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栽培されている代表的な品種
柏原市、交野市などでは、市場出荷をはじめ、観光ぶどう狩り、直売などさまざまな形でぶどうが販売されています。このため主力品種の他にも、多くの品種が栽培されていますが、その中でも代表的な品種を紹介します。
代表的なぶどう品種
![デラウエアの写真](/images/24736/dera11.jpg)
デラウエア
小粒
アメリカのオハイオ州デラウエア原産。
「種なしぶどう」として有名。
大阪の主力品種。
![ベリーAの写真](/images/24736/img_1463.jpg)
マスカット・ベリーA
中粒
ベリーとマスカットハンブルクの交配種
生食用とワイン用の兼用品種。
種あり栽培が多い。ぶどう狩りでもよく見られる。
![スチューベンの写真](/images/24736/stuben1.jpg)
スチューベン
小粒から中粒
収穫期は8月下旬から9月。非常に甘く、ぶどう狩りにむく品種
![アレキの写真](/images/24736/areki11.jpg)
マスカット・オブ・アレキサンドリア
大粒
エジプト原産。代表的な青ぶどう。高級品種として有名。
「マスカット」といえば、この品種を指す。
マスカットと名前がつくぶどうは多いため、「アレキ」と省略することが多い。
雨に極端に弱いため、古くから温室で栽培されていたので、「温室ぶどう」とも言われている。
![ネオ・マスカットの写真](/images/24736/neomaskat1.jpg)
ネオ・マスカット
中粒
アレキと甲州三尺の交配品種
省略して「ネオマス」と呼ぶことが多い。
大阪でも多く栽培されていたが、最近は栽培面積が減っている。
![甲州写真](/images/24736/kousyu1111.jpg)
甲州
中粒
山梨県で800年前から栽培されていたと言われているぶどう。
大阪でも明治時代から栽培され、昭和40年頃まで多く栽培されていた。
収穫期が遅く、10月頃になり、台風被害を受けやすいことなどから栽培面積が減った。
現在、大阪府内では柏原市以外ではほとんど栽培されていない。
近年、ワイン用品種として人気がでている。
シャインマスカット
大粒
近年、栽培が増加している注目の新品種。
マスカットの香りがする皮ごと食べられる品種として人気がある。
![巨峰の写真](/images/24736/kyohou1.jpg)
巨峰
大粒
センテニアルと大粒キャンベルスの交配種。
大粒ぶどうの代表的な品種の一つ。
種あり栽培が多かったが、最近は種なしも一部で見られる。
![ピオーネの写真](/images/24736/img_1457.jpg)
ピオーネ
大粒
巨峰とカノンホールマスカットの交配種。
種なしぶどうで人気の大粒品種。
![ふじみのりの写真](/images/24736/img_1459.jpg)
藤稔(ふじみのり)
大粒から極大粒
井川682号とピオーネの交配種。
直径約4cm以上にもなり、大きな粒が特徴。
贈答用ぶどうとしても人気。
![べにずいほうの写真](/images/24736/benizuihou1.jpg)
紅瑞宝(べにずいほう)
大粒
クロシオとゴールデンマスカットの交配種。
果皮は赤く着色する品種で、香りがよく、柏原市で栽培されている。
![ゴルビーの写真](/images/24736/golbee1.jpg)
ゴルビー
大粒
レッド・クィーンと伊豆錦の交配種。
ピンクから赤色に着色する品種として贈答用の詰め合わせの品種として、栽培されている。