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電気主任技術科
2年間の目標
電気設備関係の業務は広範囲で多岐にわたっています。このうち、電気・受変電設備の運転・保守業務には、電気事業法及び電気工事士法により、「電気設備の工事・保守に従事するためには有資格者でないと従事できない」と定められています。
当科では、これら作業に必要な資格取得と、電気設備の保守・管理や電気設備工事の主任技術者として活躍できるよう、各種資格取得及び技術習得をしていただくことを目指します。
授業について
仕上がり像
- 電気配線工事ができる。(高圧、低圧)
- 電気設備の点検、修理(保守管理)ができる。
- 電気回路図面の読み書きができる。
- シーケンス制御回路の設計製作ができる。
授業内容
2年間のおおまかな流れ
主な学科
- 第3種電気主任技術者試験対策
電気理論、法規、機械、電力の4科目を合格することにより取得でき、合格に向けての授業を基礎から行います。
1年次に法規、電力 2年次で理論、機械と2年間で合格を目指します。 - 電気機器
直流モータ、誘導モータ、同期モータ、変圧器など各種電気機器の知識、使い方、保守などを学びます。 - 電気理論演習
数学基礎、電気数学、回路計算など問題演習
主な実技
- 第1種、第2種電気工事士試験対策
電気配線作業、工具の使い方、電気部品の使い方などを基礎から学んでいきます。
- CAD実習
CAD操作方法、電気図記号、電気回路図面(AutoCAD、JW_CAD)を使用し基礎から学んでいきます。
(CAD実習課題) - 電気設備保守管理実習
電気設備の仕組み、保守点検用測定機器の扱い方、保守点検の仕方を学んでいきます。
- シーケンス回路組立実習
有接点シーケンス、プログラマブルコントローラーを学び、工場の生産ラインなどの自動化技術を学びます。
取得可能な資格
- 第3種電気主任技術者
- 第1種電気工事士(実務経験要)
- 第2種電気工事士
- 甲種第4類消防設備士
使用機器
有接点シーケンス
プログラマブルコントローラー
サーボモータ など
ビル設備管理実習装置
開放型高圧受変電実習設備
電柱実験装置
防災システム実習装置
キュービクル受変電実習設備など
就職について
主な職種
- 電気管理技術者
- ビル設備管理
- 消防設備点検・工事等
- 施工管理者
主な就職先
一般財団法人 関西電気保安協会、大阪ガスファシリティーズ株式会社、京阪ビルテクノサービス株式会社、イオンディライト株式会社、株式会社ビケンテクノ、東洋ビルメンテナンス株式会社等
科目で必要な費用
- 教科書、作業服、工具代など 概ね80,000円
- 資格受験料概ね35,000円
授業風景等