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「海老芋」と「河内れんこん」を「なにわの伝統野菜」として新たに追加!

報道提供日時

2024年11月20日

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内容

 大阪府では、府内で昭和初期以前(概ね100年前)から栽培され、歴史・伝統をもつ大阪独自の品目について、「なにわの伝統野菜」として認証する制度を平成17年に創設し、これまで天王寺蕪をはじめ22品目を認証しています。
 このたび、新たに大阪独自の栽培方法によるものや府内特定地域の気候風土に育まれた野菜も「なにわの伝統野菜」として認証することとなりました。
 新たな要件により、「海老芋」と「河内れんこん」を「なにわの伝統野菜」として認証し、合計24品目となりましたので、お知らせします。 

■「海老芋」とは
 ・サトイモの一種である唐の芋(とうのいも)。
 土寄せという栽培技術を用い、海老のような湾曲した独特な形状と縞模様が特徴。
 ・旧南河内郡(現在の富田林市などが該当)は古来より200haもの唐の芋の栽培地であり、大正末から昭和初期にかけて「海老芋」栽培が起ったとされる。
 ・ほくほく感と粘り気の強さが特徴で、高級食材として取り扱われる。
 海老芋生産物の写真 海老芋料理の写真
 
■「河内れんこん」とは
 ・土地が低く、水はけの悪い地形であった旧茨田郡(現在の門真市、守口市などが該当)では、水稲に代わり蓮根栽培が盛ん。 
 ・奈良時代の書物によると、在来種である地バスが自生。
 ・大正時代に加賀と備中の品種が導入され、今の河内れんこんとなる。
 ・もちもちとした粘り気があるのが特徴。

 河内れんこんの生産物の写真 河内れんこんの料理の写真


■入手方法
 【海老芋】
 ・富田林市ふるさと納税返礼品
 ・あすかてくるで(JA直売所) 等
 
 【河内れんこん】
 ・京阪百貨店守口店
 ・ららぽーと門真の旬の駅 等
※栽培量に限りがあることから、取扱時期や数量にご注意ください。


■なにわの伝統野菜とは
 (1)昭和初期以前(概ね100年前)から大阪府内で栽培されてきた野菜。
 (2)苗、種子等の来歴が明らかで大阪独自の品目、品種、栽培方法によるもの、又は府内特定地域の気候風土に育まれたものであり、栽培に供する苗、種子等の確保が可能な野菜。
 (3)現在も府内で生産されている野菜。
<認証品目(24品目)>
 毛馬胡瓜(けまきゅうり)、玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)、勝間南瓜(こつまなんきん)、金時人参(きんときにんじん)、大阪しろな(おおさかしろな)、天王寺蕪(てんのうじかぶら)、田辺大根(たなべだいこん)、芽紫蘇(めじそ)、服部越瓜(はっとりしろうり)、鳥飼茄子(とりかいなす)、三島独活(みしまうど)、吹田慈姑(すいたくわい)、泉州黄玉葱(せんしゅうきたまねぎ)、高山真菜(たかやままな)、高山牛蒡(たかやまごぼう)、守口大根(もりぐちだいこん)、碓井豌豆(うすいえんどう)、難波葱(なんばねぎ)、堺鷹の爪(さかいたかのつめ)、馬場なす(ばばなす)、貝塚澤茄子(かいづかさわなす)、大阪黒菜(おおさかくろな)、海老芋(えびいも)、河内れんこん(かわちれんこん)


国連では、2030年までの国際目標として、「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本取組は、SDGsに掲げる17のゴールのうち以下のゴールの達成に寄与するものです。

SDGs2 SDGs13SDGs wheel

大阪府は「SDGs未来都市」として、SDGsの推進を図ってまいります。

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