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更新日:2024年5月23日

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海洋プラスチックごみ対策

海洋プラスチックごみ問題については、G20大阪サミットにおいて、「2050年までに海洋プラスチックごみによる新たな汚染ゼロ」をめざす「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有されました。
大阪府では、ビジョンの実現に貢献するため、住民、事業者、NPO等の団体、周辺自治体など幅広い関係者とのパートナーシップのもと、海洋プラスチックごみの削減と良好な水環境の創造のための様々な施策を展開しています。

新着情報

海洋プラスチックごみの国内外の状況

大阪湾の海岸では、たくさんのプラスチックごみが漂着しています。これらの多くは、直接海に捨てられたごみではなく、道路など街なかや山でポイ捨てされたごみが雨や風により川から海へと運ばれたもので、海洋環境や生物に深刻な影響を与えています。実は、海洋プラスチックごみの多くが、陸域由来と考えられています。
また、漂流していく中で紫外線などにより細かく砕かれて、マイクロプラスチックとなり、これに吸着した有害化学物質が食物連鎖によって取り込まれ、生態系に影響を与えることが懸念されています。

画像:大阪湾の海岸に漂着したプラスチックごみ
大阪湾の海岸に漂着したプラスチックごみ

画像:プラスチックごみに傷つけられた海鳥
プラスチックごみに傷つけられた海鳥※1

画像:海に流れていくごみのフロー
海に流れていくごみのフロー チラシ(PDF:1,361KB)

(※1引用:United Nations“Clean Seas campaign aims to combat marine plastic litter”27 Apr 2017 VIDEO:Oceans)

主な取組

おおさかプラスチックごみゼロ宣言

大阪府と大阪市は、平成31年1月28日に、使い捨てプラスチック削減のさらなる推進やプラスチックの資源循環の推進などを盛り込んだ「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を共同で行いました。
「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」の趣旨に賛同する府内市町村等行政機関、業界団体、NPO、学校、事業者等を随時募集しています。

おおさかマイボトルパートナーズ

大阪府では、マイボトルの普及による使い捨てプラスチック容器の使用削減を進めるため、「おおさかマイボトルパートナーズ」を立ち上げました。

おおさかプラスチック対策推進プラットフォーム

海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、業種を超えた幅広い関係者が柔軟に連携し、具体的な対策の検討や効果検証等を行うとともに、効果的な取組みを広く共有・発信するプラットフォームを設置しました。

ごみゼロアクション(府域一体となった清掃活動)

 大阪府では、「2025年大阪・関西万博」や「2026年全国豊かな海づくり大会」の開催に向け、街・川・海にごみのないきれいな大阪の実現をめざし、府内全域で地域、企業、団体、市町村等と連携して取組内容の発信も行い、オール大阪でのごみ削減や機運醸成を図る「OSAKAごみゼロプロジェクト」を実施しています。

 その一環として、街・川・海でのごみ拾いの連携・促進のため、清掃活動(愛称:ごみゼロアクション)の活性化に取組んでいます。

 本取組みでは、多くの府民の皆様に清掃活動に取組んでいただけるよう、府民のみなさまや事業者・団体等のみなさまが府域全域で実施していただく清掃活動について、大阪府ホームページでの発信などを行って参ります。

 みなさまが実施される(実施された)清掃活動について、情報をぜひお寄せください。

企業連携

大阪府では、環境関連分野において事業者と連携協定を締結し、海洋プラスチックごみの削減に向けて連携した取組みを推進しています。

啓発活動

環境関連イベントへのブース出展や出前授業等により、海洋プラスチックごみ問題の周知啓発を行っています。

関西広域連合の取組みについて

関西プラスチックごみゼロ宣言

関西広域連合では、関係自治体が連携してプラスチックごみゼロに向けた取組みを行うため、令和元年5月23日(木曜日)に宣言を行いました。

「関西プラスチックごみゼロ宣言」宣言式の写真

プラスチック対策検討会

関西広域連合プラスチック対策検討会では、「プラスチックごみ対策の先進地域・関西」を確立するため、プラスチック代替品の開発支援・普及促進、プラスチックごみ散乱・流出抑制等について関西広域での取組みを進め、地域創生をめざします。

他室課の取組み

関連計画

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