印刷

更新日:2024年9月2日

ページID:7862

ここから本文です。

南河内の自然情報(令和4年9月)

南河内の自然情報

9月~岩湧山~

岩湧山で秋の七草の2つ「ハギ」と「キキョウ」が撮影できました。
春の七草が七草粥にして無病息災を祈るものに対し、秋の七草はその美しさを鑑賞して楽しむもので、9月半ばに綺麗に咲いているところを見かけました。

ヤマハギ

ヤマハギは、一般的に「ハギ」と呼ばれている落葉低木で、中秋の名月にススキと一緒に生ける風習があります。花は明るい紅紫色で、直径1cm程度の小さな蝶の形をしており、葉は、クローバーのように丸みがあります。花期は長く、満開がはっきりしないまま咲き続け、いつの間にか花が消えるため、ハギの花の終わりは「花が零れる」と表現することが多いです。

ヤマハギの写真全体 ヤマハギの写真拡大

キキョウ

多くの歌人や俳人に愛でられてきた植物で、今や、いろいろな園芸品種が出回る一方、秋の山野に自生していた原種は激減し、環境省の絶滅危惧種に分類されています。キキョウは星形の花を咲かせ、つぼみは花びら同士がぴったりとくっついており、紙風船に似た形をしています。その姿から英名は“balloon flower”といわれています。

キキョウの写真

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?