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更新日:2024年5月23日

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ハルカス大学連携講座 第3回「今からはじまる、環境問題と向き合う時間 海プラ編」実施結果

「網に絡まったウミガメ」「かもめのおなかいっぱいのプラごみ」「マイクロプラスチック」・・・センセーショナルな写真やワードが並べられ、なんだか遠い世界のように感じる『海洋プラスチック問題』。
私たちの毎日のくらしに、ぐぐっとスケールダウンしてみましょう!

「そういやレジ袋有料なったな」「あのお店のストロー何か変わった?」「マイボトルはじめました!」
身近なくらしのなかに『海洋プラスチック』の“モト”や無意識の“プラスチックスマート(プラスチックとの賢いお付き合い)”を
暮らしに取り入れているかもしれません。
第3回は、「海洋プラスチック問題」をテーマに、情報をわかりやすくするために、イラストやグラフを使て視覚的に表現する手法”インフォグラフィック”に挑戦し、参加者みんなで“わたしの伝えたいこと”を“みんな”に分かりやすく伝える表し方を考えました。

第3回講座にご参加いただいた方はもちろん、このページをご覧になった「あなた」も、講座のグラフィックレコーディング画像やワークショップの作品をどんどんSNSで拡散してください!また、ワークショップ後に作成されたデータ可視化グラフや活用アイデアも、おなじハッシュタグでどんどんSNSで発信してください!ハッシュタグは「#大阪府常時監視」「#環境データ活用」です。
講座にご参加いただいた方をはじめ、本プロジェクトに関わっていただいているみんなとつながり、環境データを軸にした環境配慮行動や活動を継続していきましょう!

目次

  1. 開催日時
  2. 講座内容
  3. 講師等のプロフィール
  4. 当日の様子レポート
  5. ワークショップ成果集
  6. ワークショップで用いたデータはこちら
  7. もっと詳しく知る!つながる!第3回講師等の情報はこちら
  8. 参加者アンケートの結果
  9. 周知・取組状況
  10. 次回以降の講座

1.開催日時

令和3年10月23日(土曜日)13時30分から16時30分まで

2.講座内容

第1部

情報提供
大阪市 環境局 環境管理部 環境管理課 担当係長 斎藤 良幸氏

海洋プラスチック1-1
作画:グラフィックレコーダー あるが ゆう氏
ダウンロード用データはこちら(PNG:1,576KB)

講演 海洋プラスチック問題の最前線-京大非公認ベンチャー企業ピリカの挑戦-
講師 株式会社ピリカ 代表取締役 小嶌 不二夫氏

海洋プラスチック1-2
作画:グラフィックレコーダー あるが ゆう氏
ダウンロード用データはこちら(PNG:1,682KB)

第2部

ワークショップ データの「見える化」で暮らしに活かす~気象データの専門家と考える!~
総括ファシリテーター YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也氏

海洋プラスチック2
作画:グラフィックレコーダー あるが ゆう氏

ダウンロード用データはこちら(PNG:1,523KB)

3.講師等のプロフィール

講師

株式会社ピリカ 代表取締役 小嶌 不二夫氏

小嶌様

富山生まれ、神戸育ち。大阪府大(機械工学)卒。
京大院(エネルギー科学)を半年で休学し、世界を放浪。道中に訪れた全ての国で大きな問題となりつつあった「ごみの自然界流出問題」の解決を目指し、2011年に株式会社ピリカを創業。ピリカはアイヌ語で「美しい」を意味する。
世界中から2億個のごみを回収したごみ拾いSNS「ピリカ」、AIごみ分布調査システム「タカノメ」、マイクロプラスチック調査装置「アルバトロス」等の新規製品を生み出し、全てを事業化。ごみの自然界流出問題の根本解決に取り組む。
2013年にeco summit in Berlinで金賞、2021年に環境スタートアップ大臣賞を受賞。

総括ファシリテーター

YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也氏

佐藤様大学院時代には、気象予測モデルを使用したシミュレーションを活用した事例研究を行う。
その後、SE、民間気象情報会社を経て、気象業界を変えるべく独立しYuMake合同会社を設立。
気象データの提供を通じて、アプリやWebサービス等の付加価値向上、データ分析サービスへの気象データ活用に取り組む。
2017年から2018年にかけては、ハルカス大学と共同で地域での気象情報活用を推進するイベント「ハルカス気象大学」を実施。
「気象は人の生活のどこにでも関わっている」ことから、Code for Ikomaの立ち上げを機に、視野を広めることも含めてCivicTechやGovTechの領域へも挑戦。
地域におけるオープンデータ活用・ITを活用した地域活性化、行政におけるデジタルトランスフォーメーション・働き方改革・EBPMなどの伴走型ワークショップなども実施している。

  • 経歴等
    YuMake合同会社 代表社員 CEO
    総務省 地域情報化アドバイザー / 一般社団法人 コード・フォー・ジャパン フェロー
    大阪市立大学 都市防災教育研究センター 特別研究員
    Code for Ikoma 代表 / 防災士

グラフィックファシリテーター

あるが ゆう氏

あるが様

”即興描き”が得意な、グラフィックファシリテーター。
大学の卒業研究で「グラフィックレコーディング」を自らテーマにしたことをきっかけに、グラフィッカー歴4年目・全国で活動をしています。
原動力は、相手や知らない世界の「分からなさ」とそれを「知ること」。
普段は、港区のIT会社で事業開発の部門に所属し、新卒時から2足のわらじを奮闘中!

