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大阪府における交通安全対策及び無電柱化に関する取り組み
大阪府が管理する道路において、誰もが安全で安心できる道路交通環境となるよう、歩行者等の安全な通行確保や、幹線道路等における交通安全対策を進めています。
また、都市防災の向上や、安全で快適な通行空間の確保、良好な都市景観の確保の観点から無電柱化を推進しています。
ここでは、両事業の一部を紹介します。
交通安全施設等整備事業
歩道整備
歩行者や自転車の通行が多い道路や、通学路に指定されている道路などにおいて、歩道の整備を行い歩行者の安全を確保します。
整備前
整備後
国道旧170号(大東市中垣内)
歩行空間整備
道路の幅員が狭く歩行空間を十分に確保できない箇所について、歩行者等がより安全に通行できるよう、側溝の蓋かけや、路肩のカラー化(グリーンベルトなど)を行っています。
側溝の蓋かけ
整備前
整備後
柏村南本町線(八尾市八尾木)
路肩のカラー化(グリーンベルトなど)
整備前
整備後
富田林太子線(太子町山田)
交通安全付属施設整備
車両用防護柵、路面標示などの設置により、歩行者の安全を確保します。
車両防護柵などの設置
整備前
整備後
国道480号(和泉市いぶき野)
路面標示などの設置
整備前
整備後
鴻池新田停車場線(大東市諸福)
歩道のバリアフリー化
市町村が策定するバリアフリー法に基づくバリアフリー基本構想の特定道路等に位置づけられた道路を優先して、段差改善や視覚障がい者誘導用ブロックの設置など歩行空間のバリアフリー化を図ります。
整備前
整備後
西京高槻線(高槻市天神町)
自転車通行空間整備
自転車通行空間10か年整備計画(案)(平成28年度から令和7年度)に基づき、自転車通行空間(青矢羽根型路面表示)の整備を進めます。
整備前
整備後
堺阪南線(貝塚市津田北)
「大阪府自転車通行空間10か年計画(案)」については、こちら(別ウィンドウで開きます)をご覧ください
交差点改良
右折専用レーンなどの車線を新設、拡充することで交差点の流れなどを改善し、渋滞の解消や、事故の軽減を図ります。
整備前
整備後
国道307号(枚方市杉)
無電柱化推進事業(電線共同溝)
大阪府無電柱化推進計画(平成30年3月)に基づき、都市防災の向上や安全で快適な歩行空間の確保、良好な都市景観の確保の観点から無電柱化を推進します。特に、南海トラフ巨大地震等で大きな被害が想定される都心部や沿岸部に向かう緊急車両の通行ルート(広域緊急交通路(重点14路線))及び広域緊急交通路(重点14路線)から広域防災拠点や災害医療拠点、後方支援活動拠点へアクセスする道路について重点化を図ります。
整備前
整備後
国道176号(豊中市中桜塚)
断面図面