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更新日:2024年5月23日

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ハルカス大学連携講座 第2回「あれ?なんか昔と違わへん?!進んだんか?おんだんか」実施結果

「脱炭素」「猛暑」「2050年」・・・物々しいワードが並べられ、なんだか遠い世界のように感じる「温暖化」。
私たちの毎日の暮らしに、ぐぐっとダウンスケールしてみましょう!
サクラ咲くの早なった?夏、暑すぎておソトでられへん?あのころ聞いてたセミの声せぇへんな?実は身近な「温暖化」の発見があるかもしれません。
第2回は、温暖化をテーマに、「いきもの×気温データの可視化」「どんなときに参考にできそうか」を参加者みんなで考えました。

第2回講座にご参加いただいた方はもちろん、このページをご覧になった「あなた」も、講座のグラフィックレコーディング画像やワークショップの作品をどんどんSNSで拡散してください!また、ワークショップ後に作成されたデータ可視化グラフや活用アイデアも、おなじハッシュタグでどんどんSNSで発信してください!ハッシュタグは「#大阪府常時監視」「#環境データ活用」です。
講座にご参加いただいた方をはじめ、本プロジェクトに関わっていただいているみんなとつながり、環境データを軸にした環境配慮行動や活動を継続していきましょう!

目次

  1. 開催日時
  2. 講座内容
  3. 講師等のプロフィール
  4. 当日の様子レポート
  5. ワークショップ成果集
  6. ワークショップで用いたデータはこちら
  7. もっと詳しく知る!つながる!第2回講師等の情報はこちら
  8. 参加者アンケートの結果
  9. 周知・取組状況
  10. 次回以降の講座

1.開催日時

令和3年8月21日(土曜日)13時30分から17時まで

2.講座内容

第1部

講演1

まずは自分でデータを集めてみるべし!~市民参加型の生物調査から見えてくる気候変動~
講師 株式会社バイオーム 代表取締役 藤木 庄五郎氏

藤木様
作画:グラフィックレコーダー あるが ゆう氏

ダウンロード用データはこちら(PNG:1,398KB)

講演2

気候変動のことを専門家にキコー~気温の変化と生物の変化~
講師 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 おおさか気候変動適応センター 主任研究員 高井 雄一郎氏

高井様
作画:グラフィックレコーダー あるが ゆう氏

ダウンロード用データはこちら(PNG:1,404KB)

バーチャルバックヤードツアー

説明者 近鉄不動産株式会社 アセット事業本部 ハルカス事業部 部長 西畑 宏昭氏

バックヤードツアー
作画:グラフィックレコーダー あるが ゆう氏

ダウンロード用データはこちら(PNG:968KB)

第2部

ワークショップ データの「見える化」で暮らしに活かす~気象データの専門家と考える!~

総括ファシリテーター YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也氏

ワークショップ
作画:グラフィックレコーダー あるが ゆう氏

ダウンロード用データはこちら(PNG:1,279KB)

3.講師等のプロフィール

講師

株式会社バイオーム 代表取締役 藤木 庄五郎氏

藤木様

1988年7月生まれ。大阪府出身。2017年3月京都大学大学院博士号(農学)取得。
在学中、衛星画像解析を用いた生物多様性の可視化技術を開発。
ボルネオ島の熱帯ジャングルにて2年以上キャンプ生活をする中で、環境保全を事業化することを決意。
博士号取得後、株式会社バイオームを設立、代表取締役に就任。
生物多様性の保全が人々の利益につながる社会を目指し、世界中の生物の情報をビッグデータ化する事業に取り組む。
データを活かしたサービスとして生きもの図鑑アプリ「Biome」を開発・運営。
経済産業省が認定する『J-Startup』にも選出。

地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 おおさか気候変動適応センター 主任研究員 高井 雄一郎氏

高井様

大阪府域の気候変動に関連する情報拠点である「おおさか気候変動適応センター」に勤務する研究員。
大阪の気温や降水量の変化やそれらが農林水産業や自然生態系に与える影響について、分かりやすく解説。
センターの運営母体である地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所の関連の成果など具体的な「適応策」も伝えている。

総括ファシリテーター

YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也氏

佐藤様大学院時代には、気象予測モデルを使用したシミュレーションを活用した事例研究を行う。
その後、SE、民間気象情報会社を経て、気象業界を変えるべく独立しYuMake合同会社を設立。
気象データの提供を通じて、アプリやWebサービス等の付加価値向上、データ分析サービスへの気象データ活用に取り組む。
2017年から2018年にかけては、ハルカス大学と共同で地域での気象情報活用を推進するイベント「ハルカス気象大学」を実施。
「気象は人の生活のどこにでも関わっている」ことから、Code for Ikomaの立ち上げを機に、視野を広めることも含めてCivicTechやGovTechの領域へも挑戦。
地域におけるオープンデータ活用・ITを活用した地域活性化、行政におけるデジタルトランスフォーメーション・働き方改革・EBPMなどの伴走型ワークショップなども実施している。

