域は、大和川支流石川流域にあり、その上流部である大和葛城山・金剛山・岩湧山などの山地は豊かな森林に覆われています。

大阪府の森林約5万7千haのうち、約1万2千haが南河内地域にあり、大阪府の中でも森林の多い地域です。

南河内地域では、この森林を利用して、古くから熱心に林業が行われてきました。

伝統的な林業経営地で、「河内林業」と呼ばれています。

その特徴としては、スギとヒノキを混交・密植(多めに植栽すること)し、間伐をこまめに行っていること。これにより、樹幹がまっすぐで、年輪幅が緻密かつ均一で、色合いの美しい粘りのある材質の木材を生産しています。

また、森林の持ち主が、農業などと兼業しながら、自力で行ってきたことで、きめ細やかな施業が可能となり、間伐材収入を中心とした持続的な林業経営を続けてきました。

こうして生産された木材は「おおさか河内材」として知られ、大阪府の地域産材として住宅・公共施設・寺社などに広く利用されています。

「おおさか河内材」については「おおさかの木を使おう」(大阪府環境農林水産部みどり推進室)のページも御覧ください。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?