4.当日の様子レポート

第3回講座は、本事業初の対面とオンライン併用となりました!
対面にてもオンラインにても10代から60代以上の方まで幅広い年齢の方々にご参加いただき、特にワークショップは大いに盛り上がりました。

開始前

対面参加者の皆様にはシールアンケートを実施しました。
「会場の『あべのハルカス』周辺でポイ捨てされていそうなところ」にシールを貼ってもらった結果、駅の西側に集中した予想に!

シールアンケート

また、対面参加者限定でお揃いの名札も着用しました。
「ニックネーム等の呼ばれたい名前」「今の気分の顔」「お住まい」を記入していただきました!

名札

第1部

大阪府より講座の趣旨、テーマ「海洋プラスチック問題」にかかる府の取組みについての概要を説明しました。

第1部講座の様子1

続いて、大阪市環境局 斎藤様より、大阪市の取組みについて具体的事例を交えながらご紹介いただきました。

第1部講座の様子2

続いて、株式会社ピリカ 小嶌様より、同社が提供するごみ拾いSNS「ピリカ」をはじめとした「ごみの流出対策サービス」による市民参加データから見えてきた、日常生活で目にする意外なプラスチック製品の流出事例を交えながら、「海洋プラスチック問題の最新動向」について楽しくご説明いただきました。

第1部講座の様子3

第2部

YuMake合同会社 佐藤様に総括ファシリテートいただき、ワークショップを行いました。
また、各グループファシリテーターは現役大学生が担い、「海洋プラスチック」に関連した様々なデータを活用して、どのようにデータを可視化すれば「みんなに伝えたいこと」を多くの「シェア」に繋げられるのか、身近な暮らしの中のシチュエーションからディスカッションしてインフォグラフィックで表現しました。

 第2部講座の様子1

グラフィックレコーディングも”インフォグラフィック”のひとつです。
ここで、グラフィックレコーダー あるが様から、グラフィックレコーディングを交えた第1部の振り返りのご説明をいただきました。

第2部講座の様子2

第3回では株式会社ピリカ様、泉大津市、大阪市、大阪府等のプラスチックごみ調査データを活用!
グループごとに「テーマ設定」から「切り口の検討」を話し合い、データを可視化するとともに、相手に何を伝えたいかをCanvaで画像1枚にまとめました。

対面チームの様子

オンラインチームの様子

グループ毎に成果を発表いただき、講師の皆様から総括コメントをいただきました。

5.ワークショップ成果集

ワークショップにてチームごとに作成した環境データの可視化およびそのデータからインフォグラフィックで表現した「みんなに伝えたいこと」の検討結果を紹介します。
※時間切れで作成途中の作品もございます。

プラスチックごみ問題 皆さんの足元には何がありますか? 難波も梅田を見習おう!

ゴミ拾いにおけるコロナの影響 ここにもあるよプラスッチック 可視化ストーリーの検討シート

6.ワークショップで用いたデータはこちら

7.もっと詳しく知る!つながる!第3回講師等の情報はこちら

株式会社ピリカ

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YuMake合同会社

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あるが ゆう様

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「ハルカス大学」プロジェクト

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大阪市 環境局 環境管理課

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大阪府 環境農林水産部 エネルギー政策課

※画像クリックで各社・団体・個人のホームページにリンクします。

8.参加者アンケートの結果

第3回アンケート結果

大阪府では、大阪湾に浮遊するマイクロプラスチックや海岸における漂着ごみの実態を把握する調査を行い、データを公表しています。
このデータを活用したいと思うか質問してみました!
その結果、すでに活用している方が10%、今後は活用したいと回答してくださった方が87%となりました。

また、今回の講義の内容は今後の行動を変えるきっかけになりそうですか?という質問に対しては、90%の参加者が「今後の行動を変えるきっかけになりそう」と回答してくださいました!

9.周知・取組状況

講座にご参加いただいたみなさん、ご自身の取組みをSNSで発信しましょう!また、本日のお仲間の取組をフォローしましょう!
参加できなかったみなさん、参加された方の講座後の周知・取組状況をウォッチングしてみましょう!
ハッシュタグは「#環境データ活用」「#大阪府常時監視」です。

10.次回以降の講座

次回以降の講座情報は持続可能なくらし創造プロジェクトのページで順次更新していきます。お楽しみに!

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