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更新日:2024年7月12日

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OAビジネス科:訓練科目の紹介

OAビジネス科は、時代に即応した「パソコンによる事務処理能力」を身につける科目です。

オフィスオートメーション画像

OAビジネス科の「OA」ってなんのこと?

Office Automation(オフィスオートメーション)の略で、「会社の事務作業における能率向上のために行われる自動化」という意味です。ちょっとピンときませんよね。簡単に言えば、パソコンやFAXなどを使って、書類を作成・保存したり、検索や送付など効率的に事務作業を行うことです。最近ではほとんどの会社で一人一台のパソコンを使い、様々な事務処理やメールのやり取り、インターネットを駆使した作業を行っています。

どんな事を勉強するの?

学科では、コンピューターの仕組みやネットワークなどパソコンを使う上で必要となる関連知識や、事務の基礎となる商業簿記について勉強します。

実習では、ワープロ(Word)、表計算(Excel)、プレゼンテーション(PowerPoint)といった代表的なオフィスソフトの使い方を勉強します。

パソコンってほとんど使ったことがなくて…授業についていけるか心配

すべての教科において、初心者を対象としたカリキュラムに設定しています。パソコンも電源の入れ方から始めます。ワードやエクセルなども基礎からじっくりと勉強します。資格取得にも力を入れていますが、何より大事なのは会社に入ってから即戦力となって活躍できるよう、ソフトの操作方法や活用方法を幅広く学ぶことです。それぞれのソフトを単独で使うだけでなく、相互を連携させ、実践力を養います。年齢や経歴、障がいの異なる皆さんが一緒になって楽しい雰囲気で真剣に勉強しています。

OAビジネス科の目指すところは

OAビジネス科の大体の内容は分かっていただけたでしょうか。それではここから、OAビジネス科の目指すところをお話したいと思います。

私たちの最終目標は「就職」です。徐々に完全失業率が改善されてきているとはいえ、いまだ厳しい雇用情勢が続いています。事務職の求人票にある必要な経験欄には、まず「ワード・エクセルの操作ができること」と書かれています。

しかし、それだけで本当に就職ができるのでしょうか。ワードやエクセルの操作ができる人は、数え切れないほどいます。パソコンはあくまで仕事をするための「道具」に過ぎません。単に道具が使えるだけでは、会社にとって魅力的な人材とは言えないのです。ビジネスにおいてIT(Information Technology)だけの時代はそろそろ終わりつつあります。これまでのITに加えて必要とされているのは、「コミュニケーションの力」です。そう…時代は今、ICT(Information & Communication Technology)へ!!

会社が、そして世の中が大きく求めている「能力」、それは…

挨拶から始まる職業人として必要な基本的マナー、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、と言えるでしょう。

OAビジネス科では、入校当初からそのための素地を養うための実習を行っています。テーマを設け、問題意識を持って自分で考える、インターネットなどを使って様々な情報を収集し取捨選択をする、グループで意見を出し合いまとめる、それをワードやエクセルで資料にし、パワーポイントを使って発表する、というような流れです。お互い協力し合いながら、一人一人がとても積極的に取り組んでいます。

与えられたルーチンワークをこなすだけでなく、企画や立案、事務処理の改善策まで提案できるような、周囲から頼られる職業人を目指してみませんか。

社会でいきいきと活躍し、一層輝きを増したあなたにきっと出会えることでしょう!

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