  • 経歴等
    YuMake合同会社 代表社員 CEO
    総務省 地域情報化アドバイザー/一般社団法人 コード・フォー・ジャパン フェロー
    大阪市立大学 都市防災教育研究センター 特別研究員
    Code for Ikoma 代表/防災士

グラフィックファシリテーター

あるが ゆう氏

あるが様

”即興描き”が得意な、グラフィックファシリテーター。
大学の卒業研究で「グラフィックレコーディング」を自らテーマにしたことをきっかけに、グラフィッカー歴4年目・全国で活動をしています。
原動力は、相手や知らない世界の「分からなさ」とそれを「知ること」。
普段は、港区のIT会社で事業開発の部門に所属し、新卒時から2足のわらじを奮闘中!

4.当日の様子レポート

第2回講座は、新型コロナウイルス感染拡大にかかる緊急事態宣言期間中の開催となったため、第1部、第2部ともにオンラインにて実施しました。
急遽の実施方法変更となりましたが、10代から60代以上の方まで幅広い年齢の方々にご参加いただき、質疑応答でも大いに盛り上がりました。

第1部

大阪府より講座の趣旨、テーマ「温暖化」についての概要を説明しました。

第1部講座の様子1

続いて、株式会社バイオーム 藤木様より、生きもの図鑑アプリ「Biome」による市民参加データから見えてきた、大阪でもみられる生きものの変遷を交えながら、「現場の気付きを集めることの重要性」について楽しくご説明いただきました。

第1部講座の様子2

続いて、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 おおさか気候変動適応センター 高井様より、これからの予測を踏まえた世界的な温暖化の状況と、私たちの食卓にのぼる身近な“大阪産(もん)”への影響について楽しくご説明いただきました。

第1部講座の様子3

最後にグラフィックレコーダー あるが様から、グラフィックレコーディングを交えた振り返りのご説明をいただきました。

第1部講座の様子4

バーチャルバックヤードツアー

第2回の特別企画!あべのハルカスの環境配慮取組を巡るバックヤードツアーを本講座では予定していましたが、急遽オンラインでの実施に伴い、近鉄不動産株式会社 西畑様に、学生が現場を巡る臨場感ある映像に楽しい解説を加えていただく“バーチャルツアー”を行いました。

バーチャルバックヤードツアー

第2部

YuMake合同会社 佐藤様に総括ファシリテートいただき、ワークショップを行いました。
また、各グループファシリテーターは現役大学生が担い、参加者によるデータの可視化や見えてきた「温暖化」のディスカッションを円滑にすすめていただきました。

第2部講座の様子1

第2回では気象庁が公開している「生物季節観測」及び大阪府の「大阪府の大気情報ページ」に公表されている観測データを活用!
グループごとに「さくらの開花日」「アブラゼミの初鳴日」「いちょうの黄葉日」「かえでの紅葉日」「うめの開花日」から調べてみたいテーマを選び、データを可視化するとともに、グラフからわかること、どんなときに参考にできそうかをGoogleスライド1枚にまとめました。

第2部講座の様子2

グループ毎に成果を発表いただき、講師の皆様から総括コメントをいただきました。

5.ワークショップ成果集

ワークショップにてチームごとに作成した環境データの可視化およびそのデータが活用できるシチュエーションの検討結果を紹介します。

6.ワークショップで用いたデータはこちら

7.もっと詳しく知る!つながる!第2回講師等の情報はこちら

株式会社バイオーム

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地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所
おおさか気候変動適応センター

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YuMake合同会社

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あるが ゆう様

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「ハルカス大学」プロジェクト

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大阪府 環境農林水産部 エネルギー政策課

地球環境事業のご案内

※画像クリックで各社・団体・個人のホームページにリンクします。

8.参加者アンケートの結果

アンケート集計結果のインフォグラフィック

この講座に参加した人の90%の方が、今後の行動変えるきっかけになったと感じました。

この講座に参加した人の67%の方が、今後環境データ(※)を活用してみたいと感じました。
※環境データとは大阪府が公表している大気や水質など暮らしに密接したデータのことです。

この講座に参加した人の71%の方が、環境データやいきものデータを活用して身近な温暖化の観測をしたいと感じました。

この講座に参加された方全員が、身近に温暖化を感じています。
温暖化を他人事ではなく、自分事として身近なことから取組んでみませんか?

9.周知・取組状況

講座にご参加いただいたみなさん、ご自身の取組みをSNSで発信しましょう!また、本日のお仲間の取組をフォローしましょう!
参加できなかったみなさん、参加された方の講座後の周知・取組状況をウォッチングしてみましょう!
ハッシュタグは「#環境データ活用」「#大阪府常時監視」です。

10.次回以降の講座

次回以降の講座情報は持続可能なくらし創造プロジェクトのページで順次更新していきます。お楽しみに!

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