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アスベストに関する健康相談Q&A
Q&A項目一覧
アスベストに関する一般論について
- Q1 アスベスト(石綿)とはどのようなものですか?
- Q2 アスベストは何に使用されているのですか?
- Q3 アスベストの特徴は何ですか?
- Q4 なぜ、アスベストは健康に悪いのですか?
- Q5 岩綿(ロックウール)と石綿(アスベスト)は違うのですか?
- Q6 自宅にアスベスト製品が使われているのではないかと不安なのですが。
アスベストが引き起こす病気について
- Q7 アスベストが原因で発症する病気にはどのようなものがありますか?
- Q8 アスベストをどのくらい吸い込めば病気になるのですか?
- Q9 胸膜中皮腫とはどのようなものですか?
- Q10 胸膜中皮腫の治療はどのようにするのですか?
- Q11 アスベストによる肺がんとはどのようなものですか?
- Q12 石綿肺とはどのようなものですか?
- Q13 びまん性胸膜肥厚とはどのようなものですか?
- Q14 アスベストによって生じる胸膜炎とはどのようなものですか?
病気の予防・早期発見・医療について
- Q15 アスベストを扱う職業に就いていましたが不安です。検診はどこで受けられますか?また、病気の予防法はありませんか?
- Q16 どのような症状があれば、これらの病気を疑う必要がありますか?
- Q17 自覚症状もあり、心配なのですが、どの病院で診てもらえますか?
患者・家族の方へ
- Q18 アスベストを取り扱う作業等により、がんになりました。どうすればよいですか?
- Q19 昔勤めていた工場はすでに廃業していて存在しませんが、自分(家族)はアスベストが原因で病気になりました。どうしたらよいですか?
- Q20 家族が中皮腫で死亡しました。自分も不安なので検診を受けたいのですが、どうすればよいですか?
Q&A
アスベストに関する一般論について
Q1 |
アスベスト(石綿)とはどのようなものですか? |
アスベストは天然の鉱物繊維で、熱、摩擦、酸やアルカリにも強い特性を持っています。つまり、丈夫で変化しにくく、加工しやすいなど建築材料、産業機械、化学設備などに幅広く使われてきました。 |
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Q2 | アスベストは何に使用されているのですか? | |
Q3 | アスベストの特徴は何ですか? |
アスベストの1本の繊維は直径数ミクロンからそれ以下、長さは数ミクロンから数十ミクロンといった非常に小さなものです。 |
Q4 | なぜ、アスベストは健康に悪いのですか? | |
Q5 | 岩綿(ロックウール)と石綿(アスベスト)は違うのですか? | |
Q6 | 自宅にアスベスト製品が使われているのではないかと不安なのですが。 |
アスベストが引き起こす病気について
Q7 | アスベストが原因で発症する病気にはどのようなものがありますか? |
アスベストを扱うことにより発症する疾病としては以下のものがあります。
なお、これらの病気を発症するまでの潜伏期は15年から50年程度とされています。 |
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Q8 | アスベストをどのくらい吸い込めば病気になるのですか? | |
Q9 | 胸膜中皮腫とはどのようなものですか? |
胸膜中皮腫は肺の外側を包む胸膜にできた悪性腫瘍です。「がん」の一種と考えてください。最初の症状は息切れや胸痛が多いとされていますが、初期ではほとんど症状が出ないこともあります。症状が進行すると大量の胸水がたまったり、腫瘍が大きくなって肺や心臓を圧迫して胸痛や息苦しさが出現します。 |
Q10 | 胸膜中皮腫の治療はどのようにするのですか? | |
Q11 | アスベストによる肺がんとはどのようなものですか? | |
Q12 | 石綿肺とはどのようなものですか? | |
Q13 | びまん性胸膜肥厚とはどのようなものですか? | |
Q14 | アスベストによって生じる胸膜炎とはどのようなものですか? |
胸膜腔内に胸水がたまって炎症がおこります。咳や呼吸困難などの症状がありますが、自覚症状がない場合が少なくないとされています。 |
病気の予防・早期発見・医療について
Q15 | アスベストを扱う職業についていましたが不安です。検診はどこで受けられますか?また、病気の予防法はありませんか? | |
---|---|---|
Q16 | どのような症状があれば、これらの病気を疑う必要がありますか? | |
Q17 | 自覚症状もあり、心配なのですが、どの病院で診てもらえればよいですか? |
まずは、かかりつけのお医者さんに相談してください。必要があれば、専門医療機関を紹介してもらえます。
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患者・家族の方へ
Q18 | アスベストを取り扱う作業等により、がんになりました。どうすればよいですか? |
業務上、アスベストを吸入してがんや石綿肺などの病気に罹った場合は労災として補償給付を受けられる場合がありますので、まずはお近くの労働基準監督署までご相談ください。 |
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Q19 | 昔勤めていた工場はすでに廃業していて存在しませんが、自分(家族)はアスベストが原因で病気になりました。どうしたらよいですか? | 業務上、アスベストを吸入してがんや石綿肺などの病気に罹った場合は労災として補償給付を受けられる場合がありますので、まずはお近くの労働基準監督署までご相談ください。 原発性肺がん・中皮腫の労災認定フロー図(PDF:61KB) |
Q20 | 家族が中皮腫で死亡しました。自分も不安なので検診を受けたいのですが、どうすればよいですか? | 検診については、Q15のAに同じです。各市町村の行う肺がん検診などの胸部エックス線検査を定期的に受けて病気の早期発見、早期治療に努めることが大切です。職場等で検診の機会のある方は忘れずに必ず受診してください。 |
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